2020/12/26 シーズン開幕戦 OKC at CHA
2020/12/26 OKC at CHA #1
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OKCからこんにちは。
YOKOです。

いよいよ、というか、やっと?サンダー開幕しましたね!

本来だったら、12月23日にヒューストンで行われるはずだったロケッツとの対戦が開幕戦だったのが、まさかの延期…。

理由は、簡単に言えば、試合実施に必要な人数の8人の選手を、ロケッツ側が揃えることができなくなったから。

もう少し言えば、もともとコロナの検査で陽性反応が出て自主隔離している選手が1人、怪我で欠場している選手が1人いたところに、週末のハーデンの夜遊び事件が起こってハーデンも出場できない状況に。

そこに別件で、何人かで集まって誰かの家で髪を切った選手たちがいて、その中にコロナの検査で陽性になった選手が1人。

その選手と一緒だった他の選手たちの結果は陰性だけど、プロトコルに従ってすぐには出場できない状況となり(そこにジョン・ウォールとカズンズも含まれていた)、他にも検査の結果がはっきりしない選手もいて、結果的に出場できる選手が8人を切ってしまったというお話。

 

前の日に敵地に乗り込んでいたサンダー御一行様は、試合会場に向けてホテルを出ようとしたときに事情を知り、試合をせずにOKCに戻ってくることになりました。

その時のことを振り返るコーチ・マーク↓

 

ちなみにホーネッツとの試合のあった12月26日は、ルーキーのポクこと、アレクセイ・ポクシェフスキーの19歳の誕生日!

おめでとう!

若い!

そして細い!

大きくなれよ、ポク!

RESULT:109-107でサンダーの勝利(1-0)

初戦のスタメン

3年目にしてチームの顔となったシェイ、

実戦なしの1年を過ごしてNBA入りした2年目のベイズ、

ドラフト外で2wayからのし上がった同じく2年目のドート、という若手3選手を、

どちらもコンテンダーチームで活躍してきた燻し銀のベテラン、ホーフォードとジョージ・ヒルが支え、まとめるというこのラインナップ。

しばらくこれで行くでしょう。

 

TWITTER GAME RECAP

ツイッターでざっと試合を振り返られるスレッド。

このツイートをクリックすると、そのままずーっとこの試合の情報が見れます。

 

ハッシュタグ、#YokoGameRecap で見つけられるようにしていくつもり。

 

HIGHLIGHTS

 

 

GAME FLOW AND BOX SCORE

OVERVIEW

このゲームフローで見る以上に、4Qの最後は大変なことになってました…。

OVERVIEW 2020/12/26 OKC at CHA

 

PLAYER STATS

BOXS CORE 2020/12/26 OKC at CHA

 

 

THUNDEROUS VIBES from the game

  • 若手選手が伸びている!

シェイを筆頭に、ベイズもドートもハミも成長しているのが見える試合でした。

ドートはスリーを控え、ペイント内にドライブすることに専念。本当に行けると思う時にだけスリーを打っていたのは成長の証。とにかくあの身体の強さを活用してました。

ベイズもディフェンスにオフェンスに良く動いていたし、それもこの動き。ますます楽しみ。

 

ハミはプレシーズンはちょっと微妙な印象だったのが、今日は違って見えました。無理をしてないというか、頑張りすぎてないというか。どこがどうって言えないけど。

そして、シェイ。

まず第一に、シェイがドライブで切り込んで行って決め切るところ。決められなければファウルをもらうところ。あの強さは昨シーズンにはなかった。そしてスピードの切り替えのキレが素晴らしい。

そしてもちろん、最後のウィニングショット。あのシュートは何度も練習していた上に、相手の動きを冷静に見ていたという、あの冷静さ。

 

ちなみにこのショットを決めたシェイについて、元チームメートがしっかりチェックを入れていました。

 

 

  • ベテラン選手が頼もしい!

もうね、ジョージ・ヒルですよ。頼りになる。効率が良い。FG%がほぼ100%でした。ありがとう。

ホーフォード?オフェンスはいまいちだったけど、関係ないです。彼は存在がでかい。ありがとう。

ムスカラさんは、この試合でもやってくれました。ありがとう。

 

  • ルーキーはまだまだこれから

テオ・マレドンは開幕戦が遅れたことで、無事に初戦から出場できることになりました。プレシーズンのような活躍はなかったけれど、ムスカラさんとの間にいい感じのケミストリーができてるっぽい。お互いにパスを出し合ってました。

誕生日のポクは、6本打って無得点。それでも打ち続けるメンタルが良い。手足の長さを生かしてスティールしたりブロックしたりしてはいたけど、悔しかったよね。ベンチに下がった時のあの悔しい表情ね。大事よ。

 

  • コーチ・マークのNBA初勝利!

最後に追いつかれて、タイムアウトを取り、シェイが決めるというプレイを指示したコーチ・マーク。焦ることなく、落ち着いていたというのが選手の意見。

この試合に勝って、これがコーチ・マークのNBAヘッドコーチとしての初勝利となったわけですが、チームはロッカールームに戻って、ペットボトルのお水をコーチにかけて初勝利をお祝いをしたそう。

「コーチも僕らも学んでいる途中。彼のためにはもちろん、チームのために、OKCのために戦うことが楽しいよ」とジョージ・ヒル。

ケミストリーも次第に良くなっているようで、これも楽しみ。

 

  • “What Else?” Mentality 

試合後のインタビューでジョージ・ヒルが何度も繰り返していたのがこれ。

 

“What Else?” Mentality

(ラスの”Why Not” Mentalityに響きも近くて覚えやすい)

日本語で言うなら、「他に何ができる?」という精神という感じ。

コーチ・マークが、トレーニングキャンプの初日から繰り返し繰り返し、選手たちに言い続けてきている言葉だそう。

「自分たちの思うように行かなかいとき、調子を上げるために他に何ができる?」

「シュートの調子が悪かったら、他に何ができる?」

「ディフェンスがマズかったら、他に何ができる?」

例えば、この試合の前半、シュートがなかなか決まらなかったとき、まさにこのWhat Esle Mentalityの出番だったそうで、「もっとハードにドライブしてみよう。もっと賢くプレイしよう。チーム一丸となってプレイしよう。」と考えるように。

 

ラスやデニス・シュルーダーのように、ゲームが停滞してきたり、チームの覇気が落ちてきた時に、そのプレイスタイルでチームのエナジーに火を付けるような選手がいない代わりに、今は一度冷静になってチーム全体で何をすべきか考えて動く、そんな感じになっているのかも。

 

MOST THUNDEROUS PLAYER

MVPはなんといっても最後のショットを冷静に決めたシェイ。

隠れMVPは、大事なところでスリーを何度も沈めたジョージ・ヒル。

MOST THUNDEROUS PLAYER、略してMTPは、私個人が(←ここ大事)思わず大きな声で叫んでしまった、驚きのプレイで魅せてくれた選手のこと。

そのMTPは、マスキー&ムースこと、マイク・ムスカラさん!

昨シーズンにはなかなか見せなかった(そのチャンスもなかった)ダンクやらおしゃれパス。

 

大勢崩したスリーが入って笑うしかない楽しそうなムスカラさん。

 

出場時間が増えて活躍の場ができたことで、プレスティがなぜミネソタの自宅まで押しかけてでも彼を欲しがったのかがわかるようになりました(違う?)。

逆に心配なのは、ホーフォードとジョージ・ヒルと同じように、日に日にその価値が上がってトレードされてしまう可能性が出てくること。

隠れムスカラファンの私としては、活躍が嬉しい反面、心配も増える…。

 

POSTGAME INTERVIEW

コーチ・マークのインタビュー

 

燻し銀ベテラン、ジョージ・ヒルのインタビュー

 

ARTICLES about this game

ここでは、このゲームについて書かれている記事をいくつかご紹介。

まずはサンダー公式から

違った角度からもう一つ。

 

地元新聞社オクラホマンの番記者たちが書く記事

 

日本語のブログも改めてご紹介

まずは、もう7年くらいずーっと(その時点でかなりリスペクト!)、毎試合を実況中継する感じで振り返って記事を書き続けている、サンダー愛剥き出しのしゅう&あみのブログ、オクラホマシティサンダー 応援ブログの試合記事

 

次に、ここ数年一気に更新頻度が上がり、興味深い視点で選手のことをまとめたり、試合のリキャップもきっちり書いているKo君のブログ、サンダークエストの試合記事

 

サンダーのブログは前より増えていると思うのだけど、私自身あまり追っかけられていないのが現状。

とりあえずこの2つのブログは毎試合の記事をアップするはず。

 

The 48

NEXT GAME:12月28日ジャズ戦

サンダーの第2戦目は、12月28日月曜日午後7時から(日本時間29日午前10時から)。

ホーム・チェサピークアリーナにユタ・ジャズを迎えてのホーム開幕戦です。

チェサピークアリーナでの公式の試合が、あの3月11日にキャンセルとなったジャズとの対戦になるのがなんとも言えません。

 

残念ながら、アリーナに行くことはできませんが、無事に試合が開催されることを願うのみ!

そしてまた、粘り強くておもしろい試合を見せてくれるのを楽しみにしています。

 

ちなみに、この試合結果のまとめについては、ここまで盛りだくさんに書き続ける自信はないものの、毎シーズン記録を残さなかったことを後悔するので、少しでも振り返られるように努力したいと思っている次第です。

とにもかくにも今シーズンも、またよろしくお願いします!

 

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