![[GAME RECAP] Preseason Game 5: OKC at DET (2022/10/11)](https://i0.wp.com/thunderousvibes.com/wp-content/uploads/2022/10/20221011-OKC-vs-DET.jpg?fit=855%2C855&ssl=1)
オクラホマシティ・サンダーは10月11日(日本時間12日)、ミシガン州デトロイトのリトルシザーズ・アリーナでデトロイト・ピストンズと対戦。プレシーズン5戦目となったこの試合は115-99でサンダーが勝利し、プレシーズンの成績を4勝1敗としている。
GAME RESULT
TODAY’S STARTING FIVE
Tonight's first line pic.twitter.com/dFowEvwhnl
— OKC THUNDER (@okcthunder) October 11, 2022
欠場となったのは、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー、マイク・ムスカラ、ケンリッチ・ウィリアムズ、チェット・ホルムグレンの4人。
前の試合でDNP(コーチ判断での欠場)となった選手が戻り、レギュラーシーズンに向けてのウオームアップが始まるといった感じか。
ということで、4年生1人と2年生3人に1年生1人でスタート。
GAME FLOW & STATS
対戦相手のピストンズは現在再建中で、3年前からドラフト上位(ロッタリーピック)の選手がいる。
キリヤン・ヘイズ(2020年ドラフト全体7位指名)、ケイド・カニングハム(2021年ドラフト全体1位指名:オクラホマステイト大出身)、ジェイデン・アイビー(2022年ドラフト全体5位指名)とジェイレン・デューレン(同13位指名)の4選手だ。
マーク・デイグノートHCが試合前、ピストンズとの対戦についてこう話していた。
「ピストンズは私たちと似たようなステージにいる。ハングリーでやる気に満ちた若いチームと戦うのはエキサイティングだ。出だしからコンペティティブな試合になるだろう」
そして本当にエキサイティングな試合展開になった。
サンダーはハーフタイムで気持ちを切り替えたことが大きい。そして、カニングハムをフィールドゴール13本中3本成功の10得点に抑えたことも勝利の一因だ。


TODAY’S TAKEAWAYS
シュートが決まるサンダー(チップ・エフェクト)
チーム全体で、FG成功率は52.3%、3P成功率は40.6%(対するピストンズはそれぞれ41.2%、33.3%)。
出だしからドートからのパスでギディーが3Pを決めたかと思えば、トレイ・マンも3P、ドートも3Pと続き、またもやギディーの3Pが決まって、こんなに3Pが決まるサンダーはあまり見たことがない。
Start this thing up then @joshgiddey 👌#ThunderUp pic.twitter.com/5rzJtP27S5
— OKC THUNDER (@okcthunder) October 11, 2022
Thunder knock down the first four buckets from downtown 👌#ThunderUp pic.twitter.com/59A9Umx6Sn
— OKC THUNDER (@okcthunder) October 11, 2022
20得点した選手は1人もいないが、二桁得点を記録した選手が6人。うち、FG成功率60%以上が4人(ドート、JDub、ベイズ、ジェン)という高確率。
3Pに関して言えば、ドートも自信を持って打つが(2本中2本沈めて100%)、今シーズンはやはりギディーの3Pが大きいように思う(8本中4本決めて50%)。迷いがないし、積極的だ。さらにジェンが3本中3本を決めてきた。
déjà Ousss ☔️@ousmane11_ | #ThunderUp pic.twitter.com/uUBCTxif1J
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この3人に共通していることは何かわかるだろうか?
そろそろ耳にタコだろうが、『チップ・エフェクト』である。
そしてこの日のサンダーは3Pだけじゃなく、ペイント内での得点も60-46でピストンズを抑えていた。
that man is slippery @JdubPSCEO | #ThunderUp pic.twitter.com/hEdZVuwXW4
— OKC THUNDER (@okcthunder) October 12, 2022
ポクはもうあの頃のポクじゃない…
ポクの成長が止まらない。
この日は11得点、4アシスト、7リバウンド、1ブロックを記録。
あの、フリースローをもらえなかった(ファウルを取りに行けるほど強くなかった)ポクがFTも4本中3本しっかり決めた。
そしてここ数試合で感じるのはポクの判断力/意思決定力の良さだ。
3シーズン目にして、ぽくのこの成長は本物かもしれない。
少なくとも、私たちの知っているポクはプレシーズンにはもういないようだ…。
Drop the dime where only Poku can get it 💯@aleksejpokusevs | #ThunderUp pic.twitter.com/eJ0ABPRJaI
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Poku magic with the Euro @aleksejpokusevs | #ThunderUp pic.twitter.com/C1aqy2Ngib
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ベイズはまだあの頃のまま…?
勝負の年だとこの間書いたばかりだが、ポクに比べるとベイズの将来はまだ危うい。
課題はオフェンス。
それでもこの日は多少、「それだよ、それ!」と叫びたくなるプレイを見せていた。
Power up, Baze 💪@BazleyDarius | #ThunderUp pic.twitter.com/HukJZ0r88U
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A 4-point trip for the squad ⚡️#ThunderUp pic.twitter.com/HQyU9nF8v0
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Cross-court dime ➡️ finish and the foul 🤙@aleksejpokusevs | @BazleyDarius pic.twitter.com/iFHlMPGmIm
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余計なドリブルはせず、カットしてダンク。
判断力の問題でもあるのでなんとも言えないが、根気良く見守りたい。
J-Willの真骨頂、初のテイクチャージ
プレシーズンだけれど、これが初。
It's his speciality! First time taking a charge as a pro! ⚡️@Jay_MWilliams_ | #ThunderUp pic.twitter.com/qB4wxo63Ft
— OKC THUNDER (@okcthunder) October 12, 2022
ギディーもびっくり!
自分で出したインバウンドパスなのに、それをキャッチしたJDubに驚くギディー。
how did this get through lol @JdubPSCEO https://t.co/ppYkL1qaNx
— josh giddey (@joshgiddey) October 12, 2022
まあ、これはどっちもすごいとしか言えない。
NEXT GAME: 10月13日 アウェイでスパーズ戦
サンダーは、10月13日木曜日午後7時から(日本時間14日金曜日午前9時から)、テキサス州サンアントニオのAT&Tセンターでサンアントニオ・スパーズとプレシーズン最終戦を戦う。
またもや、再建に舵を切ったチームとの対戦で、レギュラーシーズン開幕前のウォームアップとしてはちょうど良いのかもしれない。スパーズにはサンダーがこのオフにウェイブしたアイザイア・ロビーがいるのも楽しみのひとつ。
なお、プレシーズン最終戦にはシェイが出場する可能性がある。8日の時点でマークHCは「欠場」とは明言していなかった。おそらく試合直前にアップデートされると思うので、最新情報を要チェックだ。
コーチ・マークによると、今回のロードトリップにシェイは帯同予定とのこと。順調に回復していると言い、明日の試合には欠場だが、スパーズ戦については明言せず。プレシーズン最終戦でシェイが復帰の可能性あり。 https://t.co/U9rWLBSry2
— YOKO B (@yoko_okc) October 10, 2022