プレシーズン初戦直前!サンダーの現状を振り返る
Paycom Center
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オクラホマシティ・サンダーは10月3日(日本時間4日)、コロラド州デンバーでプレシーズン初戦でナゲッツと対戦する。楽しみな対戦の前のサンダーの状況を見ておこう。

ルーゲンツ・ドートがナゲッツ戦を欠場

サンダーはオクラホマシティでのチーム練習を終えて昨日のうちにデンバー入りしたが、その対戦を前に、ルーゲンツ・ドートがコンカッションプロトコルに入ったというニュースを投下した。

昨日、メディアに練習施設が解放された時点ですでにドートの姿はコートになかったので、その前の時点で脳震盪を起こしていたと思われる。ということで、ドートはナゲッツ戦を欠場する。

コンカッションプロトコル規定では、NBAによって決められたステップをクリアすることで試合に復帰できるように定められている。そのタイムラインは負傷の程度や選手によるとされているため、ドートの復帰時期は現段階では未定。

個人的には、早くて9日のホームの試合あたりかと予想しているけれど、もしかしたら6日のホームの試合に出てきたりするかもしれない。

プレシーズンのロスター発表

また、サンダーは本日、プレシーズンのロスターを改めて発表した。

オクラホマシティ・サンダー 2022-23 プレシーズンロスター

すでにここには、昨シーズンまでいた(というか、メディアデーまでいた)選手の名前がないことは皆さんもお気づきだと思う。

誰がいなくなり、誰がやってきたのか、ここまでの経緯を個人的な感想も含めて追ってみる。

トレーニングキャンプ中のサンダーの動き

まず動いたのはタイ・ジェローム

彼はサンダー以外のチームでの居場所を求め、トレーニングキャンプに参加しないという決断を下していた。実際に彼が放出されたのは別のタイミングではあるものの、自ら出ることを希望していたのは彼だけだった。

そもそも巷では、ジェロームは年齢的にもカットされる候補に必ず名前が挙がっていた選手ではあり、かといって実力のない選手ではないので、本人もサンダーにいるよりも出たほうがチャンスは広がると考えていたに違いなく、ある意味賢い選択だったと思う。

次に動きがあったのは、ビット・クレイチ

彼は9月27日(同28日)にアトランタ・ホークスへトレードされている。クレイチと引き換えにサンダーが獲得したのは、モーリス・ハークレス、2029年の2巡目指名権、以前トレードした2025年ドラフト2巡目指名権の条件変更(トップ40保護条件)。

クレイチは前日の26日(同27日)にペイコム・センターで行われたメディアデーに参加。ケガに泣かされた過去2シーズンを振り返り、「今季は万全で臨む」と意気込み、「このチームが大好きだ」と満面の笑顔で語っていただけに、本人としてもショックが大きかったのではないかと思う。

サンダーでのほとんどの時間をリハビリをして過ごす結果となり、まだまだ海のものとも山のものともわからない選手で、現時点ではプレイタイムをもらうことも難しいことを踏まえるとやむを得ない決断かもしれない。ホークスが獲得を希望した可能性もあり、新天地で化けてほしい。

次は一気に、デリック・フェイバーズ、タイ・ジェローム、テオ・マレドンとハークレス。

サンダーは9月30日(同10月1日)、ヒューストン・ロケッツとの間で8選手が絡む大型トレードを成立させた。サンダーは、フェイバーズ、ジェローム、マレドンと獲得したばかりのハークレス(と2026年のドラフト2巡目指名権と金銭)をトレードに出した。

ロケッツからは、スターリング・ブラウン、トレイ・バーク、マーキーズ・クリス、デイビッド・ヌワバの4選手(とトレードエクセプション2つ)を獲得。

さらに10月2日(同3日)にはブラウンをウェイブし、Sacha Killeya-Jonesと契約している。

そして、今日、10月3日のロスター発表、ということで改めて一覧を。

オクラホマシティ・サンダー 2022-23 プレシーズンロスター

現在サンダーは20人の選手を抱えている。

レギュラーシーズンのロスターは15人+2way契約選手2人の合計17人に定められているため、シーズン開幕に向けてサンダーはここからさらに3選手をカットする必要がある。

新たに加入したKilleya-Jonesはデンバー入りしている様子が本人のインスタグラムストーリーにアップされているが、もともとGリーグのOKCブルーとの経緯があるようなので、キャンプ要員として様子を見て今後ブルーに送られる可能性が高い。

 

また、トレードでやってきたヌワバもデンバー入りし、プレシーズンでチームに合流しているとのこと。ただし、バークとクリスはチームに同行していない様子。

バークとクリスが今後どこかの時点でチームに合流するかは不明だが、現時点での諸々の情報を踏まえて、今の段階でカットされる3人を私が選ぶとしたら、Killeya-Jonesとバークとクリスだろうか。

ヌワバはまだ良くわからないが、それ以外のメンバーにはすでにちょっとした思い入れがあるので、情報を元にしつつも完全に独断と偏見である。

プレスティGMに、予想はするなと言われているので、とりあえずここでは私の希望を書いたということにしておこう。

プレシーズンのサンダーに期待すること

というわけで、いよいよ今夜、2022-23シーズン初のサンダーの試合を見ることができる。

チームのリーダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーがケガで欠場、ディフェンスの要のドートがコンカッションプロトコルで欠場、そして期待の新人チェット・ホルムグレンがシーズン全休の負傷で欠場という状況ではあるものの、ジョシュ・ギディーもトレイ・マンもJREもいるし、ポクもいる。

ナゲッツには元サンダーのジェフ・グリーンもイシュ・スミスもいる(その上ジャマール・マレーが2021年4月以来の試合復帰らしい)。

今日のところは結果はあまり気にせず、どんなサンダーバスケットボールを見せてくれるのかを純粋に楽しみたい。

そして個人的には、トリプル・ウィリアムズがコートでプレイするところを見るのを楽しみにしている。

 

 

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