サンダーの新アリーナ建設に進展  「2023年が決意の時」とホルト市長
Paycom Center
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オクラホマシティ・サンダーの本拠地問題に進展があった。

サンダーがオクラホマシティに存続するためには新アリーナ建設が必要で、その予算捻出や建設地などの計画を踏まえて市民が出す答え次第では、サンダーの移転もあり得るか…?という例の問題だ。

 

一体どんなふうに話は進んでいるのか。

7月20日(日本時間21日)に行われた年次市政報告演説のなかで、オクラホマシティのデイビッド・ホルト市長が新しいアリーナの建設について語った、その内容を見ていこう。

ホルト市長は、ペイコム・センターがNBAで最も小さく、2番目に安い(投資額の低い)アリーナであることを引き合いに出し、新アリーナの建設を改めて市民に訴えている。

私たちのアリーナは小さ過ぎ、あまりにも投資が少なく、老朽化の傾向にあります。もちろん私たちは、サンダーを何世代にもわたって維持する長期的な関係を望んでいますが、最新のNBAアリーナがなければ、それを成し遂げることはできません。

その上、私たちはNBAで3番目に小さな市場であり、NBAチームを持たないここよりも大きな市場が全米に18都市あります。長い目で見たら生き残れる状況ではありません。

今日、私は皆さんにこのことを伝えに来ました。今こそ新アリーナを計画する時であり、2023年はその決意を固める年なのです。

 

サンダーの新アリーナの規模は?

新アリーナがどのくらいの規模になるのか、ホルト市長は名言しなかったようだ。

とはいえ、ペイコム・センターは、全30チームのホームアリーナのなかで最も規模が小さいので、新アリーナが相当のアップグレードになることは間違いない。

ペイコム・センターの規模

  • 床面積:54,000 m2
  • 収容人数(バスケ仕様):18,203人

 

個人的にはそれほど多くほかのアリーナに行ったことがあるわけではないが、映像を見るだけでもペイコム・センターは小さいことは明らかだ。外観やアリーナ内だけではなく、コンコースやレストラン、ショップなどのアメニティーを見てもそれは感じる。

ホルト市長はその点も踏まえ、最先端のNBAアリーナの建設を目指す予定らしい。

大きさはチャンスに等しいのです。現実のところ、アリーナを利用するチームやプロモーターはお金を稼ぎたいわけですが、床面積が大きいほかのNBAのアリーナのほうがよりお金が稼げるのです。

最先端のNBAアリーナを見たときは中に入る必要さえありません。アリーナを見上げただけで、「おぉ!」となるのです。最先端のNBAアリーナは、それが真新しいものであれ、大幅なアップグレードが施されたものであれ、シンプルに別次元のレベルなのです。

 

サンダーの新アリーナの建設地は?

新アリーナの建設地をどこにするのか?

今のペイコム・センターから離れた場所や、開発が進み、NBAチームが宿泊できるホテルが近いダウンタウンから遠い場所にするのは意味がない。それなりの広さと利便性がある必要があり、候補地を市が買い取りやすい、もしくは既に所有していることが好ましい。

候補地を考えるときに考えるのはそんなところだろうか。

そしてその候補地として最も可能性が高いのが、かつてのコックス・コンベンション・センター(現在はプレーリー・サーフ・スタジオ)の場所だ。

その建物はペイコム・センターと道路を挟んで真北に位置する。場所も良い。

そして所有者は市だ。つまり、現在のテナントのプレーリー・サーフ・スタジオとの契約が終われば建設に着手できる。

 

サンダーの新アリーナの建設費とその費用捻出手段は?

新アリーナの建設費

  • 約10億ドル

 

費用捻出手段

  • 消費税(ただし、増税なし!)

私たちは、税率を現在の水準以上に引き上げることなく、新しいアリーナの資金が準備できると信じています。今とまったく同じ消費税率を支払うだけで、この重要なプロジェクトを達成できると信じている。増税は必要ありません。

  • クレイ・ベネット氏率いるサンダーのオーナーグループからの資金

市の歴史上初めて、これらの公的資金と合わせて、オクラホマシティ・サンダーのオーナーからの多額の資金拠出が行われる予定です。

 

ホルト市長によれば、改修を含めたペイコム・センターの総投資額は2億ドルで、NBAのアリーナで2番目に安いという。

サンフランシスコのチェイス・センター(14億ドル)、ミルウォーキーのファイサーブ・フォーラム(5億2400万ドル)、来年オープンするクリッパーズの新アリーナ(20億ドル)などと比較し、「これが私たちと同じNBAチームのアリーナなのです」と話す。

この比較で気が重くなるとしたら、NBAチームのないアメリカの都市に既に存在する、あるいは計画されている10億ドル規模のアリーナの話など、とてもできません。

実際にオクラホマシティより大きな都市でNBAチームのない市は18あり、そのうちのいくつかの市では、私たちのアリーナをはるかにしのぐアリーナが既にあるか、建設が計画されているのです。

ホルト市長はそう述べて、市民の危機感を促している。

市民が懸念していた増税が回避される可能性が高くなり、サンダーが移転することを心配する必要はなくなったといっていいだろう。

 

新アリーナ建設実現に向けてのタイムラインは?

新アリーナ建設計画に関して

新アリーナの建設計画の詳細はこの夏の終わりまでに決定し、今年の年末までに市民投票にかけるという。

NBAとコンサート業界の現代の基準を満たすダウンタウンの新アリーナ建設の共同合意案までもう少しです。私たちは、この合意案を夏の終わりまでに提示し、2023年末までに投票を行うことが可能だと考えていますし、また、そうしなければならないと考えています。

新アリーナ完成に関して

以前説明したとおり、もともと今のアリーナはNBA仕様には造られていない。

しかし、新アリーナはバスケットボール(NBA)のために設計されるのだ。アリーナの規模ははるかに大きくなり、座席数も増え、見通しも良くなるという。

新しいアリーナは「住民がこれまで経験したことのないほど素晴らしいものになるだろう」と、ホルト市長は話している。

現在サンダーと市(ペイコム・センター)は2026年までの契約を結んでおり、その契約終了時に新アリーナが完成しているかどうかは微妙だ。

建設計画もまだ提示されていないので当然ながら完成時期も未定だが、ホルト市長はアリーナ建設のタイムラインに絡んでジョークを飛ばして会場を沸かせたという。

私たちは、この新しいアリーナで私たちの街のためにプレイすることになるスーパースターはまだ生まれてもいないと言えるほど、長期的なスパンでサンダーというチームをこの街に確保するつもりです。

とはいっても、サム・プレスティはおそらく、その選手を獲得するためのドラフト指名権をすでに手にしているでしょうけれど。

 

 

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