
OKCからこんにちは。
YOKOです。
今週はどうにもモヤモヤする話題でNBA界隈が賑わってましたね。
サンダーファンとしては聞き捨てならないというか、とんだとばっちりというか、何を今更また言い出しちゃってんのというか、言わなくてもいいことをまた言っちゃったねっていう話題。
そう、例のウォールストリートジャーナルに載ったケビン・デュラントさん(以下KD)のインタビューの話。
ベン・コーエンさんがその内容を簡単に説明してくれてます。
Kevin Durant on:
— Ben Cohen (@bzcohen) September 10, 2019
- The Warriors ("I started to realize I’m just different from the rest of the guys")
- The Thunder ("I don't trust nobody there")
- The NBA ("Some days I hate the NBA")https://t.co/lhPkmWKtsk pic.twitter.com/xynrMI11bh
記事はすっっっっっごく長くて私も全部読んでません。
前後関係を理解しないで語りたくなかったから見に行ったけど、どうしても読みたかったわけじゃなくて好奇心だったので。
“OKCに愛着を覚えることは二度とない”
サンダーファン的に注目だったのは、ブレットさんが抜粋してくれたこのあたり。
So, Kevin Durant is not on the best of terms with the Thunder, it appears. https://t.co/TxL5nA3Hdf pic.twitter.com/O6Eximeu1b
— Brett Dawson (@BDawsonWrites) September 10, 2019
まあ簡単にいうと、KDは今も、ウォリアーズに移籍して初めての凱旋試合となった2017年2月の時の、サンダーファンの対応が『悪意に満ちていて』気に入らなくて、球団やトレーナーの皆が自分と話をしなかったことが不可解で、「チームを去って、他のチームでプレイすることにしただけなのに?」って思ったらしいです。
そして更にこう言ってます。
そういうことがあって、あの市に愛着を覚えることはもう二度とないね。いずれあの市に戻って、あのコミュニティと球団の一員になりたいと思ってたけど、もうあそこの誰のことも信用していない。あそこでの全てが、皆がやってたこと全てが偽物だったに違いないんだ。過去にはいい関係だったけど、球団とも、GMとも、誰とも話してないよ、俺があそこを去って以来ね。
うーん…ツッコミたいポイントはいくつかあって。
真面目に受け止めてもあんまり意味がないとは思うのだけど、ツッコミます。
「他のチームでプレイすることにしただけなのに」って?
「他のチームでプレイすることにしただけなのに」みんなが俺を無視したという、KDの主張についてまず言いたい。
KDは、オクラホマにとって、そしてチームにとってどれだけの存在だったか、わかってないのかな?
そして、散々残るような態度を示しまくった挙句に、SNSでネクストチャプターとか言われたそれまでの同志の気持ちが想像できないのかな?
残らないのがわかってれば、スーパースター、KDに見合うだけの見返りをもらうこともできたのに、もしくは最悪もうちょっと早く決めてくれれば、補強のしようもあったのに、7月4日になって手のひらくるーんって翻された球団の立場は、ある意味で同僚だった人のショックは、考えられないのかな?
ただの『他のチーム』に行ったんじゃなくて、数ヶ月前にカンファレンスファイナルで敗れたばかりの、既にめちゃくちゃ強いチームに行って、残された方は裏切られたような気分だったって推測できないのかな?
実際のところはわからないけれど、KDは自分の決断の正当性を主張したいのだから、彼としては「他のチームに行っただけ」なのかもしれない。
FAになったってことは自分が好きな所に行けるってことで、自分はそうしただけだって思っているのかもしれない。
自分がそれまでしてきたことを考えたら、サンダーを去っても、きっと皆、KDを愛し応援し、いつでも帰っておいでと両手を広げて迎えてくれると思ったのかもしれない。
過去にも散々書いてますが、KDはオクラホマの希望だったし、KDは誰よりも愛されていて、彼への愛が強かったからこそ、辛かったんだけど。
ほんの少し、彼の決断の仕方や発表の仕方が違っていたら、それだけで、ここまで引きずることはなかっただろうなあと思うと、ただただ残念です。
チームを出てから誰とも話してないって?
まず、プレスティやドノバンは、他の色んな人もあちこちで言ってるように、KDのことを悪く言ったことは一度もなくて、チェサピークアリーナに来た時に話しかけないっていうのはないと思うんです。
現場見てないから知らないけど。
もう一つは、今年の3月20日のニック・コリソンの永久欠番セレモニーに来てるじゃんかーっ!て話。
それも自分から参加したいって持ちかけたんでしょ?
球団かPRか、誰に持ちかけたかは知らないけど、参加するのにOKが出て、当日チェサピークアリーナに来てスイートで見てたでしょ?
その段取りの中で、そして当日のイベントの時に、プレスティや仲良かったスタッフとかと話してるんじゃないの?
現場見てないから知らないけど。
でも誰とも話してないって、それはきっとないんじゃないかな。
きっと勢いでそう言ってしまった、っていう感じじゃないかと思っています。
KDはまさにその一瞬を生きている
KDの主張の一体何が本当なのかを考えるのは意味がないと、今回もつくづく思いました。
KDはまさにその一瞬を生きている。
今回の一件を受けて、ロイスがOKC Dream Teamのポッドキャストでそう言ってましたが、本当にその通りだと思います。
KDの決断についてロイスが書いた記事の中にもあるように、彼は衝動的で、その時々で思うことが変わり、その時の気持ちで発言もするし、行動もする、そういうタイプなんだなと。
だからこそ、ギリギリまでサンダーに残るつもりでいて、近しい人にそう言っていて、ニコルズヒルズに新しい家も見つけていて、でもハンプトンでウォリアーズと会って話してたら、そっちがすごく魅力的だってまた気持ちが揺らいで、何かがキッカケでウォリアーズに決めたんだろうと。
今回のインタビュー記事では、オクラホマのことが許せない!とばかりに発言しているKDも、2017年の凱旋試合の後のインタビューでは、ファンのブーイングも楽しかったとか言ってるわけで、つまりは彼の中でも常に気持ちは揺らいでいるんだと思います。
一貫性はないけれど、その時その時で、彼の言っていることは彼の真実だということでしょう。
でも揺らぎ過ぎだから!
オクラホマ民にとっては、ポール・ジョージが来たり、メロが来たり、更にはポール・ジョージがいなくなってラスもいなくなったりして、もうそれどころじゃなくて、KDの移籍は過去のことになっているのに、KDは未だにこのことを語り続けていて、それも毎回言うことが違う。
今回のケースは、プレスティがラスのことを「サンダーで最も重要な選手」ってプレスカンファレンスで言ったことがKDの癇に障ったんじゃないかとか推測する人もいるけど、ちょっと関係ありそうな気もします。
トレード要求したポール・ジョージが責められてないこととかも含めて、なんで俺の時と対応が違うんだ!って思っていそう。
だとしたら、
「オクラホマにとってあんたは特別だったんだよ!特別な存在だったからこうなっちゃったんだよ!そんなこともわからないのかい、あんたは!」
って本人に言いたいくらいです。
そして残念なのは、オクラホマ民もサンダーも、KDのことはもういいかって思っている雰囲気で、KDの背番号35番の永久欠番もあってもいいかなっていう感じになっていたかもしれないのを、KD自身が台無しにした可能性が高いこと。
いつかあるかもしれないけど、当分実現しないでしょうね。
優勝だけが全てじゃない…かな
今回のインタビューでのKDの発言を知った時にツイートしたのですが、KDはOKCに残っていた方が幸せだったんじゃないかなと思います。
1番になりたい、認められたいという気持ちが強いKDにとってリングが何よりも大事だったこともわかるし、あのままサンダーに残っていてラスと一緒にリングを獲れるか不安だったのもわかるけれど、2016年のあのチームの勢いがあれば、その後数年のうちにサンダーが優勝する可能性はゼロじゃなかったはず。
翌年ウォリアーズで優勝しても満足できなかったのは、そこがOKCじゃなかったから、そこが『ホーム』じゃなかったからじゃないかなと思います。
サンダー創立以来ずっと共に戦ってきたチームメイトや球団と勝ち取り、負け続けていた頃から無条件で応援してくれていたファンと喜びを分かち合ったリングじゃなかったからじゃないかな、と、思ったりも。
その一体感というか、想いの強さってやっぱり違うわけですよね。このビデオの中で語っているKDを見ると、本当にそう感じます。
だからこそ、その一体感を感じられなかったからこそ、ウォリアーズのことも色々言っちゃってるのかなって思いました。
Kevin Durant says he was conflicted about leaving the Bay Area, but felt he would always stand apart from the Warriors that were drafted or grew their careers there. pic.twitter.com/CaWYHRgOIt
— ESPN (@espn) September 10, 2019
ドラフトされたカリーやドレイモンド、クレイのことや、最初に優勝した時のメンバーであるイグダラのことを挙げて、結局自分は他のみんなとは違ったって言っているわけだけど。
KDが経験したかったのは、まさにウォリアーズがやった、生え抜きメンバーが奮闘して、ずっと勝てなかったチームが最後に勝つって言う優勝なんだと思います。
後から参戦したKDがその一体感を同じように感じることはできるはずもないわけで。
リングのないキャリアなんて想像がつかなかったKDは、手っ取り早く優勝できる道を選んだけど、それは彼が思っていたような満足感には繋がらなかったんでしょう。
KDを見ていると、NBA選手の幸せってなんだろうなって思います。
勝つことが一番大事で、いつか優勝するのが夢だっていうのは、選手である限りあるとは思うけど、優勝だけが全てじゃないっていうのも本当だろうなって。
どこで、誰と、誰のために戦うのか。
そして、その条件が全て揃って優勝までできたら、選手はすごく満たさて悔いなくキャリアを終えられるのかもしれないなって。
選手によって求めるものは少しずつ違うだろうし、どこに重きを置くかも違うだろうけれど、KDは、彼にとっての完璧な優勝をずっと求めている気がします。
だとすると、KDはやっぱり、サンダーに残ってればよかったのかもしれないなと、ちょっと思ったりするわけです。









