現地観戦のススメ:Taichiさんの場合
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OKCからこんにちは。
YOKOです。

昨夜のうちに次の記事をアップしようと思ったのですが、OKC時間の9時半スタートの試合はそれでなくても終わるのが遅いのに、昨日はなんと最後の不思議な笛のおかげでオーバータイムとなり、試合終了は夜中を過ぎて疲れてしまいました。

疲れたのは時間だけじゃなくて、試合展開のせいでもあります。緊張感あふれるプレイオフのような対戦。簡単にはいかないのがわかっているのでブレイザーズのホームでの試合は特に緊張しますが、昨日はずっと力の抜けない展開でした。

でもリラードのあの活躍があっても勝てたことは大きい!課題ありまくりだし、楽しかったー!って試合じゃなかったけど、このアウェイ4戦でひとまず1勝です。

そんな試合の後なのに、今夜また試合があるっていうのが(それも相手がクリッパーズとか…)ちょっと辛いですが、昨日のような気持ちの入った試合を見せてくれると信じて、今日も私はブログを書いていこうと思います。

 

ということで、2018-19シーズンの年末年始、たった1試合のためにOKCにやってきたサンダーファンの方の声をシェアするシリーズ。前の記事はこちら↓

 

OKCに初めてやってきたTaichiさんのケース

Taichiさんは東京都在住の会社員の男性。日本のサンダーファンの間では有名なサンダーナイトに参加していて、前出のキムさんともお知り合いだったそうです。

という前置きを踏まえて、お話を聞いていきましょう!

 

サンダーファン歴はどのくらいですか?
なんとなくフォローし始めたのが2015-16シーズンのプレーオフから。
「自分はサンダーファンです」と言えるくらい没頭し始めたのはポール・ジョージ加入時からです。
サンダーのどんなところが好きですか?

いつもアリーナが満員で声援が温かいところ。地域密着なところ。

プレスティの抜群のマネジメント力/育成・採用力/フランチャイズとして目指すところが見えやすいところ/選手を大事にするところ(コリソンのJersey retirement等見て感じる)

チームが和気あいあい、元気はつらつ

一文でいうと「マネジメント、コーチ、選手、チームスタッフ、チア、地域コミュニティ、ファンの一体さ」といったところでしょうか。なかなか他チームにはない一体さだと思っています。

日本ではどんな手段で試合を観ていますか?
リーグパスです。
英語に自信はありますか?
幼少期海外に住んでいた為、不自由なく話せます。
年末年始の観戦旅行の日程と、観戦した試合を教えてください。
12/30 東京発
12/30 Oklahoma到着
12/31 DAL vs OKC観戦
1/1 OKC→LAへ移動
1/1 76ers vs LAC観戦
1/2 OKC vs LAL観戦
1/4 LA発・帰国
何度目のOKCでしたか?
初めてのOKCでした。
今回の旅行はいつ決めましたか?

2018プレーオフ第6戦@UtahでJazzに敗北した瞬間です。

第6戦に勝てば、ちょうど第7戦@ChesapeakeがGWに重なる為、GW初日に羽田空港で第6戦を観戦しながら、勝利した瞬間に、OKC行の航空機のチケットを予約するべく待機していましたが、敗北し涙をのんだ為、その瞬間に年末のOKC行を決意しました。

そして2018シーズンの日程発表と共に、航空機チケットを予約しました。

旅行を計画する際に、情報はどうやって集めましたか?
サンダーナイトでおなじみのあみさん/しゅうさんのブログの現地観戦記事を読んだり、またあみさん/しゅうさんに直接伺ったり、更には座席の情報やサインのもらい方についてはYukikoさんに直接伺ったりし、情報を集めました。
航空券、ホテル予約、サンダーのチケット購入などは自分で手配しましたか?
代理店などを利用しましたか?

代理店は利用しませんでした。航空券はGoogle flight、宿はairbnb、サンダーのチケットはticketmasterを使って自分で手配しました。

宿についてはいつもairbnbを使うので今回もairbnbを使いました。ダウンタウンやブリックタウンには住居があまりなく、ダウンタウンから少し離れた住居に宿を取ったのですが、移動が想定していた以上に大変だった(Uberをひたすら使いました)ので、ダウンタウンのホテルを取れば良かったなと思いました。

一人旅ですか?それとも誰かと一緒でしたか?
一人旅です。
オクラホマでは、サンダーナイトで知り合ったキムさんが偶然同日程でいらっしゃった為、一緒に行動しました。
OKCに来る前に期待していたことはありますか?現地で何をしたいと思ってましたか?
・テレビで見ていたチェサピークの熱量を肌で感じること
・サンダーのホームであるオクラホマがどんな街なのか、実際に自分の目で見ること、感じること
・現地のファンの方とお話すること
・サンダーショップでサンダーグッズに囲まれること
・(もちろんのことながら)選手の迫力あるプレーを生で見ること
以上です。
初めてOKCに降り立った時の気持ちを教えてください。
改めてサンダーコミュニティ・ファンの一員になった気がして嬉しかったです。
LAやNY、SF等の都市と違ってなかなか降り立つ機会のない都市である為、余計に貴重な思い(?)がしました。
初めてチェサピークエナジーアリーナを目の前に見た時はどんな気持ちでしたか?
試合の数時間前のお昼頃に一度見に来たのですが、聖地に来た気分がして本当に感動しました(何枚も入場ゲートの前で写真を撮りました)。
初めてチェサピークエナジーアリーナの中に入った時の気持ちを教えてください。

テレビでしか見たことがなかった”LOUD CITY”の看板等、色々なものが自分の視界に入った時に、これまた「聖地」に来た気分がして、大変興奮しました。

入ってすぐにゴール裏から選手の練習風景を見ましたが、やはりテレビで見るよりも選手の体が大きく、びっくりしました。

チェサピークアリーナで地元ファンと一緒に応援してみていかがでしたか?

声援が温かいと思いました。他アリーナではヤジ等飛ぶのを何度か見たことがありますが、チェサピークではとにかく声援が温かく、自分も安心して観戦できました。そして、遠方から来たファンに対して温かいなと思いました。

日本から、”Flew over from Japan to see OKC win”というメッセージを書いたボードを持って行ったのですが、試合前にそれを持って席に座っていただけで、周りの地元ファンの方々が続々と”Welcome!”と握手を求めてくれたり、「写真を一緒に撮ろう」と声をかけてくださいました。ご自身のサンダー観戦歴について詳細にお話してくださった方もいました。

また、僕がアリーナビジョンに映るように、わざわざブロック全体でタイムアウトごとに全力で盛り上げてくださり、これは本当に嬉しかったです。実際に映った後に周りの方々が自分のことのように喜んでハイタッチをたくさんしてくれたのは一生の思い出です。

警備員・スタッフも温かいなと思いました。これまたボードを持っていたからか分かりませんが、選手が入場してくる際に、「せっかく日本から来たのだから」ということで、わざわざ入場口の一番近くの席まで連れて行ってくださり、ここでもサンダーの地元コミュニティの温かさを感じました。

オクラホマシティの印象はどうでしたか?

居心地が良く、温かい街です。”Cozy”というワードが似合う街だと思いました。数日いただけですが、治安は良さそう と思いました。

白人がとにかく多いなと思いました。LAやSF等西海岸に行かれたことのある方は、人種構成の違いに驚かれるのではないかと思います。

昼間のダウンタウンはさほど人通りが多くなかったこともあり、満員のチェサピークを見て「どこから人が出てくるんだ、この街は」と思った記憶があります。

試合観戦以外の時間は何をして過ごしましたか?

サンダーショップで買い物をしたり、ダウンタウン、ブリックタウンで観光をしたりしました。National Memorial & Museumも少しの時間でしたが観に行きました。

実質的に観光に充てることができた時間は半日のみでしたので、もう少し長く滞在し、カウボーイ博物館を見たり、もう少しじっくりとNational Memorial & Museumを見たり、また少し郊外に行って野生のバイソンを見るツアー(もしあれば)に参加したりし、オクラホマという街をもっと味わいたかったなと思いました。

事前に期待していたこと、したいと思ったことは叶いましたか?
事前に期待していたこと以上の興奮・ワクワクを経験できたと思っています。
またOKCに来たいですか?
はい、ぜひまた行きたいと思っています!
次に来る時はこうしたい!と思うことがあれば教えてください。

大変恐縮ながら、今回お会いするまでYOKOさんのブログを存じ上げずにいました為、次回訪問させて頂く際にはしっかりとブログを読ませて頂き、また事前に連絡を取らせて頂き観光についてのアドバイス等を頂戴することで、より充実したオクラホマ訪問になるかと思いました。

次回は願わくば、ホームの試合が2~3試合続く日程で訪問することで、オクラホマにより長く滞在し、オクラホマという街により深く入り込みたいです。

これからOKCに現地観戦に来ようと考えているサンダーファミリーへ、メッセージがあればお願いします。

社会人の皆様は、ご家族の都合、休暇の都合、また金銭的な都合(日本からGWや年末年始に行く場合は観戦チケット等込みで最低でも20~30万はかかるのではないかと思います)等、さまざまあるかと思いますが、現地観戦は一生の思い出となりますし、またサンダーが益々好きになり、帰国後もより一層楽しくゲームを見ることができますので、是非とも現地観戦をオススメしたいです!

学生の皆様は、バイト代を貯めたり、また(もし可能であれば)ご両親にお金を借りたりし、冬休み、春休みを利用して行かれると良いのではないかと思います。忘れられない思い出になりますよ!

〜〜Taichiさん、回答ありがとうございました。〜〜

Taichiさんのお話を踏まえて

Taichiさんもアリーナで子供のように目をキラキラさせて選手を見ていた一人で、持っていたメッセージボードも私の印象に残っています。事前練習の時から、「カメラが来るかもしれないからもっと見せて主張して!」と余計なアドバイスをした記憶が(笑)
他のアリーナではたまに、『海外から来ました!』というメッセージボードを持っていたファンが、チームからの特別な計らいでフロアに連れってもらって選手に会わせてくれる、なんてすごいことが起きてるのを見かけますが、私が知る限りでは、残念ながらチェサピークではそれはなかなか期待できないんですよね。
でもその代わり、Taichiさんが経験したように、会場スタッフができる範囲で何かしようと頑張ってくれたり、周りの地元ファンが温かく迎えてくれたり、カメラに抜かれたり、と、また一つ違う思い出に残る経験ができる可能性は確実にアップすると思います。

ただし、ただメッセージボードを持ってちょこんと座っているだけだと、なかなかTaichiさんのような経験はできない気もします。彼はもともと現地のファンと話すことを楽しみにしていたこと、そして初めてのOKCとはいっても、海外に住んでいた経験と英語力が、地元ファンとの交流に活かされているのでしょうね。
同じような思い出に残る経験をしたいなら、英語力のあるなしに関わらず、自分からも積極的に周りとコミュニケーションをとって、早く地元ファンの一員のようになってしまうことがとても大事です。そしてそんな時に、メッセージボードはきっかけになりやすかったりします。
事前練習に出てきた選手にそのボードを見せて、サインや写真をお願いするとスムーズだったりもしますしね。
ちなみにTaichiさんは、まさに前の記事で書いたような、サンダーカルチャーに基づくチームと街の一体感に惹かれるファンで、実際にOKCに来てその一体感を肌で感じることができたようです。
その一体感がどこから来るのか。
これからも引き続き、現地にいて感じるサンダーと街のことをブログで伝えてきたいなと個人的に思いました。私が伝えていくことで、いつかOKCに来るサンダーファンの皆さんが、より深く、その一体感を味わえるようになると信じて。
そしてそれ以前に、そんなサンダーファンの皆さんに私のブログを読んでもらえるように、現地情報を発信するブロガーとして、もっと認知度を上げていかないといけないな、とも思いました(苦笑)。

次は…

お楽しみに!
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