2021/2/5 第21戦 OKC vs MIN:PGハミの成長とホーフォードの株価
2021/02/05 OKC vs MIN #21 @okcthunder
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OKCからこんにちは。
YOKOです。

オクラホマシティ・サンダーの第21戦は、OKC時間2月5日金曜日の午後7時から、チェサピークアリーナにミネソタ・ティンバーウルブズを迎えての1戦。

ウルブズもなかなか不調っぽいですが、サンダーもポイントガードなしの8人での戦いとなりました。

 

GAME RESULT:103対106でサンダーの負け(9-12)

今夜のLINEUP

スタメン

スタメンの写真がどんどん変わって(苦笑)。

Gヒルとシェイとドートとマレドンが欠場で、とうとうケンリッチがスタメン起用!

純粋なガードはハミのみで、ポイントカード不在のサンダー。

 

ウルブズのスタメン
(と欠場選手)

対するウルブズの選手はもうほとんどわかりません!

 

HIGHLIGHT

 

GAME FLOW & STATS

8人でどうなるかと思ったけど、なかなかいい勝負でした。

最後の最後でディアンジェロ・ラッセルのスリーがスリーを決めて、こっちはハミのスリーが外れて終了でしたが、サンダーとしてはここまでできれば正直十分。

逆にウルブズが心配になりました…。

2021/02/05 OKC vs MIN 試合結果
GAME FLOW 2021/02/05 OKC vs MIN
2021/02/05 OKC vs MIN 試合結果
STATS 2021/02/05 OKC vs MIN

 

スターター5人にベンチ3人、合わせて8人ってこういうことよねって改めてわかるボックススコア。

ホーフォードやムスカラさんのプレイタイムを抑えて、あとはみんな30分以上(ミラーは控えめだけど)。

いっぱい出れて嬉しかっただろうなと思います。

2021/02/05 OKC vs MIN 試合結果
BOXSCORE 2021/02/05 OKC vs MIN

 

MOST THUNDEROUS PLAYER

ポイントガードがいなかったサンダーが、ここまで戦えたのはもうこの2人のおかげと言っても過言ではない!

全体をまとめ、ボールをまわしていたホーフォードと、ポイントガードとしてスタメンで頑張っていたハミ。

 

MVP:アル・ホーフォード

子供産まれてからほんっとに調子が良いホーフォード。

それまではいつ産まれるかわからないから気持ちが落ち着かなくて、試合に集中し切れなかったんじゃないかと言われるほど、今はもう伸び伸びと楽しそうにプレイしてます。

ガッツポーズもめっちゃやってるし。

 

そしてこの試合ではもうホントに頼りになった。

29得点も7リバウンドもすごいけど、ありがたかった8アシスト。

3ブロックに、2スティールもして、ほんと頼もしかったです。

 

MTP:ハミドゥ・ディアロ

ハミについては色々言ってる私ですが、オレオレ・ハミとのバランス取ってよく頑張ってたと思う!

昨シーズンまでのハミの役割や責任を考えたら、今シーズンの成長は素晴らしいし、そしてこの試合で意外とちゃんとパスできるんじゃん!って思いました。

自己最多の10アシスト、16得点でダブルダブル。

これまで4アシストが最高だったことを思えば、やればできるんじゃんってことです。

 

最後のスリー、躊躇して外れてっていうのはしょうがない。

あんな大事な場面でシュートがまわってくることなんてなかったと思うので、何事も経験で、そこから学べばいいし。

その前のプレイでも自分で行かずにパスすればって思うところはあったけど、そういう判断力もどんどん経験を積んでいくことで良くなっていく可能性があるなって、ハミに対する期待が高まった試合でした!

 

THUNDEROUS VIBES of the night

マークHCが素晴らしい!

ほんとにどうなるんだろって思ってたこの試合。

ハミにポイントガードさせることも分かってたけど、普段あれだけパスをしないのに大丈夫なのかと余計な心配とかしていて。

それでもサンダーは、マークHCは、それぞれの選手にチャレンジを与え、可能性を信じて育成してる。

ハミの10アシストとホーフォードの8アシスト、それ以外にもみんながちょっとずつ貢献して、チームで合計28アシストっていう記録からも、それが本当によくわかる試合だった。

「そういう戦術だったんだ。メインのゲームメイカーがいなかったから、パスをまわすことを重視したかった。複数のパスをしてそこから様々なアクションを起こしたいと思っていたんだ」

 

マークHCの言葉通り、序盤からハミがパスを出して、前半のうちに8アシストだったし、そこから今度はホーフォードを起点にボールが動いて、見ていて楽しい試合だった。

マレドンの欠場発表が直前だったことを考えると、ハミも試合当日にポイントガードの役割を担うことを知っただろうし、だとすれば、スキルに問題があったんじゃなくて、マインドの問題だったってことで。

『オレオレ・ハミ』が必要以上に出てこなければ、パスであんなにチームメイトを活かせる。

ケンリッチだって、使い続けてなければここまでの良さはわからなかったと思うし、それはロビーも同じこと。

一時期ロビーが3番のポジションになってた時も、ロビーにそれが可能だって信じてたから。

それで、ホーフォード、マスキー、ロビーのセンター3人が同じフロアにいるっていう、相変わらずの摩訶不思議なことが起きてた。

でももう今じゃ何も驚かない。

今のサンダーにはマークHCがベスト。

 

選手とコーチの間の信頼関係がしっかりできているし、みんなが楽しんでいるのが伝わる試合だった。

 

「OKCにいられて嬉しい」

試合後のインタビューでホーフォードが話していたこと。

「ここオクラホマにいられて良かったと思っているよ。僕たちのために組織がすべてを整えてくれているし、毎日練習に来るのも本当に楽しいんだ。コーチのリードに従いながら、プロセスも楽しんでいて、とにかくここのすべてが、僕だけじゃなくてチームメイトにとっても心地良くて、そのおかげで僕もより自由にプレイできていると思う。それに若い選手たちの、あのエナジーが周りに影響を与えて、ワクワクするし、そういう風にプレイしたいって思うんだよ。だからすごく楽しいね」

これを聞いて本当に嬉しかったです。

ホーフォードは76ersでジョエル・エンビードとの共存が難しくて、サラリーの割りに使えないっていう流れでサンダーに来たけど、それでもやっぱりホーフォードだから、こんな再建に向かうチームにいて気持ち的に大丈夫かなってどこかでずっと思っていて。

サンダーという組織は素晴らしいけど、それとこれとは話が別。

でもこうして、若手選手たちのことも話した上で楽しいって言ってくれているし、ホーフォード自身の調子も良くて自由にプレイできているってことは、ある程度本音を言ってくれているのかな、と。

 

 

サンダーはもともと、不良債権的な存在の選手を引き取って、選手を更生させるのがうまい組織だけど、ホーフォードもちょっとそんな感じになっているのかも。

組織の体制とかだけじゃなく、今のチームの状況的にクリス・ポールの時と似てると思うのは、ベテランになってちょっと使えないって思われ始めたタイミングで外に出され、自分はまだできると証明するチャンスを与えられていることと、まだまだNBA歴の浅い若い選手から頼りにされる存在になっている点。

ベイズやロビーからも頼られていると思うし、みんなとにかくがむしゃらだし。

ホーフォードがユーロステップしたあとに、シェイとドートも大喜びだし。

 

そういう居心地の良い環境で楽しんでバスケットボールをして、数字も上げてリーダーシップも発揮したら、もうこれはどう考えても有料債券で株価は上昇中のはず。

私的にはこういうベテランには長くいてほしいけど、サンダーとホーフォード的にはウィンウィンの状況を作れていると思うので、それはそれで良いことでもある。

とにかく今は、チームが楽しそうにプレイしているのが一番で、それが感じられるのが嬉しいし、実際にこういうコメントを聞けるのが嬉しい。

そしてあと一歩で勝てない試合でも、マークHCが試合後に言ってたように、確実に一歩前進したと思うから、それで私的には十分な試合でした。

 

The 48

NEXT GAME:2月6日ウルブズ戦

サンダーの第22戦目は、2021年2月6日土曜日午後7時から(日本時間2月7日午前10時から)、再びウルブズと。

ウルブズとのミニシリーズは連戦で、ホーフォードがお休み。

7人になっちゃうの?って思ったら、シェイとドートとマレドンが出場可能らしい。

代わりにベイズとロビーが身体に痛みがあるようで微妙。

とりあえず人数は揃うけど、ベイズとロビーが出なかったら、今後はやたらガードだらけで背が足りないことになる。

また面白いことになりそうです。

 

FYI:参考までに…

試合後のインタビューや、この試合について書かれた記事の紹介ツイートなど、参考になるものは最後にまとめることにしました。

POSTGAME INTERVIEW

マークHC

 

ロビー

ARTICLES on this game

サンダー公式から

 

The Oklahomanから

 

FYI:参考までに

マークHCと選手との信頼関係がよくわかる映像

 

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