【リポート】サンダーのホルムグレンとジェイレン・ウィリアムズがUSAセレクトチームに
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オクラホマシティ・サンダーのチェット・ホルムグレンとジェイレン・ウィリアムズ(JDub)が、FIBAバスケットボールワールドカップ2023に向け、来月ラスベガスで行われるアメリカ代表チームのトレーニングキャンプに「USAセレクトチーム」として参加することになった。7月20日(日本時間21日)に『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

ホルムグレンとJDubのほかには、ケイド・カニンガム(デトロイト・ピストンズ)、ジェイレン・グリーン(ヒューストン・ロケッツ)、キーガン・マレー(サクラメント・キングス)が「USAセレクトチーム」に参加する。

アメリカ代表チームは7月6日(同7日)に12名のロスターを発表。その顔ぶれはこれまでと大きく変わり、アンソニー・エドワーズ、ミケル・ブリッジズ、タイリース・ハリバートンなど、次世代のNBAスターたちが揃っている。

 

「USAセレクトチーム」のメンバーは、8月25日から始まるワールドカップを前に8月3日からネバダ大学ラスベガス校で行われるトレーニングキャンプで、12人の選抜メンバーとともに練習をする。また、チームとともにアメリカ代表が試合をするフィリピンに帯同し、ワールドカップ開幕前に負傷者が出た場合の代替要員を務める資格もあるという。

ホルムグレンは2022年ドラフト全体2位でサンダーから指名されたが、昨シーズンはケガで全休し、この7月のサマーリーグで復帰したばかり。ソルトレイクシティ・サマーリーグでは2試合に出場し、1試合平均約30分のプレイで、12.5得点、10リバウンド、1.5アシスト、1.0スティール、3.5ブロックをマーク。続くラスベガスでのサマーリーグでは2試合に出場し、1試合平均約30分のプレイで、20.5得点、9.5リバウンド、2.5アシスト、1.0スティール、3.5ブロックを記録している。

2023年のドラフト全体12位でサンダーに指名されたJDubは、昨シーズン75試合に出場し、1試合平均30.3分のプレイで、14.1得点(フィールドゴール成功率52.1%、3ポイントショット成功率35.6%)、4.5リバウンド、3.3アシスト、1.4スティールを記録。その活躍ぶりで、新人賞候補の1人となった。

 

サンダーからFIBA W杯2023に参加する選手

サンダーにはアメリカ国外出身選手が多く、今回のワールドカップには自国の代表として出場予定の選手が多い。まだ正式に代表選手を絞っていない国も多く、このうち何人かはトレーニングキャンプ要員で終わる可能性もあるが、その可能性も含め、以下にまとめる。

  • カナダ代表:シェイ・ギルジャス・アレクサンダー、ルーゲンツ・ドート
  • オーストラリア代表:ジョシュ・ギディー、ジャック・ホワイト
  • アメリカ代表:チェット・ホルムグレン、ジェイレン・ウィリアムズ(ともに補欠要員)
  • スペイン代表:ウスマン・ガルーバ
  • フランス代表:ウスマン・ジェン
  • セルビア代表:ヴァシリエィ・ミチッチ、アレクセイ・ポクシェフスキー

 

最終的に代表チームに残ることになるかはわからないが、最終メンバーはもちろん、トレーニングキャンプ要員であっても、国を代表してプレイすることの意味は大きいだろう。そして、NBAとはまた違う国際大会の場で戦うことは必ず出場する選手の成長につながり、ひいては若いサンダーの成長にもつながるはずだ。

NBAはオフシーズンだが、アメリカ代表チームにまでサンダーの選手が絡むことになって想像以上にワールドカップの注目度がアップしている。サンダーの選手たちのワールドカップでの活躍にも期待したい。

 

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