2021/1/12 第10戦 OKC vs SAS:全員バスケとオレオレ・ハミ
2021/01/12 OKC vs SAS #10 @okcthunder
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OKCからこんにちは。
YOKOです。

このところ、毎日のように試合延期のニュースが出てくるようになりました。

検査で陽性反応が出る選手も、安全衛生プロトコルに抵触して隔離される選手も増えてきて、新しく追加措置が出たのですが、これがなかなか厳しくて、このまま続けてたら選手もストレス溜まるだろうなと思います。

この措置で、試合延期の事態が避けられるようになるといいのですが。

開幕戦からこの試合延期に巻き込まれたオクラホマシティ・サンダーも、その後は順調に試合は開催され、第10戦は、OKC時間1月12日火曜日の午後7時から、今年初めてのホーム・チェサピークアリーナでサンアントニオ・スパーズとの対戦でした。

ちなみに、スパーズはデローザンがお休み。

とはいえ、あれですよ、スパーズにはサンダーキラーのオルドリッジがいるので油断などできないわけです。

 

RESULT:102対112でサンダーの負け(5-5)

今夜のスタメン

オレンジのジャージ、久しぶりにみた気がします。

なんだか新鮮!

 

GAME FLOW

GAMEFLOW 2021/01/12 OKC vs SAS

 

というわけで、1Qを中心に前半はスパーズのスタメン相手にうちも頑張ってたんですが、さすが、ポポさんはタイムアウト毎にしっかり修正してきた印象。

特にシェイの出だしはとても良くて、ペイントに良く突っ込んでました。

どうやって決めてるんだと思うくらいのシュートを決めていたシェイ。

さらにはこのところの若手の勢いに影響されてか、「俺だってまだまだイケる!」と言わんばかりにダンクをかますホーフォード。

ここ数日オフェンスで元気のなかったベイズリーも、積極的に攻めて。

1Qの26点中18点がペイント内からで、かなり良い感じに攻めていました。相手もあまり決めきれていなかったし。

ところが、スパーズのベンチから、パティ・ミルズとルディ・ゲイが出てきたところから段々流れが変わっていきます。

さすがにサンダーのセカンドユニットとスパーズのセカンドユニットを見ていて、スパーズの層の厚さを痛感。

ハミが「俺がなんとかする!」とまたもや張り切るもさすがに限界があるわけで。

後半は、前半調子の良かったシェイもスパーズのディフェンスに苦戦して、チームメイトを活かす方にシフトします。そこは本人が、相手の出方を見て敢えて試合の進め方を変えたとのこと。

いずれにせよ、この試合でもサンダーは皆で自分ができることを精一杯やって、リードを広げられても粘って数ポゼッション差に追いつく粘り強さを何度も見せてくれました。

が、そこはポポさん率いるスパースです。タイムアウトを取る度に修正してきて、追いつきそうで追いつけないようにしっかり対応していました。

最後は10点差がついて終わりましたが、実際には最後まで良い試合をしてたと思います。

ということで、この試合はスパース112点、サンダー102点でサンダーが負け、これで勝率は5勝5敗。

まだ5割勝ってるのが驚きです。

 

MOST THUNDEROUS PLAYER

MVPは、文句なしでシェイ

隠れMVPは、ドート

この試合最初の得点が彼の3ポイント。さらに後半最初の得点も彼のスリー。3Qにももう1本決めてる。

ドートはこれで今シーズン10試合連続で3ポイントを決めてるという、嬉しい誤算。

自信がある時は外から、違うと思えばドライブしていく、その判断力も良くなっているし、もちろんディフェンスでも頼りになる。

 

そしてMTPは、独断と偏見でベイズ!

このところオフェンスで元気のなかった彼のこのダンクは叫んじゃいました。

スローモーションでもう一度

打っても打っても入らず、必ずしもオフェンスが好調だったとは言えないながらも、最終的に数字では12得点6リバウンド2アシストで貢献度は十分。

オフェンスがもっと当たるようになるといいなという個人的な願いも込めて、MTPはベイズとします!

 

THUNDEROUS VIBES from the game

この試合で私が感じたサンダラスなバイブスは…

全員バスケ

この試合ではシェイ、ドート、ベイズ、ジョージ・ヒル、ホーフォードのスタメン全員+ハミが2桁得点という、全員バスケが見られました。

スーパースター選手がいない今のサンダーはこういう感じになることが多いけど、この試合は特に、若手選手だけじゃなく、彼らの影響を受けてかベテランの2人が張り切ってたのが印象的でした。

皆でリバウンドを取り、そのまま走れるのも大きくて、まさに全員バスケという感じ。

「チームを最大限に活かすには色んなやり方がある。各チームがそれぞれ、自分たちのチームの最善のバージョンを模索している。私たちのチームには様々なことができる選手がたくさんいて、ボールムーブメントを大事にしたいと思っているんだ。特に若いチームでみんなで一緒に成長しようとしているので、パスすることを信頼して正しいプレイをして、チームメイトを活かすようにしたいと考えている」

バランスの取れた全員バスケについて、こんな風に語ったコーチ・マーク。

これからもサンダーファンには見慣れないバスケットボールが色々と見られそうです。

 

オレオレ・ハミ

この試合でもベンチからひとりだけ、ハミが2桁得点で頑張ってました。

ちなみにNYでの2試合から3連続で2桁得点で、今シーズン10試合中5度目らしい。

ちょっとオフェンス停滞気味な時に、とにかく突っ込んでいくハミは、盛り上がるプレイをしているし、フリースローがもらえたり、以前に比べたら格段に安定してきているとは思います。

が、それでも私的には、もう少しボールをパスしてほしい!

この試合のハミは、隠しても隠しきれない『オレオレ・ハミ』が出てきてた気がして。

ラスのロックザベイビーやるとか10年早いわ!

 

ベンチをリードするのは素晴らしいと思うけど、ショットクロックが十分残っている時にディフェンダーが待ち構えているところに突っ込むのはどうかと。

結果的にフリースローもらえたからいいのだけど、あそこで外にキックするようになってほしい。もしくは、ボールをできるだけマレドンに持たせて、プレイメイクを彼にさせてほしい。

セカンドユニットでハミがボールを持ってる時間が長いのが、私は正直不満なわけです。

とはいえ、ハミは只今絶賛急成長中で、『オレだってやれるところを見せてやる!」と意気込んでいるので、しばらくはこの調子なのだと覚悟はしてます。

もしやシックスマン賞を狙ってるんじゃないかという声も聞こえてきてドキドキですが、同時に彼はシェイを見習ってると言っていたので、いずれはバランスの良い選手になってくれると思いたい。

頼むよ、ハミ!

 

ルーキーウォッチ

マレドンは、そんなわけであんまりボールに触れている気がしないし、触れてもイマイチ数字には表れていないけど、積極的だったし、相変わらずパスのセンスはいいし、マスキーとの相性もいいし、とにかく場数よ、場数!

だからお願いだよ、ハミ、マレドンにボールをもうちょっと…ね…。

 

そしてポク。毎試合、何やらかしてくれるのか、楽しみ。

彼はディフェンスのセンスがいいし、毎試合のようにブロック決めてる。

ファウル色々やるけどルーキーだし、NBAのルールまだ慣れてないし。

パスもいいし、シュートも少しずつ入るようになってきた。

ポクも場数よ、場数。

結局ルーキーは経験することが大事だから。

今シーズンのサンダーには彼らにいっぱい経験させてあげることができるのが強み。

シェイ、ドート、ベイズ、ハミをここまで成長させたサンダーが、ポクとマレドンをどう育てていくか、楽しみでしかない。

 

これまでのホームでの勝因

ここまでサンダーは、アウェイ戦で5勝1敗なのに対して、ホーム、チェサピークアリーナでまだ勝っていないという事態。

これはちょっと前代未聞かもと私も思うわけです。

Loud Cityという別名を持ち、相手チームの選手にやりにくいと言わせるチェサピークアリーナ。

逆にサンダーの選手たちはあのアリーナでどれだけファンからパワーをもらっているか。

選手は無観客でも関係ないよと言うけれど、やっぱりホームでサンダーが勝てるのはアリーナでのあのファンの応援のおかげなんじゃないかと私も思います。

できることならアリーナで、サンダーの勝利に貢献したい!

そして今サンダーにいる選手たちに、あの大歓声を経験してほしい!

試合が続々と延期になる状況で、当分叶わないのはわかっているけれど、1日も早く事態が好転して、チェサピークアリーナでサンダーの応援ができるようになりますように…と願うばかりです。

 

HIGHLIGHT

GAME FLOW AND BOX SCORE

OVERVIEW

OVERVIEW 2021/01/12 OKC vs SAS

 

PLAYER STATS

BOX SCORE 2021/01/12 OKC vs SAS

 

POSTGAME INTERVIEW

コーチ・マーク

ジョージ・ヒル

 

 

ARTICLES about this game

サンダー公式からは

こちら

 

The Oklahomanから

The 48

NEXT GAME:1月13日レイカーズ戦

サンダーの第11試合目は、2021年1月13日水曜日午後7時から(日本時間1月14日午前10時から)、ホーム、チェサピークアリーナでレイカーズと対戦です。

レイカーズはここまで9勝3敗で堂々の西の1位。

オフにしっかり補強もして、今シーズンもしっかり勝ち続けているレイカーズを相手にどこまでできるのか全くわかりませんが、とりあえずチャレンジ精神で思いっきり戦ってほしい。

そしてレイカーズといえば、デニス・シュルーダーの凱旋でもあります。

今シーズン全く見てないので、それも楽しみであり。

サンダーは連戦なので、ホーフォードはお休みですが、同じく連戦のレイカーズはレブロンもADも出場予定のようです。

両チームも多少疲れていると思うけれど、とにかく良い戦いを見せてくれるといいなと思います。

 

 

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