オクラホマシティ・サンダーは2024年6月21日、ガードのジョシュ・ギディと引き換えに、シカゴ・ブルズからガードのアレックス・カルーソを獲得したことを発表した。
カルーソは昨季ブルズで71試合に出場し、1試合平均3.5アシストをあげたほか、得点(10.1)、リバウンド(3.8)、スティール(1.69)、ブロック(1.00)で自己最多を記録。平均出場時間は28.7分で、フィールドゴール成功率はキャリア最高の46.8%、3ポイントショット成功率は40.8%だった。
2023-24シーズンのNBAハッスル賞を受賞したカルーソは、1試合あたりのディフレクト数(3.7)でリーグトップ、1試合あたりのスティール数は4位、1試合あたりのルーズボール回収数(1.0)は5位にランクイン。昨季、リーグで唯一130本以上の3Pショット成功、100本以上のスティール、70本以上のブロックを記録した選手であり、これは2020-21シーズン以来の快挙となった。
オールディフェンシブ・チーム2度選出(2022-23シーズンはファーストチーム、2023-24シーズンはセカンドチーム)のカルーソは、ブルズとロサンゼルス・レイカーズで363試合に出場し、1試合平均6.8得点、2.9リバウンド、2.9アシスト、1.29スティールを記録。カレッジ・ステーション出身のカルーソは、テキサスA&M大学在籍後、NBA Gリーグのオクラホマシティ・ブルーでプロとしてのキャリアをスタートさせている。
Welcome to OKC, @ACFresh21 🫡 https://t.co/T4y9Bht5fB pic.twitter.com/LPFpEeQQlp
— OKC THUNDER (@okcthunder) June 21, 2024
ギディーは2023-24シーズン、サンダーで80試合に出場し、1試合平均25.1分のプレイで12.3得点、6.4リバウンド、4.8アシストをマーク。メルボルン(オーストラリア)出身のギディーは、サンダーでのキャリア通算210試合に出場し、1試合平均13.9得点、7.3リバウンド、5.7アシストを記録している。
サンダーのサム・プレスティ・ゼネラルマネジャーの声明
私たちはジョシュのチームへの多大なる貢献に感謝するとともに、彼がシカゴでのチャンスを生かしてくれると確信しています。
2021年にジョシュをドラフト指名したとき、彼は私たちの描くサンダーの次期構想に欠かせない存在でした。それ以来、このチームは私たちが予想もしなかった形で急速かつダイナミックに進化してきました。そのため、このオフに社内で話し合いを始めたところ、来季はジョシュをベンチ出場させることが、彼の多くの才能を最大限に引き出すとともに、チームを48分間にわたってより効率的に機能させる最良の選択肢だという判断を下しました。
私たちはジョシュに、彼の強みを生かし、最終的には現在のロスターとタレントを最適化する方について説明しましたが、ジョシュにはその未来を思い描きにくく、話し合いは他での可能性について尋ねる方向に進みました。いつものことながら、ジョシュは話し合いの間中、最高のプロとしての姿勢を見せてくれました。 ジョシュにはオールスターのポテンシャルがありますが、現在のサンダーでそのポテンシャルを生かすことはチームにとって最適とは言えません。この話し合いに基づき、私たちは組織にとってベストなことを優先し、次に進む決断しました。
アレックス・カルーソは、私たちが常に高く評価し、ずっと追いかけてきた選手です。彼はサンダーの象徴のような選手で、並外れたコンペティターであり、多次元的なスキルを持つチームメイトでもあります。彼の存在とゲームは、オクラホマシティで持続可能な一流のプログラム構築の努力を続ける私たちのチームのコアをレベルアップしてくれることでしょう。アレックスはプロとしてのキャリアをサンダー/ブルーでスタートさせた選手であり、彼をチームに迎える機会は私たちのチームとカルチャーを真に高めるものだと感じました。アレックスがサンダー・ブルーに身を包む姿を(再び)見ることができることはこの上ない喜びです。
関連記事(ジョシュ・ギディー)