
オクラホマシティ・サンダーは10月23日(日本時間24日)、ペイコムセンターでミネソタ・ティンバーウルブズと再び対戦。第3戦でいよいよホーム開幕を迎えた。試合は106-116でサンダーが敗れている。
今回は試合については後ほど簡単に触れ、記念すべき、2022-23シーズンのサンダーのホーム開幕戦の様子をメインにお届けしよう。
ホーム開幕戦を迎えたアリーナの様子
ペイコムセンター周辺・外観
ロスターが決まり、2つあるアリーナの入口のドアの上部には選手の顔写真が貼られている。
下のツイッターには複数の動画が含まれているので、もし1つ目しか見ていない人はクリックして他の動画も是非見てみてほしい。
いつかOKCに行こうと思っているサンダーファンの皆さんのために、昨日ホーム開幕戦を迎えたペイコムセンターの外観をもう少しシェアします!#YokoAtArena pic.twitter.com/bNmQ8PoYYa
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サンダーはいよいよ今日ホーム開幕戦です! pic.twitter.com/5hHZWP90FA
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ペイコムセンター内
開場後は、例年のようにファンが通路脇のセクションで選手たちの練習の様子を見ていた。コロナ禍のような規制はなく、ファンは選手と交流ができるようになっている。
プレシーズンに比べて選手を待つファンの数も多かった。

次はペイコムセンターの中の様子。これは試合開始20分前、サンダーの選手たちが入場してくる直前にアリーナを盛り上げるところ。今シーズンのライティングはなかなか良い感じです。#YokoAtArena pic.twitter.com/vqbTsl8NZK
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サンダーの選手紹介は毎シーズン違う。スクリーンの映像が飛んでいて申し訳ないが、アリーナ全体の雰囲気は掴めてもらえると思う。今シーズンは全体的に青のライティングで統一している。
もちろん、試合が始まって最初の得点が入るまで座らないというサンダーの伝統は今シーズンも続いている。
アリーナは決して満員ではなかった。最終的にはおそらく3分の2くらいが埋まった印象だ。それでも、試合中の会場の盛り上がりは相変わらず素晴らしかった。
こんな感じ#YokoAtArena pic.twitter.com/HLwZdbBOI1
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フリースローを妨害するために振るスティック(正式名称忘れた)、今シーズンは光ります! pic.twitter.com/VXSWLk47zq
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サンダーは毎シーズン、第4Qが始まる前に、ファンの「最後の12分間」を選手と一緒に戦う気持ちを高めるためにスクリーンに映像を流します。それを見るのも楽しみのひとつですが、今シーズンは会場を暗転して携帯電話のライトで演出。とてもキレイでした。#YokoAtArena pic.twitter.com/QI1Wa8dCyq
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The energy was electric. The loyal were loud. There's no place like home.#ThunderUp pic.twitter.com/ES4qL6Zy45
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そして今シーズンも、サンダーは無料でプログラムを配布している。
サンダーショップなどの様子もいずれ紹介していきたい。
ということで、そろそろ試合についても触れておこう。
GAME RESULT : OKC 106 – MIN 116 (0-3)
シーズン開幕戦でウルブズと対戦した時は、サンダーは108-115で負けているが、一度は16点差をつけられながらも第3クォーターには逆転劇を繰り広げるなど奮闘した。
サイズで劣る分、スピードで勝負する作戦はおそらく今回も変わらないだろう。
ただし、試合開始5時間前、サンダーはシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが左股関節挫傷のため出場が「questionable」(不確か)だと発表され、ここまでの2試合でチームをけん引したリーダー不在がどう響くのか懸念された。
Questionableだったシェイのステイタスは状況次第に変更に。シュート練習しています。 pic.twitter.com/Fr5C9gJurc
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その後、試合前には一度「状況次第」とアップグレードされ、コートでシュート練習をする姿も見られたが、最終判断は欠場。シェイの欠場でサンダーがどう試合を進めるのかが注目された。
STARTING FIVE
workin' from home pic.twitter.com/mpnAGAh5f1
— OKC THUNDER (@okcthunder) October 24, 2022
シェイの代わりに入ったのはトレイ・マン。そしていつものジョシュ・ギディーとルーゲンツ・ドートに加えて、ケンリッチ・ウィリアムズとジェレマイア・ロビンソン・アールというラインナップで試合開始。
GAME FLOW & STATS
結論から言うと、シェイが抜けた穴を埋めるのはなかなか厳しかった。
良いプレイももちろんあったし、会場が盛り上がるシーンもあった。しかし、チームの得点源が抜けてこちらの攻め手が減ったところに、相手は最も警戒して守るべき選手がいなくなり楽に守れているように見えたのは否めない。
ハーフタイムで一桁のビハインドで終えられたのは、ウルブズの3Pショットが全く決まらなかったのが大きい。
ハーフタイム
— YOKO B (@yoko_okc) October 24, 2022
OKC 44 - MIN 53
サンダーの3P成功率(22.7%)もひどいが、ウルブズはもっとひどい(15.4%)。
FG成功率もリバウンドもペイント内得点も完全に負けているのに、9点差で収まっているのはそのためか…
サンダーは第3Qにアグレッシブさを出してあと一歩まで追いついたものの、後半はウルブズの3Pが決まり出し、途中でギディーが足首捻挫でロッカールームに下がったことも響いてそのまま試合終了となっている。


TAKEAWAYS from the GAME
定まらないローテーション
「スターティングラインナップは流動的。様子を見る」
「今シーズンはスターティングラインナップの発表はしない」
マーク・デイグノートHCは、シーズンが始まる前からそう言い続けている。とはいえ、シェイ、ギディー、ドートの3人はほぼスタメン確定と言えるだろう。
ところが、開幕3戦目にしてコアメンバーの1人でリーダーのシェイが欠場し、さらには第3Q途中でもう1人のコアのギディーが右足首の捻挫で退場を余儀なくされている。
もともとBack to Backの試合で疲労も想定しただろうが、試合開始15分で13選手を使うなど、今回のマークHCの選手の起用は若干気になる点があった。
特に気になったのはダリアス・ベイズリーとアレクセイ・ポクシェフスキーの使い方だった。
ポクは前の試合でもフィジカリティ不足が原因であまり出場時間がなかったが、ここまでのベイズの評価は高かったはず。それが一転、2分プレイしてすぐに下げられ、その後かなり時間が経ってから出場し、すぐに下げられている。
ベイズの起用について試合後に聞かれたマークHCは、特定の1人の選手についてだけ言及するのは控えると前置きした上で、こう続けた。
「うちにはまだ未完成の選手がたくさんいる。私たちはまだチームのことを学んでいる最中で、同時に高いレベルで競えるように努力しているところだ。競争心を持ってプレイしている選手はコートに残る」
ベイズのプレイで気づいたことは、ディフェンスでとにかく飛び跳ねていたことだ。結果マークした相手はフリーになり得点する。彼がコンペティティブでなかったとは思わないが、確かに少し軽い気はした。
プレイオフチームを相手にして、主力を欠いた状況で勝つためには、それぞれの選手がどの組み合わせでどこまでできるかをとにかく試すしかないのが今のサンダーの現状だろう。
『Next Man Up Mentality』で全員が毎試合に臨むしかない。
ビッグマン不足をどう補うか
ウルブズは、アンソニー・エドワーズがゲーム最多の30得点、11リバウンドでダブルダブル、ルディ・ゴベアが15得点、15リバウンドでダブルダブル、タウンズが15リバウンド、8リバウンド、5アシストを記録。
エドワーズを初戦で11得点(FG17本中4本成功)に抑えたドートは、エドワーズを止めるのが難しい理由をこう話した。
「彼にはルディ・ゴベアとカール・アンソニー・タウンズがいるからね。ああいうビッグマンにスクリーンをかけられたら守るのは難しい」
マークHCがシェイの欠場を残念がっていた理由のひとつに彼のディフェンスがある。得点源としてだけではなく、彼のディフェンスの効果を高く評価していたのだ。
それでもやはり、開幕3試合を終え、オールスター級のビッグマンを擁するチームと対戦して感じることは、サンダーのビッグマン不足である。
『Next Man Up Mentality』でこの試合ではJREが躍進した(15得点、2リバウンド、3アシスト)。マイク・ムスカラも攻守で魅せた(11得点、9リバウンド)。
しかし、ここにチェット・ホルムグレンがいてくれたらと思っている人は少なくないはずだ(アリーナでスクリーンにチェットが映し出された時には大歓声が上がった)。
今シーズン、それが叶わない状況でどう戦うのか。
「サイズにはスピードで対抗する」
そう語ったマークHCの戦略はまだ勝利には結びついていない。
その他諸々
他にも触れておきたいことは多々あるが、最後にひとつだけ。
試合終了後のメディア対応にはマークHCの他に、JREとドート、トレイが登場したが、ドートとトレイからはあまり良いバイブスは感じなかった。3連敗した後だから仕方ないのかもしれない。が、これが、2人がコート上のリーダーとして仕事をし切れなかったことから来るフラストレーションであればポジティブに捉えられるかもしれない。
Scrappiness was on full display, as the Thunder came within striking distance in last night's home opener. pic.twitter.com/4kiXmPrcfl
— OKC THUNDER (@okcthunder) October 24, 2022
NEXT GAME: 10月25日 第4戦はホームでクリッパーズ戦
サンダーの第4戦は10月25日火曜日午後7時から(日本時間26日水曜日午前9時から)、ペイコムセンターでロサンゼルス・クリッパーズ(2-1)と対戦する。
サンダーは、元サンダーのポール・ジョージ(とレジー・ジャクソン)、そしてカワイ・レナードとジョン・ウォールというオールスター選手を揃える優勝候補のひとつであるクリッパーズをホームに迎え、第4戦と第5戦の2試合を戦う。
ここまでの試合を見てきても勝てる気配はないが、さらにサンダーは欠場選手が増え、チェット、ジェイレン・ウィリアムズ(JDub:右目)、ギディー(右足首)が確定。シェイが「questionable」(不確か)となっている。
クリッパーズもポール・ジョージが欠場(コロナではない病気)となっているが、それでもレナードとウォールがいるので、とにかく強豪相手に胸を借りるつもりで、前回よりは良い試合をしてほしい。