
OKCからこんにちは。
YOKOです。
昨日はKD婚約というビッグニュースが入ったため、サマーリーグが始まるタイミングでアップしようと思っていた記事が後回しになってしまいました・・・。
今日はちゃんとサマーリーグのお話です。
サマーリーグはアメリカ時間の7日から12日まで。詳細スケジュールを知りたい方はこちらの一番最後でご確認ください。
つまり昨日が初戦。そして先ほど、第2戦目が終了したとことろです。
私はサマーリーグは見ていないので、サンダーがどんな感じだったかわかりませんが、サマーリーグ参加選手については、kduさんのブログ:NBA Thunder Dancerに詳しく書かれてますので、そちらを見てくださいね。
じゃあ、私がサマーリーグの何を載せようと思ったかというと・・・
それは、私の一番のお気に入り、愛読している現地オクラホマのサンダーブログ、ロイス・ヤング(Royce Young)のDaily Thunderの記事です。
※Daily Thunderは今はもうロイス・ヤングのブログサイトではなくなりました。
先月わざわざ彼にメールして、ブログ翻訳の許可までもらったのにも関わらず、なかなかチャンスがないまま日々は過ぎていったのですが、今回、彼のサマーリーグに関する記事がなかなか面白かったので、簡単に訳してみることに。
ただし、残念ながら、私は英語でも日本語でもバスケットボール用語がちゃんとわかっていないので、所々あやしい表現があると思います。間違った表現がありましたら、コメントにてご指摘いただけると嬉しいです。ちょっとずつ勉強しますので。
サマーリーグを楽しむための10のこと
by Royce Young
サマーリーグに関して言えば、3つのシンプルなルールを覚えておけばそれで大丈夫。
1) サマーリーグは重要ではない
2) 良いことであれ悪いことであれ、興奮したり浮かれたりしないこと
3) 観ていられないほどひどいことも多いが、ただバスケットボールを楽しむこと
ペリー・ジョーンズは不参加。
それでもサンダーは、かなり興味深いチームをオーランドに送り込んでいる。ペリー・ジョーンズは間際になってラインナップからはずれたが(ライアン・レイドが代わりに出場)、ジェレミー・ラム、レジー・ジャクソン、デアンドレ・リギンス、そしてルーキーのスティーブン・アダムスとアンドレ・ロバーソンが出場となれば、彼らが今どんな状態なのか確かに興味深い。
そこで、サンダーのサマーリーグを楽しむための10のポイントをまとめてみた。
1. ジェレミー・ラムに注目
サンダーがFAで動かないのを見ると、来シーズンはラムにある役割があるだけでなく、その役割がかなり重要になる可能性あることが徐々にはっきりしてきた。
ラムは昨シーズンDリーグで活躍した。サマーリーグも似たような環境のはずだ。鍵となるのは、ラムがプレスをかけないことと何かを証明しようと頑張りすぎないこと。
彼には十分なオフェンスの才能があり、まだ発展途上とはいえ、彼の能力は高い。問題は、ラムに守りができるか、チームとうまくやれるか、スターになろうとせず役割を果たせるかどうかだ。
2. スティーブン・アダムス:”素材”以上の何があるのか?
YouTubeの映像を除けば、多くのサンダーファンにとって、サマーリーグがアダムスに何ができるのか見る初めての機会だろう。身体的、運動能力的には素晴らしいが、オフェンスのスキルは皆無かそれに近い選手を見ることになるのだ。
彼はダンクもするし、レーン内でオープンルックであればフェザーができる。だがその程度だ。
エネルギッシュで優れたディフェンダーにはなれるだろう。しかし、もしポストタッチやブロックを見るのを楽しみにしているのなら、期待しないほうがいい。
3. レジー・ジャクソン
ジャクソンはサマーリーグにはもったいないが、個人的には彼が参加してくれて非常にありがたい。彼は、サンダーがいい感じでセットプレーをしたり速攻を仕掛ける際に重要な存在になる。
また、来シーズンのOKCの一番可能性のあるシックスマンとして、ラムと実践的なリハーサルができることはジャクソンにとっても良いことだろう。
ジャクソンがそれほど長い時間プレーするとは思わないし、5試合すべてに出るとも思わないが、まだ若くて成長中の選手であり、来シーズン、彼にはさらに大きな役割が待ち受けている。
ジャクソンにはもう少し調整が必要で、自分でもそれをわかっているから、自分からオーランドに行きたがったのだ。
4. デアンドレ・リギンスのシューティング
リギンスがローテーションに入れる選手になれない最大の理由は、彼のオフェンススキルにある。
リギンスは、それがカッティングであれ、オープンルックショットを決めきることであれ、自分の技量の一分野を完璧に仕上げる必要がある。
スリーポイントシューターかつディフェンダーであることはリーグで求められる一番の役割のひとつではあるが、リギンスは外のショットを仕上げることに集中する必要がある。
5. アンドレ・ロバーソンは何ができるのか?
コロラドから来た、6-7のスイングマンに何ができるのか非常に興味がある。
ロバーソンは最高に素晴らしいスポーツ選手であり、特にオフェンスリバウンドにおいては驚異的なパワーでプレーをする。
しかし彼にジャンパーは決められるのか?効果的なピックアンドロールができるのか?ボールハンドリングはどうか?
大学時代の試合のスタッツが良いこと以外、私は彼についてあまり知らないので見るのが楽しみだ。
6. グラント・ジェレットとは何者か?気にかける必要はあるのか?
サンダーは少なからずお金を払い、2巡目でジェレットを選んだ。個人的には彼が契約に至ると思ってないが、正直な所、私は彼のことはほとんど何もわかっていない。
アリゾナでは目立った数字を上げていなかった。それでも良い面もあるはずだ。
どれほどプレーするのだろうか?一体何ができるのか?シュートは打てるのか?実際どんな見た目なのか?まずはそれを知りたい。
7. ダニエル・オートンは自分の役割をするのか?
来シーズンのサンダーには、おそらく契約を結ぶに至らないであろうジェレッドを除いて、14人の契約選手がいる。
が、もしサンダーが1人以上のFAと契約を結ぶとしたら、もしくはラグジュアリータックスを超えるのを避けようとするとしたら、無保証契約のオートンをウェーブするのはかなりシンプルな解決策だ。
昨シーズン、オートンにはほとんど機会がなかったが、彼のサイズや運動能力には興味深いものがある。しかし、サンダーの興味を維持するためにはオートンは一週間確かなプレーをすることが必要か?
8. 袖付きユニフォーム
ダサい。でも正当な理由があってのこと。
9. サンダー以外の選手にチャンスはあるか?
答はNO。でもサンダーが伝統に従って、サマーリーグのチームにDwight Buycks(ドワイト・バイクス)を参加させてるのはうれしい。
10. 最後にもう一度注意:サマーリーグの内容にとらわれないように!
楽しんで色々と見てみて、選手たちに何ができて何ができないかちょっとメモしたりして、でもどんなことに関しても(サマーリーグの結果に基づいて)、公に主要な発言/主張をするのは避けた方がいい。
他のチームの選手についても同じだ。もしケリー・オリニックがすごかったとしても、「サンダー、へましたな!」なんて叫ばないように。NBAはまだ7月だってことを忘れちゃいけない。
元記事:10 things for Summer League by Royce Young
サマーリーグはあくまでもサマーリーグ。サマーリーグでのできは、本戦では当てにならないってことですかね。
それでも、サンダーはいまだ新たな選手獲得の動きがないので、このままだとどう考えても若手プレイヤーの成長に期待せざるを得ない状況です。
なので、未知のルーキーや、昨シーズンあまり出番のなかった若手プレイヤーがどの程度できるのかは気になるところ。
ちなみに、ロイス・ヤングは既に、初日の結果を受けて記事を書いています。
Five Thoughts: Thunder 76, Pacers 68
内容はか〜なりざっくりとこんな感じです。
1)スティーブン・アダムス:
これといった活躍はなし。一生懸命プレーしていたが、見当違いのことが多かった。20分でファウルが2つというのは、これからのビッグマンとしては良いほう。プロとして初のゲームということを考えれば思ったよりも良かった。
2)ジェレミー・ラム:
それほど良くはなかったが、基本的には落ち着いて全体をコントロールしていた。ただ今日はレジーがいなかったので、自分でボールをまわすしかなく、シューターとしてのプレーができなかった。自分でゲームを作り上げるのがこれからのラムの課題。
3)グラント・ジェレット:
多少シュートができる。最終的に17ポイントでチームをリード。タッチはいい。
4)ダニエル・オートン:
以前より状態が良さそうで、自信のあるプレーを見せた。最終的に15ポイント。問題はディフェンスでそれほどの活躍がないことだが、全然悪くない。
5)アンドレ・ロバーソン:
特に何もしていない印象。時間がかかりそう。シュートもできそうもない。が、一生懸命だった。
以上、ご参考までに。
とりあえず、サマーリーグはサンダー2連勝という成績。
なんにせよ、良かったです。