オクラホマシティにストリートカーがやって来た!
緑のストリートカー(@Arena)
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OKCからこんばんは!
YOKOです。

2018年12月14日(金)

私はこの日を心待ちにしていました。

それはこの日が、あのYuta Watanabeの勇士をこの目で見るチャンスだったから!

そうです、彼が所属するGリーグのハッスルが、OKCでブルーと対戦するのが14日。近くで見れるぞーと、とても楽しみにしていました。

が、先週7日の試合中に脳震盪で途中退場となり、コンカッションプロトコルにより許可がおりるまで試合には出れないことになった、Yuta Watanabe(ワタナビーと黙読しています)。

OKCに来れるのか、どうなのか、ちょっと厳しいか、と状況を伺っていましたが、クリアになった13日には、既にハッスルはOKCに飛んでいて、彼はホームゲームのあるグリズリーズの方に合流することが決定…!

嬉しいんだか、残念なんだか…。ということで、Yuta Watanabeの姿を拝むのは、次のチャンスまでおあずけとなりました。

そして、もうひとつ、この日を楽しみにしていた理由があります。

それは、OKCにストリートカー(路面電車)が走り始めるから!今日がグランドオープニングだったんです!

私は日本で散々電車に乗っているし、特に珍しい乗り物なわけでもないのですが、なんかすっごいワクワクしてたんですよね。おそらく、OKCのダウンタウン全体がそんな雰囲気だからかもしれません。

ということで、ストリートカーが走り始めた今日は、この件をまとめてレポートします。

ストリートカー導入の背景

今から70年前の1900年代の前半にも、ストリートカーが走っていた歴史があるというオクラホマ(全く知らなかった)。次第に時代は車社会となっていき、今では車がないと生きづらい地域となりました。

そしてこの度、オクラホマシティとEMBARKにより、ストリートカーを復活させることになったのですが、実はこのストリートカー導入は、今も現在進行中のOKCの開発プロジェクト、MAPS 3の一環です。

MAPS 3について詳しく話し出すと、それだけで記事が大量に書けちゃいそうなので、ここでは簡単な概要だけ紹介しておきましょう。

MAPS 3とは

MAPS 3は、オクラホマシティの公共事業計画のひとつで、オクラホマシティで限定期間に回収した消費税の1%を使うことによって、負債を抱えることなく、市民生活の質を向上を進めるプロジェクト。

ストリートカー以外にも、コンベンションセンター建設や、ダウンタウンの公園の開発、歩道の整備、高齢者向け医療センター設立、オクラホマ川周辺の開発など、そのプロジェクトの内容は多岐に渡ります。

– MAPS 3が議会で承認されたのが、2009年12月8日
– 税金の回収期間は、2010年4月から2017年12月
– プロジェクトの施工期間は、2012年から2021年(予定)
– 総予算は、777milドル

 

前の市長さんも大きく貢献したオクラホマシティ・サンダーの誘致。2008年にチームがOKCに来た翌年には、オクラホマシティの消費税を1%上げることを市民に納得させて、OKC開発プロジェクトを立ち上げているわけです。

そしてサンダーの成長とともにどんどんと開発が進められ、今の市長さんにバトンが渡ってさらに2021年まで、このプロジェクトは続きます。

その大きなマイルストーンとも言えるストリートカーの運行開始ですから、街も市民もそれは楽しみにしていたわけですね。今日のテープカットのセレモニーに私も参加してきましたが、気温ほぼ0℃の中、思った以上に盛り上がっていました。

OKC Streetcarの概要

さてここからは、ストリートカーのデザイン、走行ルートや運行スケジュール、運賃などの細かな話をしていきたいと思います。

本家本元のOKC Streetcarのサイトを見たい方はこちらから

導入車両について

車両の外観

今回導入されたのは全部で7車両で、赤(3車両)、青(2車両)、緑(2車両)の3色の車両が走ります。

赤はオクラホマを代表する低木の花、Redbudを、青はオクラホマの澄んだ空、Clear Skyを、緑はオクラホマの芝生、Bermudaを、それぞれイメージしているそうですよ。

3つの色のOKCストリートカー

 

赤のストリートカー(@Business District)

 

青のストリートカー(@Mickey Mantle)

 

緑のストリートカー(@Arena)

 

車両の内部

座席数30、折り畳める座席数4で、席に座れるのは34人。立って乗れる人数が69人ということなので、オペレーター1人を含む最大104人乗りの車両となります。

OKCストリートカーの内部(後部座席からの眺め)

 

OKCストリートカーは低床路面電車なので、停留所から車いすのまま乗ったり、ベビーカーや自転車を押して乗ったりする時もとてもスムーズです。そのスペースもしっかり用意されています。

乗車口は2箇所あり、どちらからでも乗れます。

 

ルートおよび運行スケジュールについて

OKCストリートカーには、ダウンタウン・ループと、ブリックタウン・ループの2つの路線があります。ビジュアル的には下のルートマップを確認してください。

ダウンタウン・ループ(赤いライン)

ビジネス街の中心、ダウンタウンと、歓楽街のブリックタウンを走り、お洒落なバーやレストランなどが点在するミッドタウンまで足を伸ばせるのがダウンタウン・ループ。停留所は22箇所。

運行スケジュール
月曜から木曜:6 am~12 am
金曜:6 am~2 am
土曜:7 am~2 am

ブリックタウン・ループ(青いライン)

チェサピークエナジーアリーナやCOXコンベンションセンター、植物園のあるエリアと、歓楽街のブリックタウンを走るブリックタウン・ループは、週末やイベント開催時にとても便利なルート。停留所は9箇所。

運行スケジュール
金曜と土曜:7 am~2 am

 

※各停留所の発着時間(時刻表)や、所要時間についての具体的な情報は見つけられていません。ニーズに合わせて走行車両を増減するようです。

※日曜日の運行スケジュールについては、現段階では基本的に運休となっていますが、日曜日にサンダーの試合やコンサートがある場合には運行するようです。

もう少ししてスケジュールなどが落ち着いたら、また最新情報を更新しようと思っています。

運行ルートについて

これは地図をそのまま見てもらうのが早いです。この地図には、通りの名前や観光スポットなども載っているので、全体像がつかみやすいと思います。

OKCストリートカーのルートマップ

 

マップ上の色分けで、赤いラインと青いラインになっていますが、この路線の色と車両の色は連携していないので気をつけましょう。さらに言えば、マップ上の緑のラインはストリートカーの路線ではなく、バスですのでご注意を。

乗る時は、ストリートカーの前面の表示が、DOWNTOWNか、BRICKTOWNかを確認してください。例えば、下の写真はDOWNTOWNと表示されているのでダウンタウン・ループです。

ダウンタウン・ループを走るOKCストリートカー

 

運賃について

運賃は、とてもシンプルでリーズナブルな設定です。

乗車一回につき、1ドル(Single)
一日乗車券、3ドル(Day Pass)
月間パス、32ドル(Monthly Pass)
年間パス、384ドル(Annual Pass)

停留所にある券売機

 

各停留所に設置されている券売機で買うか、アプリを利用します。買い方についてはニーズがあったらまた別途説明したいと思っています。

乗車に関する注意事項

電車に乗り慣れている日本人にとって、ストリートカーの乗り方に特に難しいところはありません。

停留所には電光掲示板があり、次の車両があとどのくらいで到着するか表示(後続の3車両まで表示)されています。停留所の券売機かアプリで、チケットは事前に余裕を持って買っておきましょう。

電光掲示板(@Memorial Museum)のアップ

 

ストリートカーは、停留所に誰も待っていない場合は止まりません。向かってくるストリートカーが見えても、停留所にたどり着いていないと止まってもらえない可能性があります。

車内では、各停留所の少し前でアナウンスが入りますし、新幹線の車内のような感じで、停留所名がデジタル表示されます。ただし、誰も待っていない停留所には止まらないので、事前にSTOPボタンを押すのを忘れないようにしましょう。

 

車内にペットを連れて入ることはできません。サービスアニマルは例外です。

また、車内での飲食は禁止です。ただし、密閉容器に入った食べ物、蓋のついた飲み物は持ち込んでもいいようです。

OKCストリートカーのサイトには、無料のwifiがあると書いてありますが、私が今日乗ってみた時には安定したwifiが飛んでいる気配はありませんでした。これはまた何かわかったらアップデートします。

同じく、今日自分で乗ってみた経験上ですが、ダウンタウン・ループを一周するのに約1時間かかりました。初日で乗り降りする人が多かったとはいえ、路面電車なので信号でも良く止まりますし、利用の仕方には工夫が必要かもしれないと思いました。

グランド・オープニング期間について

グランド・オープニング期間の2018年12月14日(金)から2019年1月5日(土)には、ストリートカーが走るエリア周辺で、様々なイベントやプロモーションが実施されます。

この期間は多少試行期間的な目的もあるのでしょう。運行スケジュールもニーズを見ながら融通を利かせてくれそうです。

サンダーの試合や各種コンサートのある時には日曜日も運行するという話を先ほどしましたが、それが適用されるだけではなく、日曜運行のニーズを探る意味も含め、この期間を超えて日曜日の運行が決まったと市長さんが発表しました。

つまり12月、1月中は、日曜も含めて毎日ストリートカーが走るようです。

日曜の通常運行スケジュールは、11 am~7 pm
※ただし、サンダーの試合がある日は遅くまで(明記されていないけどおそらく試合終了後30分とか1時間程度と予想)

 

そしてそして、とても大事なことを最後に言いますが、

この期間中の最大のポイントは、運賃が無料!ということに尽きます。そうです、好きなだけ無料で乗り放題!

今年は年末年始にホームゲームに恵まれなかったので、現地観戦に来るファンの方はおそらく滞在期間も少なくて、楽しむほどはゆっくりは乗れないかもしれませんが、ホテルからアリーナまでの移動の時などにチャンスがあったら是非乗ってみてください。話のネタになると思いますし、なんと言ってもタダですから!

そして、それ以降に来る方は無料では乗れませんが、これまでは基本的に歩くしかなかったチェサピークエナジーアリーナやメモリアルミュージアムへ、そして紹介したばかりのお勧めショップ、SHOP GOODへ行く時などに、是非、ご利用ください。

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