OKCからこんにちは。
YOKOです。
やっとNBAと選手会が合意して、来シーズンの開幕スケジュールが決まりましたね。
News Release: @NBA & @TheNBPA agree on Dec. 22 start to 72-game regular season. Full schedule to be released at a future date. pic.twitter.com/VTsfnqw1OG
— OKC THUNDER (@okcthunder) November 10, 2020
ということで、今日はそのことについて。
2020-21シーズンについての合意内容
過去2回にわたって書いてきたように、クリスマスゲームをやることのメリットを考えて12月22日開幕にしたいリーグ側と、それはちょっと早すぎるという一部の選手側と、双方が話し合って基本合意したのは結局12月22日の開幕案の方でした。
最終的にはお金のことは選手たちの収入にも影響するので、クリスマスゲームやりましょうってことになった感じですね。
NBAとNBA選手会が基本合意した内容は以下の通り。
・2020-21シーズンは12月22日(日本時間23日)に開幕。
・2020-21シーズンは各チーム72試合。レギュラーシーズン及び放送の日程は後日発表。
・新たなシステムは、当事者間で合意されているバスケットボール関連収入(BRI)の分割を保証するために使用される。いずれのシーズンも、選手報酬が選手たちに割り当てられたシェアを超える場合には、シーズンを通じて、そして2シーズンにわたって、標準的な10%の第三者預託を超える給与削減が行なわれる可能性がある。どのシーズンも給与削減は最大で20%になる。
・2020-21シーズンは、サラリーキャップは1億914万ドル(約115億円)、タックスレベルは1億3262万7000ドル(約139億円)になる。このCBA(労使協定)の次のシーズンは、サラリーキャップとタックスレベルは前年から最低でも3%、最大で10%増える。チームのタックス支払いは、バスケットボール関連収入の減少に比例して減少する。
・フリーエージェント交渉は11月20日 午後6時(日本時間21日 午前8時)、契約は11月22日 午後12時1分(同23日 午前2時1分)に解禁される。
2020-21シーズンのスケジュール
細かい試合の日程は今頃一生懸命組み立てているんだと思いますが、とりあえず現段階ではっきりしているスケジュールは以下の通り。
- 11月18日: ドラフト
- 11月20日6pm(ET): FA交渉解禁
- 11月22日12:01PM(ET): FA契約解禁
- 12月1日: トレーニングキャンプ開始
- 12月22日: シーズン開幕
トレードが解禁になるのはドラフト前(11月16日頃)と言われているけれど、まだ正式発表はなし。
いずれにしても、11月はチーム側も選手側もかなり大忙しですね。
アリーナ観戦について
これは決定事項というわけではないのだけれど。
NBAは、無観客試合ではなく、アリーナにファンを入れることを目指しているようです。
The coronavirus pandemic has made life fluid, and a clinical vaccine will play a role in this too. NBA's goal is some amount of fans to start the season, depending on each market's restrictions. Courtside fans, for instance, would be about 10-to-12 feet away, sources said. https://t.co/9I9cdN1gN3
— Shams Charania (@ShamsCharania) November 5, 2020
これについては宮地陽子さんのツイートも。
NBAの20-21シーズン集客計画
— Yoko Miyaji (@yokomiyaji) November 5, 2020
・地元の規制の範囲内で、25~50%目安の集客からスタートすることが目標。
・マスク、ソーシャルディスタンシング、ウイルス検査
・コートサイド席は10-12フィート(3m-3.6m)離す
・ワクチン接種などの状況によって、シーズン中の状況は流動的。https://t.co/60UOtxsJHR
チームの本拠地によってはどこまで可能になるのかどうかも不明だし、その25%〜50%の席ってどう決めるんだろう?とか、疑問なことは色々あるけれど、とにかくアリーナ観戦が全くできない状況を避けようと努力するようです。
開幕日が決まったけど、サンダーはどうなってるの?
次のシーズンが12月22日に開幕することはわかったし、FA解禁がドラフトの後、トレード解禁がドラフトの前になることもわかったけど、一体全体サンダーはどうなってるの?
サンダーファンなら思ってますよね。
あまりにも静かで。
いつものことって言えばいつものことですが、物音ひとつしない(笑)
ヘッドコーチについて
ビリー・ドノバンが去って、モー・チークスもビリーの後を追ってシカゴに行ったことは報道されているけど、サンダーのHCは未だ決まらず。
HCが決まっていないのはサンダーのみ。
最近では、オーストラリアのチーム(シドニー・キングス)でコーチをしているウィル・ウィーバー(Will Weaver)がOKCにインタビューに来ているという話が出ています。
What you need to know about Will Weaver: https://t.co/PkamBVHnfW https://t.co/BlPW9qTflO
— Joe Mussatto (@joe_mussatto) November 6, 2020
ただ、現地記者の話を聞いていると、サンダーが決断を急ぐ必要はないと皆口々に言ってます。
チーム自体が再建に向かう可能性がある中で、名の知れたお金のかかるコーチを雇う必要がなく、ここから数年でどれだけ成長が見込めるか、という基準で選ぶのではないかとのこと。
これでビッグネームが採用されたらすごいけど。
選手について
そして気になるロスターのこと。
クリス・ポールがどこにトレードされるのか。
ガロはどうなるのか。
デニスは、アダムズは、その他の選手はどうなるのか。
この辺をすべて来週からの数週間で動かさなければならないのは、プレスティの腕をもってしても難しいんじゃないかなあと思ってます。
プレスティはこれまでのトレードのように、クリポさんをある程度彼の希望するチームに送り出そうとするだろうけれど、それが本当にうまくいくのか。
良い条件がなければ、クリポさんがこのまま残る可能性も否定できないとロイス・ヤングがポッドキャストで言ってました。
クリポさんが残る方向になれば、ガロも残す努力をするでしょう。
クリポさんが残らなくても、ガロはおそらくサイン&トレードで進めるでしょう。
デニスが来シーズンいない可能性はかなり高いと見られているし、アダムズは残るだろうとされながらも、条件さえ合えばアンタッチャブルではないと個人的に覚悟してます。
確実にいると言えるのは、シェイとベイズリーとドート。
それ以外はもう何が起きてもしょうがないかな。
もちろん、みんなそのまま残ってほしいのですが。
まとめ
そんなわけで、2020-21シーズンの開幕が12月22日に決まり、来週の11月18日のドラフト前後には、トレードもFAも解禁になります。
来週は週明け早々からNBA全体が急に騒がしくなり、そしてサンダーも大騒ぎになることでしょう。
その後あっという間にトレーニングキャンプに突入です。
メディアデーとか、どうなるんでしょうね。
まだまだ気になることがいっぱいです。
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