
OKCからこんにちは。
YOKOです。
サンダー5連勝で、そんな話も書きたいけれど、
今回は前回に引き続き、らまださんとYukikoさんのラッセルツアーのお話を続けますよ。
それも、メインイベント(のはず)のチェサピークアリーナでの試合観戦です!
既にボストンですごいことが起きちゃった気がしないでもないですが、いいえ、やっぱりメインはチェサピークアリーナでしょう!
ここまでのお話はこちら
チェサピークアリーナでピストンズ戦を満喫
試合の記憶が遠のいているのと、負けてしまったことを言い訳にさせていただいて、試合以外の様子を書いていこうと思います。
あ、ちなみに試合結果は、Thunder 89 – 96 Pistons でした。
この日、日本人ファンとして企画していたこと
さて前回ちょっと予告しましたが、ピストンズ戦では予め企画されていたことがありました。
それはらまださんとYukikoさんが浴衣を着るということ。
この日は4人並びの席だったので、それならみんなで和装にしようということになりました。
私は海外に嫁ぐということで、渡米前に着付けを習い、着物もこっちに持ってきていたのですが、駐在さんの妻になったわけじゃないのでそうそう出番もなくて、まあいい機会かなと思ったのです。
が、やっぱり着付けはそんなに簡単じゃなかった!
いつものように開場時間にはアリーナにいたいので、着付けの時間も考えるとかなり前から準備をすることになり、、、まあ時間の問題だけじゃなく、まあなかなか大変だったわけです。
その上、この日もとても寒く、防寒対策してても着物着用には厳しいかなりツラい気温でして、なぜこのタイミングで寒波が来るのかと本当につくづく思いました。
和服姿の私たちはどうしても人目を引きやすく、車を停めてからアリーナに歩いて向かっている時も、周りからチラチラ見られている視線を感じたし、「こにちは!」「ありがと!」と知ってる日本語で話しかけて来る人もいました。
アリーナの中でも、勝手に写真を撮られてる時とかありましたが、まあ4人であの格好をしていれば仕方がないかなと思います。
それでもアリーナに到着後、練習している選手を見ている時は、さすがに皆選手に夢中なので、私も周りを気にすることなく、いつも通り出てきた選手に声をかけていました。
事前練習に出てきた選手たちと交流
この日練習していたのは、ランス(トーマス)、ロバーソン、モロー、ジェレット。
みんなロッカールームに戻る時にサインをしたり、ファンサービスをしてくれてました。
ランス
ロバーソン
ジェレッド
モロー単独の写真はなぜかなかった…。
今シーズンはサインがもらえることが多いので、サイン用に何かちゃんと用意しようとダンナと話し合い、この日からサンダーボールにサインをもらうことにした私たち。
サインをもらってる姿を後ろから彼が写真に撮ってくれていたのがこちら。
ボールにサイン中のロバーソン
サインをもらう際に、一緒に写真撮影をお願いするとだいたいOKしてくれるので、ツーショット写真もあるのですが、加工が面倒なので今回は割愛!
この日の席はベンチ裏のすごい場所
その日はアリーナの他の場所を探索に行かず、練習後はそのまま自分たちの席に残っていました。
だってすごい席でもったいないんですもん!
私たちの前にはフロアー席が2列あるだけで、その前はサンダーのベンチという、ベンチを観察するのに絶好の場所なのです。
こんな席で観るのは初めてなので、ドキドキワクワクして大変!
こんな席!その雰囲気を満喫しなくちゃもったいないでしょう?
目の前の通路には警備の人が立っていて、フロアー席の人たちか関係者しか入れません。
フロアー席ってすごいわあって思いながらおとなしく座っていると、前方から見覚えのある男性が歩いてきます!
「あ!Darnell Mayberryさんだ!」
(地元新聞社、The Oklahomanの番記者さん)
気づいた私たち、一斉に彼に向かって手を振ります。
メイベリーさん、私たちに気づきますが、まさか自分が和装した日本人女性三人から手を振られているとは思わなかったようで、「え?俺?」と自分を指差して確認。もちろん、私たちは大きく何度もうなづきます。
するとそのまま、真っ直ぐ私たちの所に来てくれたので、手を差し出して握手をしながら、「たくさんの日本人サンダーファンがメイベリーさんの記事読んでますよ!私も読んでます!」と伝えると、「え?そうなの?」とビックリしつつも嬉しそうに微笑むメイベリーさん。
隣のらまださんも大喜びで握手。そしてなぜか咄嗟に出た言葉に私がビックリ!
それはラッセルにも言えない、いいやラッセルだからこそ言えない言葉、”I LOVE YOU” だったのです!もうそれしか思いつかなかったらしい(笑)。そんならまださんもかわいらしい。
Yukikoさんも握手を交わし、おそらく何かを言ったと思うのですが、らまださんのドッキリ発言に気を取られてしまった私の耳にはもう何も入ってきませんでした。
ちなみにメイベリーさん、ちっちゃくてまるっこくてかわいらしい感じの方でしたよ。
他にも、同じく番記者のAnthony Slaterさんとか、女性レポーターのレズリーさんとか、その他お馴染みの方々を間近で見て、ワクワクしていた次第です。
そんなワクワクする席から、自分の目で見える試合の感じはこんな感じ。
写真で撮るよりも多少見たいものにフォーカスするから、このくらいの近さに感じます。さすがに反対側に行くと遠いけど、すごく近いので迫力もあるわけですね。
ところがですよ。
この時はまだ怪我人だらけのサンダー。ベンチにはKD、ラスを含むスーツ姿の選手がたくさん座っていて、皆さんご存知のように、試合が盛り上がり始めるとずーっと立って応援するわけですよ。
彼らが立ち上がるとこんな状態。
ええ、試合は全然見えません。。。(サビート一人の応援でも見えなかっただろうけど、こんなにたくさん立たれたら。。。)
なので一生懸命声を出して応援はしつつも、途中からちゃんと見るのは諦めて、ベンチの様子を楽しむことにしましたよ。
まずはKDとラスのツーショットを狙うこと。
この日のベンチではKDがラスの隣に座ることが多くて、それを見ながら仲良しだねーなんて言いながら喜んでました。その二人の写真を撮ろうとするとどうしてもこんな写真ばかり撮れてしまう…。
それは二人の後頭部
え?KDの頭が光ってる気がする?ええ、気のせいじゃないですよ。やばげですよ。
もちろん、席を立った選手たちが戻って来る度にカメラを向けてみたりしてたので、中にはこんなに楽しそうに笑うKDとラス、ミッチの写真もありました。
なんの話で盛り上がってるんでしょうねえ。
興奮しすぎてピント合ってない写真が多いので、今回はこのくらいにしときます(笑)。
ラッセルは二人のことを覚えているのだろうか…
そうそう、そして肝心の、ラッセルがYukikoさんたちを覚えていたかどうか、って話。
ラッセルが通路から出てきた瞬間から、一生懸命手を振ったりうちわを振ったりながら声をかけたのですよ。
でも最初のうちは全然こっちを見てくれる気配がなく、ずっと私たちよりも少し上の席の方ばかり見てるのです。
それもそのはず、この日はフィアンセのニーナが来ていて、ラッセルが後ろを振り返って見るのはニーナのことばかり。
ラブラブ度合いを見せつられ、悔しがるYukikoさんとらまださん(いや、悔しがってなかったかもw)。
それでも諦めることなく、何度も何度もラッセルの注意を引こうと努力しました。
私もなんらかの形で目立つものを持とうと思い(うちわは間に合わなかった…)、結構大きなサンダーロゴの応援グッズ(手にはめて振る感じのもの)を頻繁に振ったりして。
ところがその姿を見てくれていたのはミッチだったようで。私は全く気づかなかったのですが、らまださんが後から「ミッチが見てたよ!」と教えてくれました。言われてからミッチにも振るようにしたんですけど、私が見てる時は全然見てはもらえなかった。。。
そうやって頑張ってたら、その内にラッセルが気づいてくれました!
そして二人のことをちゃんと覚えていてくれた証拠に、すっごいくしゃっとした笑顔を見せて手を振ってくれて。その笑顔は本当に本当に可愛かったですよ〜!
ああ、これがラッセルファンを虜にする笑顔かあ!と思いましたね。
その上、それが自分に向けられていたら、、、すごいですよねえ!
そんなラッセルの笑顔を間近で見てしまった私も、正直かなりのラッセルファンになりつつあるなあとこの時既に感じてはいました。
一番の目的はラッセルに気づいてもらうこと、になってる感じではありましたが、そうやってアピールしていたら、気づいて応えてくれる選手もいたりして。まあ、基本的に怪我で休場中で余裕があるからでしょうけれど。
KDは、こちらを見た時に手を振ったら、笑顔で手を振り返してくれました。
ラッセルも、くしゃっとした笑顔を見せてくれた時とは別のタイミングで、私たちの方を見て、手を合わせてお辞儀をしてみせてくれたりしました(それが日本のイメージなんでしょうね)。
こういうひとつひとつの反応に、「見た見た?」と興奮していた私たちです。正直言って、試合よりもそっちの方が印象強くて、こんなブログになっている次第です。
『日本人=外国人』として目立っていたからなのか、警備の人も最後には、「選手とハイファイブしたかったらこっちの席に移動してきたら?」と、隣の118のセクション(通路脇)の一番前の列に誘導してくれて(終了間際でもう観客が帰ってたので)、何人かの選手とはハイファイブもでき、試合はともかく本当に楽しいアリーナ観戦となりました。
ま、まさかの世界デビュー?
そして実はもうひとつ、こんなこともあったのです。
試合前、席に座って記念撮影などをしていたら、アジア系のストームチェイサーの男性が近づいてきて色々話しかけられたんですね。
二人は日本から来てるんだとかそういう話をしていたら、「一緒に写真を撮らせて!」と言われて、せっかくだから撮ろう!となったわけです。
するとその彼が、近くにいたストームチェイサーを多数呼んできて、私たちの後ろに立って記念撮影。
ところがそのメンバーが、THUNDERの旗を持ってシュート練習で出てくる選手を先導するストームチェイサーで、写真を撮ろうとしていたのはまさにその直前だったため、「時間ないのに何やってるの!」と怒られていて。
そんなバタバタした中で急いで撮った写真は、いつシャッターを押されたかもわからなくて、ちょっと変な写真に仕上がったけれど、せっかく盛り上がって撮ったので、『これを #WeAreThunder でタグ付けしてアップすればサンダーのサイトに載せてもらえるかもね』と4人で相談し、実行することに決めたのです。
しかしここで問題が。
私のブログの読者の皆さん、そしてツイートのフォロワーの皆さんならご存知のように、私、ブログやツイッター等では顔を出さないようにしてるわけです。そしてそれはらまださんも同じ。
ツイートしてしまったらフォロワーさんに見られてしまうし、これはどうしたものだろう…と考えた末、とある方法で実行することに。これならきっと既に会ってる人くらいにしか見られないだろうと思ったのです。
ところがなんと、それが私たちの想像を遥かに超える形で世に出ることになっちゃいまして、それを知った時にはもう驚きと焦りで、正直『うわああああっ!』ってなりました。SNSってこういうものなんだなと実感したというか、なんというか。
何がどうなったかについては、敢えてここで詳しくは書きません。
そして、何が起きたかを知っている方にはお願いがあります。
その写真は個人的に眺めるだけにしてほしいのです。
基本的には見て見ぬフリをしてほしいのです。
どうかくれぐれもよろしくお願いしますね!!
m(_ _)m
このピストンズ戦で学んだこと
そんなわけで、本当に本当に色々なことがあって、試合よりも他のことの方が印象に残ったピストンズ戦となりました。
最後に、着物を着て見に行った私の感想は、着物はアリーナでの応援には向かない、ですね。
立ったり座ったりが多いから、椅子に座り損ねて痛い目に合うし(私とYukikoさんはこれをやりましたw)、着崩れるし(私とらまださんはアリーナで帯を直しましたw)、立ち振る舞いも色々気にしないといけなくて応援に夢中になれないのです。
コートサイドでおとなしく大和撫子的に応援するのにはアリかもしれないけど、私はやっぱりジャージ着て喜ぶ時は思いっきり立って喜びたいから、着物はもうないなあと思いました。
でも、これもやってみなくちゃわからなかったし、とても印象深い貴重な体験をさせてもらったので、らまださんとYukikoさんには感謝してます!
あの席で、4人で和装してたからこその出来事が盛りだくさんだったなと。この場を借りて改めてお礼を言わせてください。
ありがとう!
そして、まだまだ盛りだくさんなことが続く、ラッセルツアー。
いやいやホント、真のラッセルファンの勢いは、ラッセルの速攻に負けないくらいすごいんですからねっ!