![[翻訳記事] RARE & RELENTLESS:シェイ・ギルジャス・アレクサンダーがサンダーにピッタリな理由](https://i0.wp.com/thunderousvibes.com/wp-content/uploads/2023/01/SGA-Media-Day-20220926-scaled.jpg?fit=2560%2C1440&ssl=1)
はじめに
2022-23シーズン、SGAことシェイ・ギルジャス・アレクサンダーの飛躍は著しく、オールスター出場の可能性は非常に高い上に、各種個人賞の候補にも名前があがるほどだ。
一方で、オクラホマシティ・サンダーのシェイ以外の選手たちはシーズン序盤に好不調の波が激しく、シェイとの実力差が露呈した形となった。
その結果、シーズン序盤にサンダーが負けるたびに、「シェイがかわいそうだ」とか「シェイはサンダーを出たがっているはずだ」という声が、再びソーシャルメディア上を賑わせた。
ところが、ここへ来て状況は一変し始める。
2023年1月のサンダーの戦績は7勝2敗で、現在チームは西の9位につけていて、なんとプレイイン圏内に突入した。
ネットレーティングはリーグ1位(11.9)、オフェンシブレーティングはリーグ3位(121.7)、ディフェンシブレーティングはリーグ4位(109.07)という、にわかには信じがたい状況になっているのだ。
ついでに言っておくと(言わせてほしい!)、FG成功率は49.5%でリーグ8位、3P成功率は40.4%でリーグ3位、アシストは27.8でリーグ4位、スティールは9.1でリーグ2位、ブロックは5.4でリーグ8位。中でも目を疑うのは3P成功率だろう。私も何度も確認した。
これはすべて、地道な努力の賜物だ。サンダーが目指して積み重ねてきたことが、ボールがバスケットに入ることで実を結んでいる。またシュートが入らなくなることがあるかもしれないが、この数字を見るとやっていることは間違っていないと言える気がする。
今のサンダーの勢いを見て、いっそのことプレイオフを目指そうとか、一気にコンテンダーになるためにトレードで動こうと、ファンが盛り上がる気持ちもよくわかる。
でも、冷静になって考えてみよう。
本当にそれでいいのだろうか。
今ここで、結果を急いでいいのだろうか。
サンダーが今、ひとつひとつ課題を乗り越えて成長し、徐々に目指すチームの形に近づきつつあるのは、何よりもプロセスを大事にしてきているからだ。
「うまくできるようになるまでのプロセスで感じる、その感覚がたまらなく好きなんだ」と、シェイは言う。
この状況を一番楽しんでいるのはシェイなのかもしれない。
どんなに周りが騒いでも、サンダーの目指す未来を信じて、そこにたどり着くまでのプロセスを楽しむ。
シェイにはそれができる。
ロイス・ヤングのこの記事を読むと、シェイがサンダーというチームにピッタリな理由がわかると思う。
RARE & RELENTLESS by Royce Young
RARE & RELENTLESS by Royce Young
シェイ・ギルジャス・アレクサンダーはクール
シェイ・ギルジャス・アレクサンダーはクールだ。他に言いようがない。インタビュー中もクールで、服装もクール。アクロバティックなレイアップに行くのにディフェンダーの間をすり抜ける時もクールで、プレッシャーのかかる時でもクール。彼はどんな時でも、とにかくクールだ。
彼の名前の「シェイ・ギルジャス・アレクサンダー」でさえ、a) 口にするのがとても楽しいだけではなく、b) 入力すると、詩の最初の3つの単語を誤って書いたように感じるほど、その名前には叙情的な華やかさがある。彼のイニシャルの「SGA」は、中学時代にクリエイティブな友人がつける、あらかじめ用意されたニックネームのようだ。
「ギルジャス」は、1992年のオリンピックにアンティグア・バーブーダ代表として400メートル走に出場した母親のシャーメイン・ギルジャスから、「アレクサンダー」は、シェイが子供の頃からバスケットボールの指導を受け、影響を受けて育った父親のヴォーン・アレクサンダーから来ている。
SGAのチームメイトに、彼がクールでないときや、怒っていたのを見たことがあるかと尋ねると、彼らは言葉に詰まる。
ルー・ドートは「シェイはいつもスワッグさとクールさを兼ね備えているところがあるんだ」と話す。
「シェイが怒っているところなんてほとんど見ないよ、マジな話」
クールでないSGAをほんの少しでも見たかったら、オフシーズンに始めたお気に入りの趣味をやっているところを見る必要がある。彼は最近テニスとゴルフに手を出している。
「僕はバスケもサッカーもスムーズにできるけど、ほとんどのスポーツは、みんなが思うほどスムーズにはできないんだ」と彼は言う。
「僕の足は子供の頃から大きくて手足もすごく長かったから、鹿の赤ちゃんみたいでちょっと間抜けな感じだったんだ。だから、ほとんどのスポーツではちょっと間抜けに見える。でも、そういうのが嫌いだからだんだん上達してきたけど、でもみんなが思うほどなんでも上手じゃなわけじゃないよ」
SGAは、テニスが1対1の戦いであるところが気に入っている。もともとチームスポーツが好きで、何かから切り離されるよりもその一部であることを好むタイプだ。学生時代にはグループで行うプロジェクトも好きだった。しかし、テニスは、たった1人の相手と、そして自分自身との対戦という貴重な機会を与えてくれる。
「自分の運命は自分でコントロールするんだ」と彼は言う。