10月17日(日本時間18日)、2023-2024シーズン開幕までにあと3選手をカットする必要のあるオクラホマシティ・サンダーが動きを見せた。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、サンダーとロケッツの間でのトレードが成立する見込みだという。その内容は以下のとおり。
【報道されたトレード】
サンダー獲得
- ケビン・ポーターJr.(KPJ)
- 2027年の2巡目指名権(MIN経由)
- 2028年の2巡目指名権(MIL経由)
ロケッツ獲得
- ビクター・オラディポ
- ジェレマイア・ロビンソン・アール(JRE)
サンダーが獲得予定のKPJは、付き合っている彼女に対する暴行罪に問われており、サンダーは即座にKPJをウェイブする予定。サンダーには、KPJの1690万ドルの報酬支払い義務が残る。
また、このトレードにより、サンダーはこの先7年間で15の1巡目指名権と22の2巡目指名権を保有することになる。
サンダーのロスター枠について
サンダーのサム・プレスティGMは9月27日に行われた会見で、オラディポがトレーニングキャンプに合流しないことを明らかにし、サンダーには残らないことを示唆していた。
その時点でサンダーは21人(2Way契約の3選手を含む)の選手を抱えていた。通常契約の選手は18人のため、シーズン開幕までに規定の15人に絞らなければならない中、少なくともオラディポがその対象であることは判明した形だった。
残るあと2人が誰になるのかが気になるところではあったが、大方の予想どおり、そのうちの1人がJREということになった。
JREはメディアデーを前に、オクラホマシティでコミュニティイベント(地域貢献活動)に参加しており、今シーズンもコミュニティに還元できるのを楽しみにしていると語っていた。
シーズン開幕までのあと1週間で、プレスティGMはもう1人、選手を放出しなければならない。