
OKCから引き続き。
YOKOです。
最近は、ジェラミ特集を書きながら、過去に自分が撮った写真を振り返ったり、SNSを遡ったりしています。
自分が撮った写真の中にあったのが、トップに使った画像。アリーナ3階のコンコースの天井からぶら下がっている選手の円柱ポスターで、2018-19シーズンに使われたジェラミの写真です。
撮ったものをすっかり忘れるほどの写真の数に(iPhoneのメモリーはNBAの写真でいっぱい)若干辟易するのだけど、やっぱり記録はあった方がいいなと痛感します。
でも写真を見ていると、ついつい『ああ、この時こんなことあったなあ…』などと思い出に浸り初めて、心は他の方へ…
これじゃいつまで経ってもジェラミ特集が終わりません。
それに、ジェラミのエピソードでこれだけ書くとしたら、ラスとかどうなっちゃうんだろうと今からちょっとビビっているわけです。
時間かかってもいいから、順番に書いていきたいとは思っているのだけど。
とにかく今はジェラミの話!
ジェラミ特集は続きます。
第一弾は、翻訳記事をメインにジェラミの人柄について書きました。
第二弾は、2016年にやって来たジェラミとの出会いのエピソードを紹介しました。
そして第三弾の今回は、昨シーズン(2018-19シーズン)中に運良く見ることができた、コートの外でのジェラミについてのお話です。
アリーナでのジェラミとの交流が激減
トレードされてきた2016-17シーズンと翌シーズンの頭くらいまでは、アリーナでのファンサービスも結構していた記憶のあるジェラミでしたが、次第にサインなどに応じなくなり、昨シーズンはなぜかほぼ全くファンサービスをしなくなっていました。
決まった時間になるといつも事前練習に出てきてはいたのです。だから練習する姿を近くで見ることはできました。
でも練習が終わると、デニス・シュルーダーとタイミングを合わせて、二人仲良くほぼ全速力で勢いよくロッカールームへ走って戻るのがお馴染みのパターンで、そういう時にハイファイブできればラッキーという感じでした。
私がアリーナに試合を観に行った限りで言えば、昨シーズン中アリーナでジェラミと交流ができたのは一度だけ。2018年の11月後半の一回きりでした。
その日、滅多に立ち止まってファンサービスをしなくなったジェラミがサインをし始めたので、周りにいたファンは興奮気味で、ジェラミはその場にいたたくさんのファンの要望に忙しそうに応えていました。
私も興奮気味に(笑)サインをもらい、一言「頑張ってね!」「ありがとう」と言葉を交わすのが精一杯。

でもラッキーなことに、このシーズンは、コートの外でジェラミに会う機会があったのです。
それも二度も!!
昨シーズン、コートの外でジェラミと出会う
すっかりチェサピークでファンサービスをしなくなった2018-19シーズンに、逆にコートの外でリラックスしたジェラミに会えるとは思ってもみませんでした。
そんなチャンスが二回も巡ってきたのは、一言で言ってしまえば、アウェイゲームを観に行ったから。
もちろんアウェイゲームを観に行くだけで目当ての選手に会えるとは限らないのだけど、ホームにいるよりは確率は上がる気がします。
でもそれ以上に、ある意味で私はとてもラッキーだったのかなとも思います。
そんなラッキーなエピソードをふたつご紹介します。
12018年11月ダラス:ジェラミの髪型で盛り上がる
まずは2018年11月のこと。
このブログでも何度も登場しているラスの大ファンのYukikoさんが、もう今ではすっかり毎年恒例となったラスの誕生日お祝い追っかけツアーをすることになっていました。
ちょうどダラスでサンダーの試合があったので、まずはダラス入りしてその後OKCにやって来るという計画を聞いた私は、『ダラスなら車で3時間だし、自分で運転して行ったことないけどなんとかなるかも』と、思い切ってそこに合流することにしたのです。
実はこのダラスでのエピソードはジェラミのことに留まらず、もう本当に盛りだくさんで、いつか記録に残したいのだけど、とりあえず今日のところはジェラミの話に集中します。
Yukikoさんと一緒にやって来た、初サンダー現地観戦のKT-mamaさんと3人で、とある場所で選手の出待ちをしていた時のこと。
ジェラミとネイダーとTLCの3人が、楽しそうに話しながら私達がいる方にやって来るのが見えました。
選手が来たからといって、見境なくわーっと寄っていくほどの勇気もなければ、社会人としてある程度の節度も持ち合わせる“大人の”女性3人組は、とりあえずその場で彼らの方を見ながら手を振ってみるのが精一杯。
サンダーグッズを身につけているわけでもなかったので、私は試合の時などにいつも持っているサンダーのロゴグッズを見せて、『サンダーファンが応援に来てますよ~』と一応主張をしてみました。
するとそれに気づいた彼らがこちらを見て笑顔で応えてくれたので、迷惑じゃなさそうだなと判断し、少しずつ歩み寄りながら声をかけてみることに。
そして満面の笑みでこっちを見てくれていたジェラミに、「一緒に写真を撮ってもらえる?」と思い切ってお願いしてみました。
「いいよ~。でも外だとアレだから、この建物の中に入ろう。」そう言って、ネイダーとTLCとともに近くの建物に入っていくジェラミの後ろを、私達もついていきました。
近づいてみて気付いたのは、ジェラミの髪型が数日前と変わっていたこと。伸びていた髪が頭の形がはっきりわかるほどにスッキリと編み込まれていたのです。
ドアを通り過ぎながら、「髪型また変えたんだね!」と私が言うのとほぼ同じタイミングで、後ろにいたKT-mamaさんも髪型が変わったことをジェラミに言ったので、二人で顔を見合わせて大笑い。
そんな私達の反応を見ながら、またもやジェラミも満面の笑みで「そうなんだよ〜」と嬉しそうに答えました。
「頻繁に変えるよね。それはどのくらい続けるの?」そんな風に続けて聞いた、と思う。
けど、こういう時の詳細はあまり覚えていないので定かではないです。何度選手に会っても、英語もしどろもどろで出てこないし、色々覚えてないくらい、いつも緊張しているから。
ただジェラミがまたすっごい笑顔で、「髪型変えるの好きなんだ〜。」って言っていたのは覚えてます。

ネイダーとTLCが、私達がジェラミとだけ写真を撮りたがっていると思ったくらい、私とKT-mamaさんはジェラミに話しかけていて、ネイダーとTLCには申し訳なかった。ごめんね。
もちろん彼らとも写真を撮りたかったので、皆で撮ってはもらったのだけど。
とにかくこの時は、髪型の話で打ち解けた雰囲気になったのが心地よくて、気持ちも視線もすっかりジェラミに集中していました。
そしてジェラミはずっとニコニコしてた印象しかないくらい、彼の屈託のない笑顔の記憶が残っているのです。
22019年3月メンフィス:お茶目なジェラミを垣間見る
もう一つのエピソードは、今年の3月のメンフィスでのこと。
これもまた、年に二度サンダー(ラス)の応援にやって来るYukikoさんが、この3月はOKCの前にメンフィスに行くと聞いて、メンフィスに観光も含めて行きたいと思っていた私とダンナが合流した時のエピソードです。
この時の一連の出来事もなかなかできない体験で、いつか記録に残さなくちゃいけないと思っているんだけど(そんなんばっか)、今日のところはジェラミの部分を抜粋してお届け。
…しようとあれこれ書き方を考えたのですが、これはジェラミのところだけを抜き出して書いても伝わりにくいかもしれないです…。前後関係が見えないとイマイチで、でもそれを書くと話がジェラミに留まらない…。
敢えて言うならば、
『ジェラミが遠くからぴょんぴょんぴょんと私達の方にやって来て、2、3メートルくらい先にあったパーテーションの向こう側で止まり、その間からこちらを覗き込んで、笑顔で手を振ってくれた』
そんな感じ。
その時、実は私たちの周りにはサンダーの選手がたくさんいて、ジェラミはそこに後から合流してきた状況だったので、確実にいつもよりリラックスした状態だったと思います。
仲間の所にリラックスして来てみたら、その向こうに『良く見るファン』が見えたので、その流れでハローって手を振った。っていうことなのかなと。
とにかく、ジェラミが私達に気付いて反応してくれた時の、無邪気な子供がはしゃいでいるような、その動作・仕草がとにかくめちゃくちゃ可愛くてちょっとクスって笑えたんです。
その動画がないのが残念!こういうのって都合のいいように記憶されるから、ちゃんと再現できているのかは自信なしです。これが伝わるのはその場にいたYukikoさんだけかな…(苦笑)読んだ人に少しでも伝わるといいんですけどね。
例の翻訳した記事を読み直した時に、ほんの一瞬のことだったけど、この時が一番ジェラミの素に近かったのかなあと思いました。
ジェラミの優しさと人懐っこさ、そして笑顔
ジェラミがサンダーにやってきたのは2016年11月。
サンダーにいたのはたった3シーズン。
もっと長くいたように思えるのは、やっぱり早い段階で親しみを覚えたからかもしれません。
これまでに私が出会ったジェラミに共通するのは、優しさと笑顔と人懐っこさです。
アリーナではそこまで笑顔で対応はしないし、口数も少ないけど、声をかければ必ず返事をしてくれるし、外で会うといつもめっちゃいい笑顔で、話しかけやすくて、とっても親しみやすい人柄だと思います。
その笑顔と親しみやすさに加えて、実は結構な面白キャラだとオクラホマンの番記者さんがポッドキャストで最近言っていたのをふと思い出しました。お茶目なキャラというか。そういうところが、ラスやポール・ジョージから可愛がられた由縁だと。
実はその話から、思い出したようにあの記事を翻訳し始めたりしたのですが。
最後のメンフィスでのエピソードは、確かにお茶目キャラを彷彿とさせる動きだったかもしれません。
彼がサンダーにいる間に、ジェラミの人柄を身近で感じることができたこと、そしてメディア用じゃない、素のジェラミを垣間見ることができたことは、私にとって何よりの想い出となりました。