[故障者&ロスター最新情報] いよいよルーゲンツ・ドートが復帰!
Mark Daigneault HC
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オクラホマシティ・サンダーは10月6日(日本時間7日)にオーストラリアのアデレード・36ersとのプレシーズン第3戦を終え、次の9日(同10日)のマッカビ・ラナーナ(イスラエル)との試合まで2日間空いた。

Back To Backで試合をこなしたサンダーは、1日空けて8日(同9日)に練習を実施。練習後にマーク・デイグノート・ヘッドコーチがメデイア対応を行い、故障者(この言い方はあまり好きではないが、病気のケースもあるので負傷者ではおかしいので、一旦故障者とする)について最新情報をシェアした。

ここでは、サンダーの故障者とロスターに関する最新情報をまとめる。

シェイの復帰スケジュールは未定

各選手の状況

シェイ・ギルジャス・アレクサンダー:左ひざMCL損傷
(6日の36ers戦の前の説明)

  • 経過は順調だが、復帰のタイムラインは今も未定
  • 走ることもスライドすることもできるし、シュートもドリブルもできるが、接触のある練習はまだやっていない

マイク・ムスカラ:足首捻挫
(6日の36ers戦の前の説明)

  • 経過は順調だが、プレシーズン中の出場の見込みはない

ルー・ドート:コンカッションプロトコル

  • プロトコルをクリアし、9日(同10日)のラナーナ戦には出場する

ジェイレン・ウィリアムズ(JDub):咽頭炎

  • (6日の36ers戦の前の説明)連鎖球菌性咽頭炎(英語でStrep Throat)のため、36ers戦は欠場
  • (8日のアップデート)引き続き、咽頭炎のため、チーム練習は休んだ

ウスマン・ジェン:ひざの打撲
(6日の36ers戦の前の説明)

  • ひざの打撲で36ersは欠場するが、深刻なものではない

ケンリッチ・ウィリアムズ:鼠蹊部損傷

  • (6日の36ers戦の前の説明)Back To Backなのでもともと休み(Rest)の予定だった
  • (8日のアップデート)鼠蹊部(足の付け根)損傷のため、9日(同10日)のラナーナ戦を欠場する

9日のラナーナ戦への出欠予定

出場予定の選手

  • ドート

欠場が確定している選手

  • シェイ
  • ムスカラ
  • ケンリッチ

出場が未定の選手

  • JDub
  • ジェン

考察

まず、復帰が決まったドートについて

ドートはタルサにはいなかったが、36ers戦では試合前にシュート練習をしていたし、順調にステップをクリアしているのだろと推測していた。

今日の取材でマークHCは冒頭に故障者情報を発表したのだが、ドートについて触れなかったため、周りのメディアが質問を終えた最後の最後に思い切って状況を聞いた。

余談だが、自分から質問をするのはまだまだ緊張する。囲み取材の方がやや気楽で、会見場になるとかしこまった雰囲気が漂うこともあって緊張は倍になる。たった一言 “Any update on Dort?” 「ドートについてのアップデートは?」と聞くだけなのにしどろもどろになっていた。

でも、質問した結果、『ドート復帰』という今のサンダーにとってはビッグニュースが返ってきたので、質問して良かったと胸を撫で下ろした。

シェイについて

シェイが、6日の36ers戦の前の練習に出てきている様子をツイートで見た人も多いと思う。その様子は、10月2日に練習施設で私が目撃した練習の時とほぼ変わらなかったので、今はとにかく慎重にリハビリをしつつ、できることは全て行うといったところだろうか。

これが2日の様子

これが6日の様子

まだ接触のある練習をしていないとすると、やはりプレシーズン中の復帰は難しいと推測している。

ムスカラについて

ムスカラはペイコムセンターでも変わらずベンチにいなかったようなので、サンダーがOKCでチーム練習をしない間はミネソタに帰っているのかもしれないと勝手に想像している(メディアデー直前にお母様を亡くしているのでまだ色々あるだろうし)。

ジェンについて

ドートのことを質問した後で、ジェンの情報がないことに気づいたがあとの祭り。ただ、マークHCのコメントがなかったということと、6日の時点で「深刻ではない」と言っていることから、おそらく明日は出場する可能性があるのでは…?

明日9日の試合前にはまた新しい情報がシェアされると思うので、日本語の情報がほしい人は私のツイッター(@yoko_okc / @ThunderousVibes )を確認してみてほしい。

 

OKCブルー行きの選手のウェイブ&契約の繰り返し

サンダーは10月7日(同8日)と8日(同9日)にまた動いた。

7日には、4日(同5日)に契約し、6日(同7日)の36ers戦に出場したロバート・ウッダード二世をウェイブ。

その直後、Jahmi’us Ramseyと契約したと発表している。ラムジーは21-22シーズン、サクラメント・キングスで19試合に出場し、1試合平均7.0分のプレイで3.2得点を記録した。また、Gリーグのストックトン・キングスとOKCブルーで15試合(先発4試合)に出場し、1試合平均28.9分で、18.1得点、5.0リバウンド、2.9アシストをあげている。

つい先日の動き同様、ウッダード二世と入れ替わりでラムジーと契約した形のサンダーは、ロスターの数に変更はなく今も20人となる。が、ウッダード二世と同様に、ラムジーもOKCブルーに送る前にキャンプ要員として様子を見るための契約と見られ、シーズン開幕にラムジーが残る可能性は低い。

 

そして8日(同9日)には、契約したばかりのラムジーをウェイブ。

直後に、ガードのジェイデン・シャックルフォードと契約したことを明らかにした。シャックルフォードは今年のサンダーのサマーリーグチームで4試合に出場。昨シーズンはアラバマ大学で33試合(先発32試合)に出場し、1試合平均34.1分で16.6得点、5.4リバウンド、1.5アシストを記録している。

しかし、この選手もExhibit10契約で、今後OKCブルーに行くことになる選手だろうと言われている。

 

サンダーのロスターはどうなる?

というわけで、OKCブルーでプレイすると思われる選手が出たり入ったりしている状況のサンダーは、今もロスターは20人のままだ。

シャックルフォードが開幕ロスターに残ることはなく、そして繰り返しになるが、トレイ・バークとマーキーズ・クリスの姿はサンダー周辺のどこにも見えないことを考えると、最終ロスターに残る15人(+2Way契約2選手)はほぼ確定と言っていいだろう。

ただし、プレシーズンでは、現在2Way契約のリンディ・ウォーターズ三世とユージーン・オモルイに相応のプレイタイムが与えられ、その仕事ぶりによっては彼らのどちらかを本契約にする可能性も否定できない。

となると、ヒューストン・ロケッツとの8選手の絡むトレードでサンダーに移籍してきたデイビッド・ヌワバは、サム・プレスティが納得できる活躍を見せない限り、サンダーの最後の1枠に残れないことも考えられる。

NBAの規定では、レギュラーシーズン開幕までにロスターを15人に絞らなければならないのは事実だが、必ずしも15枠を全て埋める必要もないので、いずれにしてもサンダーがヌワバもカットして最後の1枠を空けた状態でシーズンを迎えることもあり得る。

プレシーズンマッチがあと3試合残っているサンダーは、主力メンバーの相性を見ながらプレイタイムをコントロールしつつ、過去3試合で見たように、試合の後半ではロスターの後ろに控える選手たちにかなりの出場機会を与えることになるだろう。

ロスターがほぼ確定している中、残り3試合にある意味で将来がかかっているリンディ、オモルイ、ヌワバの3選手がどんなプレイを見せるのか、(ガベージタイムでちょっと試合にまとまりがなくなり、見るのをやめたくなるかもしれないが)是非、注目してみてほしい。

 

 

 

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