【リポート】サンダーがセンターのビスマック・ビヨンボとミニマム契約
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オクラホマシティ・サンダーがファン念願のビッグマン獲得に動いたようだ。

複数の報道によると、サンダーは2月10日(日本時間11日)、センターのビスマック・ビヨンボとミニマム契約を結んだという。

 

サンダーはトレードデッドラインの2月8日(同9日)、シャーロット・ホーネッツとのトレードでフォワードのベテラン、ゴードン・ヘイワードを獲得し、トレイ・マン、ダービス・ベルターンス、バシリエィ・ミチッチの3選手と指名権などをホーネッツへ放出している。

 

ロスター枠15人の空いた2枠のうち1枠には、2月9日(同10日)にリンディ・ウォーターズ三世を昇格させており、残った最後の1枠にはビヨンボが加わることになった。

 

今季はメンフィス・グリズリーズで30試合に出場し、1試合平均5.2得点(フィールドゴール成功率56.3%)、6.4リバウンド、1.7アシスト、1.1ブロックを記録。その後、2024年1月10日(同11日)にグリズリーズから解雇されていた。

コンゴ民主共和国出身のビヨンボは、2011年のNBAドラフト全体7位でサクラメント・キングスから指名され、シャーロット・ボブキャッツ/ホーネッツ、トロント・ラプターズ、オーランド・マジック、フェニックス・サンズ、グリズリーズで、キャリア通算829試合に出場し、1試合平均19.7分のプレイで、5.1得点(FG成功率53.5%)、6.0リバウンド、0.7アシスト、1.3ブロックを記録している。

31歳のビヨンボは身長6フィート8インチ(203cm)でセンターとしては背が高いほうではないが(チェットやポクよりも低い)、7フィート6インチ(約230cm)のウィングスパンを持ち、体格が良くフィジカルが強い堅実なデイフェンダー。サンダーに足りないフィジカルさやリバウンドで期待がかかる。

しかし、サンダーのプレイスタイルを考えると、ビッグマンにはスタメンでチェット・ホルムグレン、控えでJWillことジェイレン・ウィリアムズ(スモールラインナップではケンリッチ・ウィリアムズ)を引き続き起用することが予想され、ビヨンボの出番がどの程度になるかは不明だ。

確実に言えるのは、プレイオフに入った時のフィジカル面での補強ができたということだろう。

 

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