
OKCからこんにちは。
YOKOです。
昨日、『今後のサンダーの動きに注目!』と言った途端に、ビッグニュースが。
The Oklahoma City Thunder are promoting assistant Mark Daigneault to become the franchise’s next head coach, sources tell ESPN.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) November 11, 2020
オクラホマシティ・サンダーも、やっとヘッドコーチ(HC)が決まりました〜!
それも、オーストラリアから面談に来ていて、OKCのホテルで2週間の隔離に入っているはずのウィル・ウィーバーさんではなかった!(隔離中にHC決まったのはどういうことでしょう)
新しいHCは、Mark Daigneaultさん。
ほとんどの人にとっては、「誰、それ?」でしょう。
そして、「名字なんて読むの?」と、現地でも話題に。
日本語読みでカタカナ表記すると、どうなるのでしょうね…
ということで、今日はサンダーの新しいヘッドコーチのお話です。
Mark Daigneaultはどう発音するのか?
え、そこから?
っていう声が聞こえてきそうですが、一応ね、押さえておきましょう。
まずはサンダーのニュース記事をチェック。
Thunder Names Mark Daigneault Head Coach. https://t.co/IBSdtubsVb pic.twitter.com/h5VD2nskB8
— OKC THUNDER (@okcthunder) November 11, 2020
すると、この中に、Daigneault (DAYG-nalt) と書いてあります。
そのままカタカナにすると、デイグノルト。
発音するときには、大文字になっているデイグの部分にアクセントがあって強く読むので、後ろの部分は適当にモニョモニョって弱く言う感じです。
ネイティブの発音では、最後のTはほぼ聞こえないくらいの音で、Lはルとは発音しないので、小文字部分は結局、ノー(とナーの間くらいの音)にしか聞こえません。
英語に忠実にカタカナ表記するなら、デグノーかなと個人的には思いますが、そうするとTのことを完全に忘れられそうなので、敢えて書くならデグノー(ト)。デスノートじゃないですよ。
発音する時は、デイと言わず、『デ』を思いっきり強く言った後に少し小さく『イ』をつける程度にするといい感じです。
DAYは『デイ』とは言わないですよね。ハッピーバースデーのデーなので。でも『デー』ってただ伸ばすんじゃなくて、最後に小さく『ィ』は入っているんです。『デーィ』みたいに。それを伸ばしすぎず、『デ』にアクセント思いっきり置いて、小さく『ィ』を付けます。
そして最後はただ、『ノー』とまっすぐ伸ばすのではなく、ちーさく聞こえないくらいの声で『ゥトゥ』をつけましょう。
無理やり表記するとこんな感じ。
さあ、みんなで言ってみよう!
『デイグノーゥトゥ』
とは言いつつも、彼の名字を正確に発音しなくちゃいけない機会なんてそうそうないと思いますが(笑)
Dortの名前も、実際にはTの音はあんまり聞こえないし、Rは『ル』とは読まなくて、英語では『ドー』が一番近い音だと思うけれど、日本語では『ドルト』と表記したり、『ドート』と表記したりします。
それを踏まえると、カタカナ表記がどうなるのかわかりません。
プレスティはダグノー(ト)に近い発音
プレスリリースの発音では、Daigneault (DAYG-nalt)で、デイグノー(ト)寄りなのですが、実はプレス缶ファンレンスでのプレスティの発音は、ダグノー(ト)だったんですよね…。
で、私もこれはダグノーが一番近いんだろうと踏んでました。
まあでも伸ばしっぱなしだとまるでそこに音がないみたいになるから、敢えて最後の『ト』はつけるとして。
NBA Japanとしては、デイグノート
そんなことを思いながらブログ記事を書き進めていたら、ライターとして時々仕事させてもらっているNBA Japanの公式見解としてどうするかという議論に参加させてもらう流れになりました。
それで、プレスティの発音を確認したり、プレスリリースの読み方確認したり、ニュース映像確認したりしながら、今回の最終的な結論は、プレスリリースの音でいこう!ということに落ち着いきました。
よって、カタカナ表記はマーク・デイグノートになります。
でも発音する時は、『デイグノーゥトゥ』ですよ。
ま、多分、本人を目の前にしたら「マーク」と呼ぶと思うし、記事内でもマークHCで通すと思うんですけどね!
サンダーの公式リリースの日本語はこちら
サンダーの新ヘッドコーチ決定、マーク・デイグノートACが内部昇格 #NBA #NBAjp #ThunderUp https://t.co/yHNVPMU4Sa
— NBA Japan (@NBAJPN) November 12, 2020
【追記】
後日、コーチ本人に直撃し、名字を発音してもらうことに成功した記事はこちら
マーク新HCは一体どんな人物なのか?
正直、私もよく知らなかったので、ざっくりとまとめてみました。
事前にHCを知っておくって大事かも、と調べて思いましたね。
今思うと、ビリーさんのことももう少し調べとくべきだった…。
マーク新HCのざっくりとした経歴
マサチューセッツのレオミンスター育ち。
高校まではバスケットボールをしていたが、大学以降はスタッフとして一番下からキャリアをスタートさせた。
コネチカット大でバスケットボールチームの学生マネジャー、卒業後ホーリークロスカレッジでアシスタントコーチ、その後フロリダ大大学院でスポーツマネジメントを学びながらバスケチームの学生マネジャーをして、ビリー・ドノバンのアシスタントコーチに昇格する。
コネチカット大時代にも、フロリダ大時代にも、在籍中にチームはカンファレンス優勝や上位進出を経験。
フロリダ大時代、ブラッドリー・ビールのスカウティングのためにフロリダ大に足を運んだサム・プレスティは、その時にビールの育成担当をしていたマークに出会う。
2014年、マークが29歳の時にGリーグのOKCブルーのHCに抜擢される(その翌年の2015年にビリー・ドノバンがサンダーのHCに就任)。
Gリーグ時代の5シーズンで、4回のプレイオフ進出、143勝107敗の成績を残し、Gリーグ最優秀コーチ賞を3度受賞している。
2019年、34歳の時にサンダーのアシスタントコーチとして、再びドノバンの下で働くことになる。
そして2020年、35歳でサンダーのヘッドコーチに就任。
これにより、彼は同じ組織内においてGリーグのHCからNBAのHCに昇格した初めてのコーチとなった。
ちなみにNBAで2番目に若いHCで、クリス・ポールと同い年!
ついでに奥さんはオクラホマ大学(OU)の新体操のコーチ。
ブラッドリー・ビールの育成担当だったということで、ビールがインスタストーリーに喜びの声をあげてましたね。

マークはコーチングにおいて教育を大事にしている
フロリダ大にいた時のビールの育成担当だったマーク。
ビールが喜びの声をあげたのには、それなりの理由があるのだろうなと思います。
彼は、過去に、「いかなるレベルのコーチングも教育の仕事だ」と語っていて、その背景には母親が特殊(特別支援)教育に携わっていることが影響しています。
I’d like to think I carry some of my mom’s teaching with me when I coach. Her compassion and her love for teaching — and in special education, it takes tremendous compassion and patience –all of those are qualities I admire.
マークは、特別支援教育の場で教えることに対する母親の熱意、思いやりと忍耐を間近で見てきて、その資質に感銘し、自分がコーチングするにあたって受け継いでいきたいと思っているとのこと。
また、コーチングにおいて戦略を考え、語ることも大事だが、彼がワクワクするのは、教えることや学ぶ過程であり、競争の場においてその過程でできあがっていく関係なんだそう。
これから若いサンダーの選手たちを育てていく上では、大事な要素でしょう。
早速、ベイズリーもドートも反応してましたしね。
— Bazley (@BazleyDarius) November 11, 2020
Congrats Coach Mark!! 😁 https://t.co/kxQUmHxiw0
— Luguentz Dort 🇭🇹 (@luthebeast) November 11, 2020
人柄重視、カルチャー重視のサンダーらしい採用と言えるかもしれません。
プレスティとマークHCのプレスカンファレンスの内容
今日の午後、早速ZOOMにて、プレスカンファレンスが開かれました。
一部ここで見れます。
It’s official: Introducing 𝐓𝐡𝐮𝐧𝐝𝐞𝐫 𝐇𝐞𝐚𝐝 𝐂𝐨𝐚𝐜𝐡 𝐌𝐚𝐫𝐤 𝐃𝐚𝐢𝐠𝐧𝐞𝐚𝐮𝐥𝐭. #ThunderUp pic.twitter.com/bbxC6hEB5Y
— OKC THUNDER (@okcthunder) November 11, 2020
その中で、個人的に気になった点をいくつかご紹介。
- プレスティは、マークHCの高いポテンシャルを買っている。
(まあ、そうじゃなきゃ29歳の彼をGリーグとはいえHCに採用しないだろうね) - サンダーとブルーの間には、オープンドアポリシーがあり、ブルー時代からサンダーのあらゆるモノにアクセスできた。練習にもいて、選手ともワークして、他のコーチとも話すことができた。それによって、マークHCはプロのコーチに成長できた。
- マークHCは既にサンダーの選手全員に連絡を試みた。そのうち、クリス・ポールとは電話で少し話し、お祝いの言葉をもらっている。
(それ以外に誰と話したかは明らかにされていない) - コーチングスタッフはまだ決まっていない。誰が残るのか、誰が来るのか、これから。
- オフェンスについては、マークHCはペースとスペースが大事と考えている。特に今の速いバスケットボールにおいては。
他にもいろいろ話していましたが、記者さんたちとのやり取りを聞いていても、とても良い関係が既に築けてるんだろうなと思いました。
最後の最後で、マークHCが大好きだというブルース・スプリングスティーンの話になった時のプレスティとのやり取りでは、その2人の関係、サンダーというチームの雰囲気が垣間見れるような、ほのぼのとした、まさにファミリー感が出ていました。
マークHCはブルース・スプリングスティーンの大ファン
これは、サンダーの間では周知の事実らしいのですが、マークHCはブルース・スプリングスティーンの大ファンで、練習の時も彼の曲をかけたりするようです。
そして今日、HCになると決まって頭に浮かんだ彼の曲は、’Land of Hope and Dreams’。
その理由は、曲の出だしがこう始まるからだそう。
Grab your ticket and your suitcase. Thunder’s rolling down on this track.
サンダーに絡んだコメントで、しっかりその会見を締めたのもなかなかだなと思いましたが、その前にこんなことも話しています。
「彼の人柄の大ファンなんだ。彼の仕事に対する取り組み方(労働倫理)や自分に忠実であることにインスパイアーされている。正直にいうと、私が彼に惹かれるのはそこなんだ。」
これを聞いて、彼を選んだのはサンダーらしいなと改めて思いました。
サンダー(プレスティ)は、選手はもちろん、コーチングスタッフにおいても、その人がサンダーのカルチャーに合うかどうかを一番に考える傾向があります。
その人柄が、とても良く伝わる会見でした。
HCが決まった今後のサンダーの動きは?
さて、とりあえずこれでHCのポジションは埋まりました。
もう既になんだかんだで密かに話し合いは続いているのでしょうが、今日はクリス・ポールのトレードでフェニックス・サンズと話し合いを始めたという話も。
話が漏れてきちゃうと、実現しなさそうな気がしないでもないですが、今回はとにかくトレードの期間が短いので、例年とは違うことも起きるのかもしれないなと思います。
若いHCを内部昇格させたことを考えると、クリス・ポールは積極的に出す方向でしょう。
でも慌てる必要もないので、彼が納得しないトレード、そしてサンダーが納得しないトレードをすることはないと思います。
クリス・ポールが残るのかどうかで、すべてが変わるでしょうね…。
そしてそれも今月中には決まってくるでしょう。
参考記事
The collected wisdom of Leominister native Mark Daigneault by Brett Dawson
OKC Thunder promotes Mark Daigneault to head coach by Joe Mussatto
Where did new OKC Thunder coach Mark Daigneault come from? He may explain with Bruce SpringsteenLyrics by Jenni Carlson
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