
OKCからこんにちは。
YOKOです。
昨日、2019年2月7日はサンダーのホームでグリズリーズ戦でした。
サンダーファンとしては特にいつもと変わらない試合なわけですが、NBA好きの日本人としては、ここは大事な大事な試合でしたよね。おそらくサンダーファンじゃない人もこの試合はかなり観てるんじゃないかと思います(サンダー、いい試合しててホッとした)。
日本のNBAファンが注目したこの試合には、グリズリーズと2way契約を結んでいる日本期待の星、渡邊雄太選手が出場しました。
なので今日はサンダー目線じゃなく、ユータワタナビー目線の試合観戦の話となります。
渡邊雄太選手の状況をおさらい
まずは念のためにさらっと雄太選手のことをおさらい。
彼はGリーグのメンフィス・ハッスルというチーム所属なのですが、グリズリーズの方と2way契約を結んだので、45日間だけグリズリーズの選手として練習や試合に参加できることになっています。
そして実際にグリズリーズの選手として、2018年10月にプレイしたことにより、田臥勇太選手以来14年ぶり2人目の日本人NBA選手となりました。
詳しくはこちら→渡邊雄太Wikipedia
で、日本人として、日本人選手が出る試合はチャンスがあるならやっぱり観たいじゃないですか。
だから12月にハッスルがOKCに来る時に試合を観に行けば、渡邊雄太選手が見れると思って楽しみに待ってたんですね。でもグリズリーズに呼ばれちゃうとこっちに来ないこともあるので、当日までチケットは買わずに。
そしたらなんと、雄太選手は前の試合で脳震盪を起こしてしまい、コンカッションプロトコルでOKCには帯同せず…という結果に終わって、結局見れずじまい。
次こそは!と待っていたのが、今シーズン初対戦となる2月7日のグリズリーズ戦だったのです。
ちょうどその前のメンフィスホームでのウルブズ戦で、グリズリーズの諸事情により出場できる選手が少なくなったこともあって、プレイタイムをかなりもらえた雄太選手。
2019/2/5 #渡邊雄太試合結果
— Yoko Miyaji (@yokomiyaji) February 6, 2019
NBA
メンフィス・グリズリーズ 108-ミネソタ・ティンバーウルヴズ 106
Grizzlies 22勝33敗
渡邊雄太 18分45秒出場*
5点**(FG 2/5, 3P 1/2)
4リバウンド*(1+3)
1ファウル
*出場時間は自己最長。リバウンドは自己最多
**得点は自己最多記録タイ pic.twitter.com/xuXDnOvw8K
ご両親も来ていてこの活躍。ご両親が来ていたからこそのこの活躍、という噂もあるけど。
"Yuta, what's your dream?"
— NBA (@NBA) February 6, 2019
"My dream is to play in the NBA."
With his parents in attendance tonight, Yuta Watanabe made his 2nd career #NBA three-pointer. #ThisIsWhyWePlay pic.twitter.com/DwMGJyjcXe
NBA公式が、雄太選手のことをまとめた映像まで流してくれちゃったので、嫌が応にも私の気持ちも盛り上がるわけです。彼がサンダー戦に出場する可能性が高いなら、絶対に見逃せない!
サンダー対グリズリーズ戦:渡邊雄太選手の勇姿
ということで、1階席に座る時は通常サンダーベンチ側を選択する私も、この試合はビジターベンチ側の席を選択。それもロッカールームへ続く通路側前から2列目!ここなら雄太選手に声がかけられる!というベストポジションを確保しました。
そしてそこからはもう、なんというか夢のような世界が繰り広げられました…。
まずはウォーミングアップの時
ウォームアップ中のYutaを見た時、本当にNBAの舞台にいる!と思った。試合始まってラス達を相手に戦ってるのを観て更に実感した。Gリーグを観に行くことも考えてたけど、サンダー相手にプレイする姿が見れて本当に良かったと今は思う。また戻って来てほしい。#OKCvsMEM#YutaWatanabe#YokoAtArena pic.twitter.com/8RwwMkY1iN
— YOKO B (@yoko_okc) February 8, 2019
ロッカールームからグリズリーズの選手達とコートに走って出て来た時も興奮したけれど、やっぱり実際にボールを持ってシュートをしている姿を生で見て、ああ、チェサピークアリーナにいるんだ、NBAの舞台にいるんだって思い始めた瞬間です。
そしてビジターチームの選手紹介
OKC所縁の選手がいない時はほとんど気にしないんだけど、今日は別。試合当日のトレードで人数が少なくなってしまったグリズリーズ @memgrizz の選手紹介。一緒に跳ねてるYutaがかわいい。ちっちゃいコンリーもなんだかかわいい。#OKCvsMEM#YokoAtArena pic.twitter.com/S1LNKWrLOL
— YOKO B (@yoko_okc) February 8, 2019
ティップオフ直前の様子
これもいつもならサンダーの選手達のダンスに注目しながらランブルに合わせて手を叩くはずの場面。グリズのYutaに注目してみた。なんか緊張してる感じするけど、すごくいい表情だった(そしてイケメン!)。側にいるカイルは流石に余裕…#OKCvsMEM #YokoAtArena pic.twitter.com/hpuzgL1BWC
— YOKO B (@yoko_okc) February 8, 2019
その後、1Q6分過ぎくらいの早いタイミングで渡邊雄太選手が交代でコートに入った時は、思わず立ち上がって声援を送ってしまいました…。まもなくレイアップを決めた時には普通に喜んでキャーキャー言っていたので、周りのサンダーファンに『なんで?』って顔をされ…。
でも持っていた小さな日本の国旗を見せて、「Yutaは日本人選手だから私達は彼を応援してるんだ」と伝えたら、「日本人の選手がいるんだね。それは応援しないとね!」と温かく受け入れてくれるオクラホマの人たち。ありがたい。
そんなわけで、サンダーが決めれば喜び、雄太選手が決めれば喜ぶという、かなり忙しい応援となりました。
ガベージタイムで出て来たわけではないので、雄太選手がマッチアップするのは当然サンダーのスタメンだったりもする。その姿を見ていたら、じわじわと実感が湧いて来て、試合中に思わずツイート。
Yutaがラス守ったり、ラスに守られたり、PG守ったりするのを観てて超胸熱です😭 スゴイなあ!@wacchi1013 #YutaWatanabe#OKCvsMEM #YokoAtArena pic.twitter.com/NPPYWXp988
— YOKO B (@yoko_okc) February 8, 2019
もちろん前の試合でもしっかり出場しているのだけど、サンダーファンの私としては、あのラスと、PGと、アダムスと、ジェラミと、目の前でやり合ってることが夢のようで、そして嬉しくて誇らしくて。日本人選手がここまでやれてること、その瞬間をこうして目の前で見れていることに感動していました。

サンダーが微妙に負けてたのが気にはなった前半でしたが、逆に雄太選手はいい感じで活躍していて個人的には十分満足。さらに前半が終わって選手達がロッカールームに引き上げる時、例の持っていた小さな国旗を持っていたら雄太選手が気づいてくれ、笑顔でハイファイブをしてくれたのが嬉しかった!
後半は前半のように得点は重ねられなかったものの、誰よりも先に走ってディフェンスに戻って、オフェンスでも積極的に攻めている感じがしました。
とはいえ、流石にサンダーも、下位にいるグリズリーズを相手に負けてはいられないわけで、後半みるみるうちに調子を上げていき(それ自体は嬉しいけれど)、思うようにならない雄太選手が時折悔しそうにしているのがわかりました。
こういう経験がきっと彼を成長させるんだろうなあ。
3Qの途中、ジャンプボールの様子をたまたま録っていたのですが、これが面白かったのでご紹介。
これはジャンプボールの時。JeramiがAdamsの指示でYutaの隣に移動して2人の場所取り合戦が始まる。両手を下げたまま広げながら歩幅も広げてさりげなく場所を確保するJerami。怪訝そうに見るYuta。ここはJeramiの勝ちw その後のRussをガードするYutaがまたいい!#OKCvsMEM#YutaWatanabe#YokoAtArena pic.twitter.com/jHQt3SNw94
— YOKO B (@yoko_okc) February 8, 2019
ここで思ったのは、ジェラミと並んでも引けを取らないそのサイズ。それと、アダムスからボールを受け取ったラスへのディフェンス。最終的にはファーガソンがスリーを綺麗に決めるのだけど、とにかくこういう熱いシーンが多くて、最高でした。
途中から、とにかくその勇姿を自分の目でちゃんと見ようと思って撮影は控えることにしましたが、一度アダムスとゴール下でボックスアウトし合って絡んでる時はたまらなかったですね。っていうか、もう全てにおいて、たまらなかったんですけどね。
今目を閉じても、色々なシーン、プレイが蘇るくらい。
実はまだ試合をちゃんと見直していないので、見逃したところとかがいっぱいあると思うんです。あまりに盛りだくさんで、多分消化し切れていない気がするし。
改めて試合を通して見ると思うことがまたありそうですが、私が一番感じたのは、彼は誰よりも走ってたな、ということ。そしてハッスルプレイが多かったこと。自分ができることを全てしようとしているのがすごく伝わってきました。それがたとえ結果に繋がらなくても。
そういう姿勢はきっとチームにも認められているだろうと思うし、こうしてチャンスが与えられた時にチームに貢献していることも素晴らしいと思いました。
サンダー戦の彼の数字は、自己最長となる出場時間26分46秒で、10得点(FG 3/8, 3P 0/2, FT 4/4)、5リバウンド、1アシスト、1スティール。全てがキャリアハイ。
二桁得点は日本人初で、10点取った時には私もかなり興奮しました。本当に歴史的瞬間を見れたんだなと。きっとこれからどんどん塗り変えてくれる記録だと思うけれど、その瞬間がOKCで見れたことが嬉しかった!
渡邊雄太選手のハイライト
📹 渡邊雄太 サンダー戦ハイライト(すべてキャリアハイとなる27分出場、10得点、5リバウンド)@wacchi1013@memgrizz#NBA #NBAjp #YutaWatanabe #渡邊雄太 pic.twitter.com/LuE5suTLdQ
— NBA Japan (@NBAJPN) February 8, 2019
ちなみに、雄太選手のご両親はしっかりOKCまで応援に来ていました。だからこその活躍だったのかなとも思います。
試合後に少しお話しさせてもらったのは良い思い出です。
Special @FedEx Away #FanofGame today with @wacchi1013's parents traveling to OKC to see him play! pic.twitter.com/AHYasswcfY
— Memphis Grizzlies (@memgrizz) February 8, 2019
当の雄太選手本人はこの結果に全然満足していないようで、「大事な場面で決められるようにしないと」と言っていたとのこと。
取材に行っていた記者による今日の記事です。
— Akiko Yamawaki (@Akiko_LA) February 8, 2019
渡辺雄太、10得点も厳しい表情「大事な場面で決められるようにしないと」/NBA - SANSPO.COM https://t.co/tiyl6iSDJV @sanspocomさんから
OKCまで取材が来ていた!
こうしてOKCまで取材に来ている日本のメディアがいるのがすごいなと思いました。OKCにいる私ですら、来るのか出るのかわからない状況でギリギリまでチケット買うのを待つくらいなので、直前に決まっていきなり取材するのはどれだけ大変なことか。
そんなことを思っていたら、宮地陽子さんがそのことについてツイートしていたので参考までに貼っておきます。やり取りを遡っていくとメディアが雄太選手を追っかけて取材する大変さがわかると思います。
共同通信は出場予定がわからない中でほぼ毎試合交代で記者を送っているそうです。これも今まではなかったことで、短い記事でもコメントが入った記事が出るというのは現場に記者がいたとういこと。それをきっかけに興味を持つ人が増えれば、さらに長い記事が出るようになると思います。 https://t.co/4G1Rk2GbOu
— Yoko Miyaji (@yokomiyaji) February 8, 2019
OKCの地元でも渡邊雄太の名前が
メディアといえば、サンダー側ではローカル新聞社の番記者がやっているポッドキャストがあって、昨日の試合についても話していたのですが、なんと出だしにYuta Watanabeのことに触れていました!
きっかけは、どんな質問をしてもラスに”Next question”と切り返されてしまうことで有名なBerry Tramel氏が、今日のグリズリーズには”Wannabe”(ワナビー)っていう選手がいる!って(誤解して)興奮して話していたというエピソードから。
その後、Watanabeの発音に苦労しつつ、彼は日本人なのかとか、日本人選手がいるなんて知らなかったとか、彼はなかなか良かったんじゃないかとか、そんなことを少し話して本題(サンダーの話)に入って行きました。
注目していたわけでもないだろうに、サンダーの番記者の間で突然話題になったので、なんだかそれだけで嬉しくなりました。出だし5分くらいのものなので、興味があったら是非聴いてみてください。
New @ThunderBuddyPod with @maddie_m_lee on Thunder-Grizzlies, the trade deadline, Russell Westbrook's shooting, all of the dunks, the buyout market, the NBA All-Star draft and more: https://t.co/y2d0xPKL7G
— Erik Horne (@ErikkHorne) February 8, 2019
これからも渡邊雄太選手を応援します!
そんなわけで、もう少し簡単にまとめたかったのに、全然まとめられてませんね…。と同時に、全く伝え切れてない気もしているくらい、本当に盛りだくさんで、信じられないくらい感動した渡邊雄太観戦となりました。
最後に、試合が終わってロッカールームに戻る時に私たちのところで立ち止まってくれて、サインとツーショット写真を快諾してくれた雄太選手には感謝しています。本当にかっこよかった。ここから本契約につながっていきますように!
これからも渡邊雄太選手を応援していきたいと思います!
頑張れ、雄太!

【後日談】
実はこの記事を書いたあと、渡邊雄太選手のお父様からコメントをいただいたのですが、まさかそんなことがあるとは思わず、「なりすましかな?」としばらく失礼なことを考えていました。確認したらやはりご本人とのことでした。良かったら、記事下のコメント欄もチェックしてみてくださいね。







