2021/1/13 第11戦 OKC vs LAL:格上チーム相手に学び成長する若手選手
2021/01/13 OKC vs LAL #11 @okcthunder
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OKCからこんにちは。
YOKOです。

オクラホマシティ・サンダーの第11戦は、OKC時間1月13日水曜日の午後7時から、チェサピークアリーナでのロサンゼルス・レイカーズとの対戦でした。

レイカーズにはデニス・シュルーダー(とマーキーフ・モリス)がいます。

デニスにとっての凱旋で、サンダーは事前にインスタでおかえりモードを出してましたが、残念ながら、アリーナでのファンのおかえりの歓声は、あのフェイクですら特に大きくならなかったらしい。

アダムスの凱旋の時も思ったけれど、実際にファンがいたら絶対違ったのにと思うと本当に悔しいです。

 

RESULT:99対128でサンダーの負け(5-6)

今夜のスタメン

この試合では、「マジでイケてる」とシェイも認めたシティエディションのジャージの初お披露目。

みんなで着てるところを初めて見たけれど、ソックスとかサポーターとか全体の色味を揃えてくると良い感じでした。

このジャージについては、記事のコーナーに現地記者の書いた記事を貼っておくので、興味のある人はぜひどうぞ。

 

さて、サンダーは前日も試合だったので、サンダーはホーフォードがお休みで代わりにロビーがスタメン。

対するレイカーズも前日は試合だったし、夜中の移動で疲れてるだろうし、相手がサンダーだし、レブロンとADは休ませるのかなと思いきや、2人ともしっかり出場。

シェイは元チームメイトのデニスと、ドートはレブロンと、ベイズリーはADと、ロビーはマーク・ガソルとマッチアップするという、若い選手がベテランに立ち向かう、わけのわからないスタートとなりました。

 

GAME FLOW

GAME FLOW 2021/01/13 OKC vs LAL

 

はい!

もう、最初から最後までパープルです!

サンダーは20点以上離されたあと、途中でいつもの粘り強さを見せ、前半終わりには11点差まで追いついたけど、やっぱりディフェンディングチャンピオンは強かった…!

レイカーズはとにかくでかくて、サンダーの選手がめっちゃ細くて小さく見えました。

レイカーズが黄色のジャージで、サンダーが黒だったから、余計にね…。

レイカーズは、スタメンもベンチも、皆ベテランの貫禄。

パスも回るし、シュートもうまくて、一人止めても次にパスした誰かがまた決めてくるし、セカンドユニットなのに、ハレルとかクズマとかマーキーフとか出てくるのはどうゆうこと?って思いました。

うちは、ハミとムスカラさん以外はレイカーズファンがほとんど見たことない選手よ?

サンダーも、もちろん頑張っていたし、良いところも合ったけど、正直レイカーズ(レブロンとAD)に遊ばれてましたね。

途中、サンダーの解説をやってるマイケル・ケージがこの試合のことをこう表現してます。

「車のフロントガラスにぶつかる虫みたいなもの」

もちろん、フロントガラスがレイカーズで、そこにぶつかる虫がサンダー。

なす術もなく、当たって砕ける小さな虫。

まあ、今のサンダーがディフェンディングチャンピオンと戦ったらこうなるのは仕方ないのかもしれませんが。

ということで、この試合は大差を付けられて負けました。

サンダーはこれで5勝6敗です。

 

MOST THUNDEROUS PLAYER

MVPは、お疲れ様の意味を込めてレブロンを守ったドートにあげたい。

ちなみに彼は、この試合でも3ポイントを3本決め、11試合連続で3ポイントを決めています。それも素晴らしい。

MTPは、ポク

ポクが決めたあの3ポイントは良かった!

マレドンがアタックしてディフェンダーを集めたあとに、ポクへの素晴らしいキックパスからのスリー。

レブロンが慌てて飛んできたけど、動じることなくちゃんと決めたよねー!

このプットバックも良かった!

レイカーズの選手たちがボールを眺めてる間に、すーっと動いてて。

ポクがここまで決めるのは初なので、大興奮でもう一度。

それと、これは毎回言ってる気がするけど、ポクはディフェンスのセンスがあると思う。

ブロックとリバウンドで必ず貢献してる。

これがこの試合のポクの数字。

ちなみにレブロンがドラフトされた時、ポクは生後19ヶ月とかだったらしいポクは、

「素晴らしい経験だったよ。彼らのプレイは10歳の頃から見ていたから」

レブロンやADとの対戦についてそう語っていました。

まだ色々やらかすけど、19歳のルーキーだし、マジでこれからどこまで伸びていくのか楽しみですね。

 

THUNDEROUS VIBES from the game

この試合で私が感じたサンダラスなバイブスは…

デカさには速さで対抗

誰を相手にも押し負けない印象のある、あのどっしりとしたドートが、レブロンと並ぶとやっぱり一回り小さく見え、そして実際に何度かレブロンに吹き飛ばされていたこと。

バトラーやKDを相手に、手足の長さと身体能力を活かして精一杯守り、多少の結果を出していたベイズリーが、ADの前にはほとんど何の障害にもならなかったこと。

それを見ていて、サンダーのサイズ(縦と横の両方)と経験のなさを痛感させられたのは事実です。

そんなレイカーズのようなサイズのあるフィジカルなチームと戦うために、サンダーが頑張っていたのは、スピード。

「速いスピードでプレイするようにした」と試合後にシェイも話していました。

ミスマッチを狙って切り込んだり、鋭いパスを出したり。

相手が戻る前にオフェンスを展開したり。

シェイはスピードに強弱をつけながら、ペイント内に切れ込み、フリースローもいっぱいもらってました。

デニス相手にはやりやすかったのかもしれません。

 

こういう試合は、学び、成長するチャンス

ドートがレブロンを守り、ベイズがADを守り、ロビーがガソルを守り、ポクがレブロンに守られたり、ケニー・ハッスルことケンリッチが、レブロンを相手に執拗なディフェンスをしたり…

マッチアップしてる相手がキツすぎるだろうと思いながらも、こんな経験ができていることの贅沢さを感じました。

サンダーのようなチームにいなかったら、彼らにこんなチャンスはなかったかもしれないわけで。

 

ベンチも、この試合もまた頑張っていた。

彼らのがむしゃらさ。

自分に与えられたチャンスを精一杯活かそうとするその姿に、毎回胸が熱くなります。

例えば、昨シーズン全くチャンスのなかったロビーの今シーズンの頑張りには、彼のことをあれこれ言っていた人たちも驚いているはず

そして、ほんの少しの出番でも、ケンリッチのハッスルは止まらない。

 

大差をつけられて、早い段階でガベージタイムになったにもかかわらず、そこにケンリッチとポクとマレドンが出ているだけで、ガベージタイムがガベージとは思えない今シーズン。

「これは72試合中の1試合に過ぎない。全ての試合が、48分間戦い抜くチャンスで、何かを学ぶチャンスなんだ。私たちはこれからも、一人ひとり個々に、そしてチーム全体として、学び、成長し続けるだけだよ」

育成を重視するサンダーというチームを率いる、コーチ・マークらしいこの言葉。

若い選手が経験を積み、学ぶ機会があって、それを見ることがこんなに楽しみになるとは自分でもびっくりです。

びっくりと言えば、これ↓

まさかの清水アキラ!?

この瞬間を切り取ったのもすごいけど、それにしてもヒドイ…

 

HIGHLIGHT

GAME FLOW AND BOX SCORE

OVERVIEW

OVERVIEW 2021/01/13 OKC vs LAL

 

PLAYER STATS

BOX SCORE 2021/01/13 OKC vs LAL

 

POSTGAME INTERVIEW

コーチ・マーク

 

ポク

ARTICLES about this game

サンダー公式からは、こちら

 

The Oklahomanから

この試合でお披露目になった今シーズンのシティ・エディションについての記事も

The 48

NEXT GAME:1月15日ブルズ戦

サンダーの第12試合目は、2021年1月15日金曜日午後7時から(日本時間1月14日午前10時から)、ホーム、チェサピークアリーナでシカゴ・ブルズと対戦です。

元サンダーのヘッドコーチ、ビリー・ドノバン率いるブルズはここまで4勝7敗で東の12位。

ヘッドコーチが変わって、以前に比べて選手たちが楽しそうだという噂をブルズファンの方から聞いたりしていますが、成績的にはまだまだ思うようにはいっていないと思われます。

レイカーズ戦の3Q途中で右足首を捻挫したベイズリーが出場可能かどうか微妙ですが、サンダーも、前回話したとおりで、まだホームで勝ててないので、なんとかここは勝っておきたいところ。

アリーナに行けない分、TV画面越しにとにかく大声援を送ろうと思います!

頑張れ、サンダー!

 

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