シェイの怪我についてプレスティGM「シーズン開幕に間に合うかはわからない」
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現地9月22日に行われたオクラホマシティ・サンダーのゼネラルマネジャーのサム・プレスティの会見で、プレスティGMはシェイ・ギルジャス・アレクサンダーの怪我についてメディアの質問に答えた。

前日の9月21日に、重症度Ⅱの左ひざの内側靭帯(MCL)損傷のため、シェイは9月26日からスタートするトレーニングキャンプ開始には間に合わないとサンダーが発表していた。

シェイはどういう状況で負傷したのか

プレスティGMはシェイが負傷した状況を次のように説明している。

彼はちょうどジムでトレーニングをしていて、その時その場に私はいなかったんだが、一瞬足が滑ったんだと思う。 そして、膝が内側に曲がってしまった。でも、彼はワークアウトをやり遂げた。その時には痛みはまったくなかったが、翌朝起きてみると、すごく硬くなっていたらしい。それでMRIを受けさせたところ、予想通りの結果だった。

プレスティGMは、怪我が起きたことは不運だとしつつも、「シーズンの半ばに起きるよりは、今でまだ良かった」と話した。また、彼のその話ぶりからは、それほど深刻な怪我ではなさそうに受け取れた。

実際に、サンダーからの発表も『重症度Ⅱ』とされており、それは「痛みがあり、30度膝屈曲位で主に左右方向に不安定」な状況であるとされる。また、あちこちのサイトで『内側靭帯(MCL)損傷、重症度Ⅱ』と調べれば、スポーツ復帰までの期間も、2週間から4週間かかるという説明や、長いもので6週間かかるなどと説明がある。

地元メディアの間では、「サンダーのことだから大事を取って長めに休ませるだろう」という声と同時に、「シェイはトレーニングキャンプの開始に間に合わないだけではなく、シーズン開幕も危ういのでは?」という懸念が出ていた。

シェイはシーズン開幕に間に合うのか

プレスティGMはこの質問に対して「その答えは私にはわからない」と正直に回答した。

そして、私を含め、多くのファンやメディアがオンラインで『内側靭帯(MCL)損傷、重症度Ⅱ』とググったことを見透かしたように、「人の身体はそれぞれ違うからね。ネットで調べれば、これくらいの時間がかかると言えるかもしれないが、それは一般的な人間の話だ」と続け、シェイの場合とは話が違うことを説明した。

彼は完璧なプロのアスリートだ。彼はMCLを自分のキャリアのために使っていて、優れたプレーヤーになるためにそれを必要としている。おそらく健康面では恵まれているだろうが、Web MDを使っている人よりもずっとそれに頼らなければならない。

だから、2週間後に彼がどう動けるかを見るしかない。準備万端であってほしいと願っているが、そうそう思い通りになるものではないから、そういう予測はできないんだ。

シェイは過去2シーズン、それぞれ関係のない怪我でそれなりの期間を欠場していて、今回また怪我に見舞われていることもあり、「シェイの耐久性に心配はないのか」という質問も飛んだが、それについてプレスティGMは、「これまでの怪我に関連はないのでその心配はない」とはっきり否定している。

 

プレスティの話をもとにすると、シェイは9月20日にトレーニング中に負傷し、翌21日にMRIを受けて重症度Ⅱの左ひざの内側靭帯(MCL)損傷と診断されたとみられる。再診断が2週間後の10月4日あたりになるとすれば、10月3日のプレシーズン初戦のアウェイでのデンバー・ナゲッツ戦は確実に欠場になるだろう。

サンダーは、そのデンバー戦を含め、10月3日から13日までのプレシーズン期間中に5試合を戦う。シーズン開幕は10月19日で、シェイの負傷からは約4週間後だ。

無理をさせる必要もないが、シーズン開幕にはシェイがコートに戻ることを期待したい。

 

 

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