【ジェラミ特集】サンダーのケミストリーの要だったジェラミ・グラント
- My Brodies - by Russell Westbrook
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OKCからこんばんは。
YOKOです。

これまで何度となく、ジェラミのことをブログで特集しようと思ってきました。

そうはないけどたまにある彼の記事を翻訳したり、自分の経験をもとにジェラミとの思い出をまとめたり。ただジェラミのことだけを書く機会を作ろうと思っていました。

まだその時間はあると思ってたんですよね。

サンダーにいるジェラミの特集を組む時間は。

まさかその機会を作る前に、サンダーからいなくなってしまうとは思わなかったから…。

前のブログで、ポール・ジョージ、ジェラミ、ラスの3人が立て続けにいなくなった時のことを書きましたが、ジェラミのトレードが一番心の準備ができてなくて、さよならもありがとうも、あまりに突然で、あまりにショックで言葉にできませんでした。

今も、ジェラミがいなくなったことはボディブローのようにジワジワと効いている感じ。自分のiPhoneに保存してあるジェラミの写真やビデオをしみじみ眺めたりすることもある日々を送っています。

そこで今回は、ジェラミへのさよならとありがとうの気持ちを込めて、彼の特集を組むことにしました。

 

といっても、そこは私のブログです。

ジェラミのバスケの話にはほとんど触れず、彼との思い出とか、彼の人柄とかを中心に書いていきます。

 

ジェラミ特集第一弾の今回は、私が書こうとしている彼の人となりについて、地元新聞社のオクラホマンの番記者であるエリック(Erik Horne)が書いた記事の紹介です。

実はこの記事は昨年の12月に書かれたもので、シーズン中にいつか訳そうと思って保存してあったんですが、最初に言ったようにそれはその時には叶わず。

でもとても良い記事だなあと思ったし、今回の特集のテーマにピッタリの記事だなと思ったんです。

ジェラミのコート上の成長と貢献で、彼がサンダーにとって重要な存在になっていることは、周知の事実になっている一方で、実はもっと違う面での、彼の存在が大きかったこと。

リム周りに彼がいてブロックに飛んでくること、迫力のあるダンクで魅せること、最近では自らクリエイトして得点に結びつけたり、スリーをしっかり決めたりと、コート上でどんどん頼れる選手になった一方で、いかにジェラミのそのキャラクターが、チームメイトとの関係やチームの雰囲気を良くしていたか。

そんなことがわかる記事だと思います。

 

ジェラミ・グラントはサンダーにとって想像以上に重要な存在

Jerami Grant is more than the man you see to the Thunder by Erik Horne
December 21, 2018

 

ジェラミ・グラントはそれが素の自分だと言うが、24歳のその人を引きつける強い個性にはそれ以上の何かがある。それはレコーダーのスイッチを入れた時にはっきりとわかる。

そこにはメディア対応用のグラントと、公の目から離れた時のグランドが存在する。グラントは、記者のグループの側に来るまではずっとニコニコとしていて、フィストバンプをしたり、背中を軽く叩いたり、バスケットボール向きの6.9フィートの長身を落ち着きなく動かし、愛想がいい。

それが途端に、ダイレクトでビジネスライクになる。グラントから笑みを引き出すのは難しい時があるくらいだ。でもラッセル・ウェストブルックやポール・ジョージや、他のサンダーの選手と一緒の時だったらそんなことはない。

騙されてはいけない。グラントが選手たちに見せている姿こそが、サンダーのロッカールームで最も尊敬され、とても好かれる選手の一人である理由だ。

「グラントは付き合いやすくて話しやすくて、そして何より彼はチームファーストの男なんだ。」とサンダーのコーチ、ビリー・ドノバンは言う。「チームのため、チームメイトのためならできることはなんでもするってことを皆感じているよ。それが彼の性格を物語っていると思うね。」

 

サンダーにとってのグラントの価値は、土曜のジャズ戦で見せたようなコート上の貢献に留まらない。ウェストブルック、ジョージ、スティーブン・アダムスのビッグ3のギャップを、グラントは、1試合平均1ブロック以上、スリーポイント37%以上(NBAで6選手のうち1人)というバーサタリティでカバーすると同時に、古株の選手と期待の新人の間のギャップも埋めるのだ。

グラントは、判読不明な音たった一つで、30歳のウェストブルックを笑わせることができる。肩に手を置いて、メディアに変なことを言わないようにと、グラントがふざけた調子で忠告するだけで、20歳のテレンス・ファーガソンはお腹を抱えて笑い出す。

「彼にはチーム内の人間関係が重要なんだよ。」ドノバンは言う。「皆、本当に純粋にグラントのことが好きなんだ。」

 

その人間関係はバスケットボール一家で育って培った。NBAで11年プレイしたベテラン選手、ハーヴェイ・グラントの息子であるグラントは、4人兄弟の3番目に生まれた。兄弟全員、優れたバスケットボール選手で非常に仲が良い。

ジェラミ・グラントは、海外リーグでプロ選手になる前にクレムゾン大学でプレイした29歳のジェライと、オーランド・マジックのガードである26歳のジェリアンを尊敬の眼差しで見ながら育った。

「僕はいつも兄達について回っていたから、ある意味で成長も早くて、人のことも理解したんだ。」グラントは話す。「子供の頃からずっと、あんな風になりたいって兄達のことを見ていたね。」

グラントは同時に、短大でバスケをしていた22歳のジェアリンのロールモデルでもあった。その間に、ジェラミ・グラントは独自の性格を形成したと言う。「誰かのために自分が変わるっていうことはないよ。」選手達に見せるものとはかけ離れた、メディア向けの姿があることを認めた上で、グラントはそう話す。

 

ジェラミ・グラントの人となりは、明らかにサンダーで琴線に触れている。レイモンド・フェルトンはまるでグラントの誇り高き兄のように、6.9フィート、220パウンドのグラントのことを語る。ウェストブルックは、グラントの方に向かって何かしら声をかけずしてロッカールームを出て行くことはない。ある時は、グラントのイニシャルであるJ.Gと金融企業の名前を掛けて、『J.G. Wentworth』とグラントをからかっていた。

グラントは金融業界とはなんの関係もない。しかし、その愛情のこもった言葉の数々は、何にも変え難いほど貴重だ。

ウェストブルックやジョージのようなオールスター選手との間に築いた特別な絆を、グラント自身も認識している。しかし、彼らはグラントのアイドルではない。仲間なのだ。

それこそが、そのダイナミックな関係をうまく機能させているといえる。

「それは彼らに対するリスペクトなんだよ。」グラントは言う。「一緒にプレイするまでは、尊敬していたわけじゃなかった。それはもっと家族に対するみたいなものなんだ。その人がどんな風に行動したりするのか、実際に見れるところで成長してきたからね。」

「間違いなく特別な絆だね。でもさっきも言ったように、僕は僕でいるだけなんだ。彼らはそういう自分を受け入れてくれたんだと思ってるし、僕も彼らに対して同じさ。彼らは彼らでいるだけで。僕らはただここで、ある意味家族のように皆うまくまとまっているっていうことじゃないかな。今は間違いなく家族だよ。」

 

家族のようなサンダーの仲間

最後の、『今は間違いなく家族だ』という言葉が、トレードされてしまった今はちょっと切なく響きます。

サンダーも、常にサンダーファミリーという言い方をするように、チームに属すメンバーを家族のように扱うし、サンダーのカルチャーも家族を大切にするジェラミには合っていたのかもしれません。

ちなみに、ジェラミのお父さんのハーヴェイ・グラントはNBAに入る前にオクラホマの大学(OU)で2年プレイしていて、オクラホマ自体は全く縁がないということでもないようです。

 

自分が自分のままでいられる、それを受け入れてくれる家族のような仲間。

その言葉に嘘偽りがないかのように、ジェラミが楽しそうにしている姿がSNSや映像を通して流れてきてました。ポール・ジョージとファーガソンとは特に。

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Shoot @the2kferguson #YOF

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ファーガソンとダンスする脇を、そこで何も起きていないかのようにただ通り過ぎるニックが好き。多分いつものこと過ぎて、もういちいち気にしてられなかったんでしょうね(笑)

 

1月には、ラス、ポール・ジョージ、ジェラミ、フェルトン、アダムスでUFCを観に行ってたり。

 

↑このキャプションも好き。

 

SNSを見返しながら、またちょっとさみしくなっちゃったりしてますが…。

私達がそこかしこで感じ取ったコートの外でのジェラミとチームメイトの関係の良さは、ジェラミの人柄も大きく影響してたんだなあと改めて思いました。

写真を見ているだけでも、記事にあるように、ベテラン選手からオールスター選手、若手選手から中堅選手まで、幅広く付き合える感じがしますよね。そしてそれはコート上だけの関係じゃないのが伝わります。

ジェラミのその人懐っこくてお茶目な性格と、そしてそのベースにはしっかりとバスケットボール一家で育んだ姿勢と尊敬の精神があるところが、周りから受け入れられやすいのかもしれません。

ちょっとしたチームの潤滑油だったのかなと。

サンダーのケミストリーの、ある意味、要だったんじゃないかなと思いました。

 

これから私が書こうとしていること

今回、特集としてこれから私が書こうと思っているジェラミも、確かに笑顔いっぱいの人懐っこいジェラミなのです。

もちろん、私はほんの少しの、ほんの一部のジェラミしか知りません。

でももしかしたら、素のジェラミを垣間見ることができたのかなと、この記事を改めて読んで思いました。

私が見た、私が出会ったジェラミ。

一体どんなジェラミを見たのか、続きを書いていこうと思います。

 

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