ジョシュ・ギディーのトレードに対するチームメイトのリアクション
JWill and Josh Giddey @OKCThunder
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6月20日、オクラホマシティ・サンダーがジョシュ・ギディーをシカゴ・ブルズに送り、代わりにアレックス・カルーソを獲得するというニュースを『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じ、翌21日には、サンダーがトレード成立を正式に発表した。

放出した選手(ギディー)について、サム・プレスティGMが声明を出すというちょっと異例のリリースとなっている。

今回は、ギディー放出のウォジ砲が出てからのサンダーの選手たちのリアクションを紹介するとともに、各選手とギディーの関係について個人的な感想を交えて振り返っていきたい。

JWillことジェイリン・ウィリアムズ

JWillことジェイリン・ウィリアムズはインスタグラムのストーリーを更新。

この、JWillがギディーをハグしている写真は2人の仲の良さを表していると思う。

JWillのインスタグラムストーリーより

 

一時期ギディーが落ち込んでいたときに、常に横で彼を巻き込んでいたのがJWillだった。

ギディーがチームメイトとはしゃいでいるところはあまり見かけない。

ただし、試合の日にアリーナがオープンする前、JWillとギディーは同じタイミングでよく練習をしていて、いつもJWillが何かしらギディーにちょっかいを出しているのを見かけたことは何度となくある。

JWillはもともと周りを巻き込んでいく、気遣いのできるタイプなのだと思う。冗談を言って2人はよく笑っていた。

それは練習施設でも同じ。

ギディーがJWillについて悪態をついていたのも2人が仲が良いからこそだったのだろう。

アーロン・ウィギンズ

アーロン・ウィギンズもインスタグラムのストーリーを更新。

アーロン・ウィギンズのインスタグラムストーリーより
アーロン・ウィギンズのインスタグラムストーリーより

 

アーロンはギディーと同じ2021年のドラフトでサンダーに指名されている。

ギディーが6位、トレイ・マンが18位、ジェレマイア・ロビンソン・アール(JRE)が32位、そしてアーロンが55位での指名だった。

JREが去り、トレイが去り、そして今回ギディーが去り、2021年組は55位指名のアーロンのみになった。

ギディーとアーロンが特別仲が良かったかどうかは私にはわからない。2人が一緒のところをあまり見ることはなかった。

アーロンはとにかくトレイと仲が良く、終盤は特に一緒にディフェンスの指導を受ける姿をよくみかけた。

2021年組のなかでは、ギディーはどちらかというとJREと仲が良かったように思う。インスタグラムで2人が買い物しているところがアップされていたというだけの理由なので、憶測に過ぎないが。

それでもこうして同期が1人また1人といなくなるのはさみしいものだろう。

JDubことジェイレン・ウィリアムズ

JDubことジェイレン・ウィリアムズもインスタグラムのストーリーを更新。

JDubのインスタグラムストーリーより
JDubのインスタグラムストーリーより
JDubのインスタグラムストーリーより

 

JDubも練習のタイミングも違っていてそんなにギディーと一緒にいるところを見かけなかったけれど、試合後の会見ではやっぱりちょっかいを出していたし、昨季のギディーの状況を振り返って想いを馳せていたので、このタイミングでいなくなるのはショックではあるとは思う。

チーム内のことは本人たちにしかわからないし、本当に推測することしかできないけど、JDubの2年目の飛躍的な成長がギディーの弱点をさらに顕在化したというか、2人は立場的に必ずしも超仲良しというわけにはいかなかったのではないだろうか。

特にギディーとしては、自分がいるべきだった場所、いたかった立場にJDubがすっぽりハマってしまったことで、さらに焦りを感じることもあったと思うし、特にギディーが落ちていたときには、おそらくお互いに一定の距離を置いていた関係だった可能性が高いと思っている。

だからこそ、シーズン終盤にギディーが少しずつ彼なりのフィットを見せ始め、いよいよここから…と考えていたところでトレードになったことをJDubが残念に思う気持ちは大きいだろうなと。

チェット・ホルムグレン

チェット・ホルムグレンはXで投稿。

チェットがドラフトされた夏、そのシーズンのチェットとギディーのコンビを楽しみにしていたファンも多いのではないだろうか。

チェットからはギディーに対するラブラブ光線が出まくっていて、ブロマンスが囁かれたりしていたくらいだったのはもう遠い過去のように思える。

もしもチェットがあの最初のシーズンをプレイしていたら、ギディーの状況は変わっていたかもしれない。ギディーがJDubよりもボールハンドリングをしているタイミングでチェットと一緒にプレイしていたら、今のチームも今のギディーも違っていたかもしれない。

実際のところは誰にもわからない。何も変わらなかったかもしれない。

昨シーズンのあのギディーの一件が報じられた後、チェットのギディーへの態度が変わったのも見て取れた。あのことで2人の間に微妙な空気が流れていたと思う。

「あのシーズンにギディーとチェットの息のあったプレイを見たかった…」

それはもしかしたら、チェットも思っていることなのかもしれない。自分がケガをせずにプレイしていたら、、、あの件がなかったら、、、違う『今』があったかもしれない、と。

でも、すべては起こるべくして起きた。

そして、お互いつらいシーズンを乗り越えて『今』がある。

一緒に優勝を目指すためにまた次のシーズンを迎えるという選択肢はなくなったけれど、ギディーの今後にGood Luckと。

まとめ

現地6月21日の段階でリアクションをしているのはJWill、アーロン、JDub、チェットの4人だけれど、ソーシャルメディアを使わずに本人とやり取りしている選手もいるだろう。

また他の選手が何か発信したときには、ここに追加していく予定。

改めて、ここで書いているギディーと各選手の関係は完全に私の憶測であることをご理解いただきたい。

 

 

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