2021/1/27 第17戦 OKC at PHX:ベテランの存在感とルーキーの成長
2021/01/27 OKC at PHX #17
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OKCからこんにちは。
YOKOです。

オクラホマシティ・サンダーの第17戦は、OKC時間1月27日水曜日の午後8時から、フェニックスでのサンズとの対戦。

長い遠征もこの試合が最後。

元サンダーのコーチも多く、元サンダーのクリス・ポールとアブドゥル・ネイダーも(キャメロン・ペイン)もいるサンズとの対戦は、ちょっとドキドキワクワクもするのです。

 

RESULT:102対97でサンダーの勝利(8-9)

今夜のスタメン

ホーフォードが戻ってきた!

Gヒルの代わりにまたもやマレドーーン!

 

GAME FLOW

GAME FLOW 2021/01/27 OKC at PHX 試合結果
GAME FLOW 2021/01/27 OKC at PHX

 

出だしが悪いのが一目瞭然。

でも2Qにサンズを10点に抑え、その間に逆転してハーフタイムに。

一度はサンダーがリードを広げるも、サンズのスリーが再び決まり始めて追いつかれ、そこからはお互いに一歩も譲らずシーソーゲーム。

最後は集中してディフェンスをしていたサンダーに勝利の女神が微笑んで終了!

サンダー102対サンズ97で、サンダーが勝ち、勝率8勝9敗に。

 

MOST THUNDEROUS PLAYER

MVPはシェイ

21得点、8アシスト、7リバウンド、2スティール、2ブロック。

何、この満遍なく数字取ってる感じは。

素晴らしいとしか言えないし。

リーダーとしてどんどん成長していくその姿、かっこいいとしか言えないから。

ドートも言ってた。

「彼が僕らのリーダーで、チームのベストスコアラーなんだ。だから試合の終盤のあの時間は、ボールはシェイが持たなくちゃいけない。シェイがチームのためにプレイメイクをする必要があるんだ」

 

隠れMVPはホーフォード

いや、ホントは隠れてなくて、試合中に12,000得点を達成してるし。

ホーフォードについては、今日のバイブスのところでまとめたくらい実はすごかった。

 

MTPはベイズ

同点に追いついたこのダンクは叫んじゃった。

10得点、7リバウンド、1アシスト。

スリーはかなり外れたけど、大事なところで決めているし、大事なところでリバウンド取ったし。

あとは私がベイズ大好きだから、数字とか関係なく、叫んでるっていう話もある(笑)。

 

THUNDEROUS VIBES of the night

この試合で私が感じたサンダラスなバイブスは…

ベテラン、クリス・ポールの存在感

ブッカーとシャリッチのいなかったサンズをまとめたのは当然CP3。

相変わらずの安定のいやらしいバスケで、32得点、5アシスト、5リバウンド、1スティールはさすが。

「彼は素晴らしい選手だよ」と話すのは、そのCP3をひたすら追いかけ回したドート。

「もっと良い仕事ができたのになって感じてる。気持ちよさそうにプレイしてたから、僕はもっと良いディフェンスをしないといけないと思う」

確かにサンズにはスクリーンのかけ方がうまい選手がいて、CP3が巧みに動くので、ドートがたまに苦戦してる気配はあったけど、それでもあんなディフェンスができるのはやっぱりドートくらいじゃないかなと思う。

そんなドート、実はオフェンスも頑張って、大事なところでのスリーを含む14得点!

攻守ともに頼りになる男です。

 

シェイとCP3の師弟対決的には、それほど直接やり合うことがなかったにせよ、最後の最後はシェイとCP3のプレイメイク対決になっていたので、なかなか見応えがあった。

CP3がシュートを外して、エイトンがリバウンドを取ってプットバックに失敗して、ベイズがそのリバウンドをもぎ取った時の、あのCP3の悔しそうな姿に、うちの子たちの成長を見た気がしてちょっと嬉しかったりもした。

「正直に言ってコートにいる間は、あんまりそういう(クリス・ポールと対戦してる)認識はなくて、ただの対戦相手の一人にすぎないよ。僕も彼もすごく集中しているしね。とにかく勝てて嬉しいだけだよ」

シェイが話すように、コートの上ではそんなものなのかもしれない。

でもきっと、明日には電話でこの試合の話とかをしている気もするよね。

 

あ、忘れちゃいけない!クリス・ポールの存在感の陰で、元サンダーのアブドゥル・ネイダーもしっかり仕事して他ことを!

スリー2本を含む12得点、3リバウンド、1スティールで、なかなかの活躍だった。

なんだろう、やっぱり元サンダーの選手が頑張ってる姿を見るのは嬉しいんだよね。

試合に勝てたから思うのかもしれないけど。

 

ベテラン、ホーフォードの存在感

1月18日に4人目の子供(娘のNovaちゃん)が生まれ、6試合を欠場していたホーフォードがこの試合でサンダーに合流し、ブランクがあったことを感じさせない活躍でサンダーの勝利に貢献。

序盤にサンダーのスリーがことごとく外れる中、ホーフォードが着実に得点を重ね、シュートタッチは崩れることなく、最終的には21得点(FG66.7%)。うち3Pは5本打ってすべて沈めた。

さらに11リバウンド、3スティールと、ディフェンスでも貢献し、存在感たっぷり。

その様子を見ていて思ったのは、「バスケットボールをしたくて仕方がなかったんだろうな」ということ。すごく生き生きしてるように見えた。

大体このサンズ戦はサンダーの遠征の最後の試合で、今夜チームはOKCに帰ってくるのに、それを待たずにフェニックスに合流したってことは、本人がどうしてもって希望したからでしょ?

そしたら案の定、試合後にこう話していたホーフォード。

「どうしてもここに来てみんなと合流したかったんだ。家族と過ごせた時間は僕にとっても家族にとってもすごく良かったけど、でもこうしてまたチームに合流できて嬉しいよ。この試合が重要なのはわかっていたし」

それにしても、6試合欠場してこの活躍はさすがホーフォードはプロフェッショナル。

チームと離れてOKCに残っている間も、スタッフとトレーニングを続けていたとヒーローインタビューでも話していた。

サンズがクリス・ポールを中心に追い上げてきた時、なぜか同じくらいの経験のあるホーフォードがコートにいるだけで少し安心する気がした。

最後の最後、クリス・ポールがボールを入れる時に、巧みにスティールをして勝利を確実にしたのを見ても、こういう落ち着きがベテランの存在感で、若いサンダーには必要だなと思った。

クリッパーズ戦ではGヒルがリーダーシップを発揮し、ブレイザーズ戦ではマスキーがチームを引っ張り、サンズ戦ではこうしてホーフォードがプロの姿を見せる。

それぞれが、いつでも自分の力が発揮できるようにしっかり準備しているのを、マークHCも褒めていた。

「そういう準備をするプロセスこそがまさに選手たちに教えようと努力していることだよ。最初から身についていることじゃないんだ。習得するものなんだよ。そして一人ひとりそのやり方は違うんだ」

シェイやベイズやドートやハミが、クリス・ポールとともに過ごした昨シーズンに学んだプロ意識やリーダーシップがある。

そして今シーズンもまた、プロ意識の強いベテラン選手から、若手選手は多くのことを学ぶことになる。

Gヒルがいつまでいるかはわからない。

マスキーもこのまま活躍し続けると残してもらえるのかはわからない。

ホーフォードは契約の事情から残る可能性は高いとは思うけど、プレスティの考えてることは私にはわからない。

でも今のサンダーに、この3人がいてくれることにとても感謝している。

 

ルーキー、テオ・マレドンの成長

11得点(3P6本中3本成功)、6リバウンド、2アシスト、1スティールを記録した19歳のマレドン。

1月25日のブレイザーズ戦が初のスタメンで、サンズ戦は2度目のスタメンで初めてのクローザーになった。

「素晴らしい経験、学ぶ機会になった。どの選手もクロージングラインナップに入りたいって思っているから」

そう話したマレドンは、試合残り5分の間に大事な5得点を決めていて、ただクローザーになただけじゃなくサンダーの勝利にしっかり貢献した。

それをシェイも褒めている。

「テオは大きくステップアップしたね。テオに一番大事なのは、自信を持つことなんだ。ちょっと怖気付く時があるから。僕もルーキーの時そうだったのを覚えてるし、彼がもっと自信を持てるようにするのが僕の役目だと思っているんだ。今日、終盤できっちり仕事をした彼を誇りに思うよ」

ブレイザーズ戦ではクロージングラインナップには入れなかったテオのことに触れながら、マークHCもテオのことを褒めていた。

「終盤、テオは素晴らしかったと思う。すごく落ち着いていたね。ブレイザーズ戦でも彼は良くやっていたけど、あの試合の終盤はテンションがちょっと高いと感じて、テオはまだそのレベルでプレイしていないと判断したんだ。でも今日は良くやったと思う。こうやって経験から学ぶことを私たちは重視しているんだ」

マークHCは「経験から学ぶ」という言葉を良く使う。

今のサンダーにはすごく必要なことで、そのチャンスが若い選手たちに与えられていることが本当に素晴らしいと思う。

 

ちなみにもう一人のルーキー、ポクも頑張っていたよ。

相変わらずブロックするんだよね、ウィングスパン活かして。

あと珍しくレイアップ。

ここでファウルされてみてほしかった。

というのも、まだポクは一度もフリースローラインに立ってないってあちこちで言われているから。

ラプターズのアーロン・ベインズとどっちが先にフリースローを打つかっていう対決になっているらしいので、それも今後注目してみてね、みんな。

 

48 minute game

チームディフェンスが光ったこの試合を、まさに「48分間戦い抜いた結果だ」と話すマークHC。

さらに「この遠征で学んだことが多い」とも話していた。

確かに、サンダーは毎試合の失敗から学び、そして修正して次に取り組んできて、それが少しずつ結果につながっていると思う。

遠征初戦のナゲッツに負け、次のクリッパーズとの2試合にも負けた

特にサイズの違いからゴール下が弱いところを突かれて、リバウンドが取れなかったり、インサイドを守れなかったり。

マークHCはローテーションを変え、選手たちは自分ができることを精一杯やる。

その繰り返しの結果が、ブレイザーズ戦の勝利とサンズ戦の勝利につながっているはず。

どちらも接戦で、最後はファウルプレイになった。

ブレイザーズ戦でフリースローを何本か外したシェイは、サンズ戦ではきっちり4本すべてを決めた。

こうやってみんな経験から学ぶ。

48分間戦い続ければ、勝てるチャンスは訪れる。

遠征の最後の2試合で、それを見せてくれた。

勝っていいのかは知らない。

でも私的には、とにかく今のサンダーを見るのが好きだから、こんな気持ちでチームを応援させてくれることにただ感謝してる。

 

HIGHLIGHT

 

POSTGAME INTERVIEW

ヒーローインタビュー:ホーフォード

 

マークHC

 

ホーフォード

 

ARTICLES on this game

サンダー公式から

 

The Oklahomanから

 

The 48

NEXT GAME:1月29日ネッツ戦

サンダーの第18戦は、2021年1月29日金曜日午後7時から(日本時間1月30日午前10から)、ホーム、チェサピークアリーナでブルックリン・ネッツの対戦です。

ネッツといえば、あのトレード。

KDとグリーンにハーデンまで加わって、初期のサンダー勢揃い。

アービングも戻ってきて、アトランタ戦では3人合わせて80点以上取ったとか取らないとか。

前回は勝ってるけど、もう全然話が違うので参考にはならないでしょう。

どんなことになるのか、あまりにパワーが違いすぎて想像もつきませんが、とにかくサンダーには精一杯頑張ってほしいです。

 

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