OKCからこんにちは。
YOKOです。
オクラホマシティ・サンダーの第20戦は、OKC時間2月3日水曜日の午後7時からチェサピークアリーナでヒューストン・ロケッツとの2戦目でした。
1戦目の話の最後に書いたように、サンダーはシェイ抜きの上にロスターが10人しかいない状態での戦い。
ロケッツもジョン・ウォールがいないけど、1戦目であれだけ大差をつけられて負けてる側としては、一体どうなっちゃうんだろかと思いながら、と同時に、勝敗関係なく、色んなチャンスのある試合になるのを楽しみにしていたわけですが…!
GAME RESULT:104対87でサンダーの勝ち(9-11)
今夜のLINEUP
スタメン
First 5 vs. HOU tonight.
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Presented by @EnableMidstream #ThunderUp | @FOXSportsOK pic.twitter.com/pzLkQFBni1
シェイの代わりにハミがスターター。
ロケッツのスタメン
ジョン・ウォールの代わりにエリック・ゴードンであとは前回と変わらず。
ビクター・オラディポ、PJ.タッカー、ジェイショーン・テイト、クリスチャン・ウッド
HIGHLIGHT
GAME FLOW & STATS
なんと!青い!
1Qこそシーソーゲームでしたが、一時は30点もリードした時間があるくらいの大勝利となりました!
それも前回28本のスリーを決めて136点取ったロケッツを、87点に抑えての勝利にはビックリ😲
課題だったリバウンドはロケッツよりも10本多く取り、前回ロケッツに与えまくっていたセカンドチャンスは同じくらいに抑え、とにかくディフェンスが良かった。
そして5人が2桁得点!
オフェンスも見ていて楽しい試合になりました。
MOST THUNDEROUS PLAYER
MVP:ベイズ
18得点、12リバウンド、2ブロック、2アシストで、ダブルダブル達成(これで5試合連続の2桁得点)。
スリーも2本決めて、シェイのいないスターターのオフェンスを盛り上げ、ディフェンスでもしっかり仕事をして、とにかく序盤の勢いを作ったベイズがMVP。
Darius has a double-double. Thunder still up double-digits. #ThunderUp pic.twitter.com/A20ugBRli9
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隠れMVP:ビッグ・アル
17得点、6リバウンド、3アシスト、2スティールで、安定の仕事をするホーフォードですが、試合中に感じたのは、やっぱりそこに彼がいることでゲームが締まること。
やっぱりベテランの存在は大きいなと思いましたね。
Here’s a 5-time #NBAAllStar move! RT to VOTE @Al_Horford pic.twitter.com/M1LR8MgfSi
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隠れMVPとしては、ハミも。
16得点、9リバウンド、3スティールで、スタメンとしてきちんと貢献してました。
彼の課題は変わらず、『オレオレ・ハミ』になり過ぎずに周りを良く見て良いパスを出すことだと思ってはいるけど、一個ずつクリアしていってくれれば。
𝖠𝗅𝗐𝖺𝗒𝗌 𝖧𝗈𝗈𝗉𝗂𝗇𝗀@hamidoudiallo ➡️ @roby_isaiah pic.twitter.com/XtUjbtN5MO
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こういうの、もっと見たい。
MTP:ケニー・ハッスル
もうね、チーム最多の19得点も6リバウンドもすごいけど、やっぱりケンリッチのすごいのはハッスルです!
ベンチを勢いづけるあのハッスルは最高!
すべてに一生懸命な選手ってやっぱり素晴らしいなと。
Kenrich Williams up to 10 points for the Thunder 🔥@OKCThunder lead the Rockets 36-27 with 9:52 to play in the second!#ThunderUp | 🔗 https://t.co/Ei2jWf88Tr pic.twitter.com/jwGqwPbckC
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Kenrich Williams is a +23 on the night. pic.twitter.com/veT2pzqN60
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THUNDEROUS PLAY of the night
テオ・マレドンのこのブロック!
からのスティールは最高すぎて、特別にこのセクション作っちゃった。
Tough Théo ✋ pic.twitter.com/hbrNfyblpQ
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このプレイについて、「大事な局面でも萎縮することなく、チームメイトのためにプレイするっていう、自分のアイデンティティやチームのアイデンティティを体現しようとして起きたことなんだ」と話すマレドン。
「素晴らしいプレイだったから、これからも頑張りたいと思う。」
マレドンはあまり得点できなかったけど、4アシストだし、何よりも6スティールとかしてて、そこから速攻のチャンスがあったりして、やっぱりセンスがいいなあって思ったし、ホント頑張ってほしい。
まだ19歳だからね、これからがとても楽しみな選手です。
違う意味でのTHUNDEROUS PLAYをもうひとつ…
Hami threw this thing up like Horford can also jump over Shaq. pic.twitter.com/m1f0RsCsRk
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『ハミー、さすがにそれをホーフォードに求めるのはキツイだろ…!」
って、おそらくみんなツッコミ入れたよね。
THUNDEROUS VIBES of the night
気合が違う!ディフェンスが違う!
相手への寄り方も良かったし、ディフェンシブリバウンドを取る意識の強さも良くて、なんだろう、あのバイブスの違いは。
baze. block. 🛑 @BazleyDarius | #ThunderUp pic.twitter.com/jTieoJduIi
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とにかくベイズがブロックしまくってたし、リバウンド取りまくってたし。
Oladipo rises up for the dunk. Darius Bazley says "nope." #ThunderUp pic.twitter.com/klSE560bvK
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前回心配になったあの覇気のない感じは全くなかった。
『0-0メンタリティ』がしっかり浸透してて、素晴らしい。
ボールがまわるまわる!
「今夜のボールムーブメントはキレが良かったと思う。実は今日はあまりプレイをコールしていないんだ。選手たちがうまく噛み合ってたから、彼らに自由にやらせることにした。みんな楽しそうにプレイしていたね」。
マークHCの言う通り、とにかくボールが良く動いて、いろんなところで噛み合っていて、予想してなかったプレイが生まれて、みんながアンセルフィッシュで、楽しそうだったのが印象的でした。
Horford with the swipe. Dort with the dish. Bazley with the finish.
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Thing of beauty! #ThunderUp
📺 FSOK | 🔗 https://t.co/Ei2jWf88Tr pic.twitter.com/v7jQmWhLVv
この3人のやつもいいし、マスキーからのパスでケニー・ハッスルも素敵。
👀 Musky -> Kenny Hustle
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Thunder closes Q1 on 14-5 run.
Keep watching! @FOXSportsOK pic.twitter.com/f7NcsiH2Yf
あげたらキリがないほど、息の合ったプレイが見れたし、ほんと、みんな生き生きしていたよね。
誰にもチャンスがあり、誰もが輝ける
1Qでドートが左ひざを痛めてロッカールームに下がって結局戻って来れなかったこともあって、もともと10人しかいなかったサンダーは9人で試合を回すことになり…。
2Q開始のラインナップが、ダリアス・ミラー、ケニー・ハッスル、ジャスティン・ジャクソン、ロビー、ムスカラってもうわけわかんないレベルだったわけだけど…。
このチームの凄いのは、みんなが本来の力を発揮できるってこと。
今までずっと、数字にはならないような泥臭いハッスルプレイをしてきたケニー・ハッスルが、チーム最多得点を取るなんて誰が想像してたか!
ケンリッチは多分、どこのチームにいてもロールプレイヤーとして自分のできることをやって、ハッスルプレイで重宝される選手だとは思う。
でも彼に何ができるのか、何をやらせたらどれだけできるのか、それを見せるチャンスは巡ってこないのが普通で。
今彼が輝いているのはサンダーというチームにいて十分なプレイタイムがあり、そのチャンスが与えられているから。
それはきっとほかの選手も同じ。
例えば、スタメンだったときは調子良かったけど、ベンチから出場し初めて立ち位置わからなくなってたロビーが、23歳の誕生日のこの日にまた良いところを見せた。
Happy 23rd Birthday, Roby!!
This is Roby's world, baby. pic.twitter.com/Jc0RWXzB1H
— 𝘽𝙤𝙤𝙢𝙩𝙤𝙬𝙣 𝙃𝙤𝙤𝙥𝙨 (@BoomtownHoops) February 4, 2021
彼はNBA歴2年目だけど、ルーキー時代は怪我で数試合しか出ていないから、今シーズンは実質1年目のようなもので、多分ほかのチームにいたら、ベンチの一番端っこでガベージタイムにしか出れなかったかもしれない。
「本来みんな素晴らしいNBA選手だから」ってマークHCは良く言っているし、一人ひとりの育成プランを作っていることも話していたけど、スター選手がいない分、目をかけてもらえる時間も長いだろうし、それを実践で活かす場も多ければ、きっと選手だって楽しいはず。
まさにみんなで実地で一緒に学んで一緒に成長していくんだと思う。
みんなその気持ちが強いから、突然思いもよらない相乗効果が生まれて、もしかすると相手チームが戸惑うような、そんな試合展開にもなるのかもしれないなと。
ドートの欠場が決まって、次のウルブズ戦も9人で戦うことが決まっているけれど、誰がどこのポジションを守るとか関係なく、とにかく皆がチームのためにできることをするという姿勢や、『What else?メンタリティ』、『0-0メンタリティ』があるから、このチームはきっと何かを見せてくれるし、きっとまた誰かが輝いてくれると思います。
The 48
Perseverance.
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The 48 | 𝐓𝐡𝐮𝐧𝐝𝐞𝐫 𝐯. 𝐑𝐨𝐜𝐤𝐞𝐭𝐬 pic.twitter.com/f9QGj46ehL
NEXT GAME:2月5日ウルブズ戦
サンダーの第21戦目は、2021年2月5日金曜日午後7時から(日本時間2月6日午前10時から)、ホームのOKCにミネソタ・ティンバーウルブズを迎えます。
ウルブズは現在5勝16敗で西の最下位。
タウンズなしで戦ってると思うので、なかなかキツイですよね。
サンダーは引き続き、Gヒルとシェイが欠場で、そこにドートも加わってまたも9人体制。
と思ったら、なんとマレドンが安全衛生プロトコルによって欠場することが発表されました…。
サンダーはこれで試合開催条件の8人ギリギリの上に、ポイントガードがいない状態での試合です。
確実にハミの出番ですが、『オレオレ・ハミ』とのバランスを取って、周りを活かせるようになるチャンスなので頑張ってほしいし、ベイズにもちょっと期待したいところ。
全員バスケでとにかく精一杯戦うバスケを見せてくれるでしょう!
ロケッツと同じパターンで2試合続けて戦うミニシリーズ形式で、今回はB2Bなのが気にはなりますが。
とにかく、みんな怪我なく、元気に、楽しくプレイできますように!
FYI:参考までに…
試合後のインタビューや、この試合について書かれた記事の紹介ツイートなど、参考になるものは最後にまとめることにしました。
POSTGAME INTERVIEW
ヒーローインタビュー:ケンリッチ・ウィリアム
.@williamskenrich (19 𝙥𝙤𝙞𝙣𝙩𝙨)
— OKC THUNDER (@okcthunder) February 4, 2021
"𝙀𝙢𝙥𝙝𝙖𝙨𝙞𝙨 𝙤𝙣 𝙚𝙣𝙚𝙧𝙜𝙮" pic.twitter.com/2f9iMK9Joi
マークHC
ロビー
ARTICLES on this game
サンダー公式から
Thunder Throws First Punch, Downs Rockets in Rematch
— OKC THUNDER (@okcthunder) February 4, 2021
Full Game Recap 📝 ⤵️
The Oklahomanから
Five quick takeaways from the Thunder's 104-87 win over the Rockets: https://t.co/8fYJl7qOIa
— Joe Mussatto (@joe_mussatto) February 4, 2021