OKCからこんばんは。
更新がんばるYOKOです。
これはもうかなり前のお話になるのですが。
トレーニングキャンプの一環で、サンダーのスクリメジ(青白戦)を見ることができて、さらにはサンダーのGM、サム・プレスティと遭遇したりなんかして、かなりテンションが上がってた10月初旬のこと。
プライベートでも大きなイベントがひとつ終わって、少し余裕ができてきた頃、某Rさんからこんな情報をいただいたんです。
某Rさんは、スポーツ業界で色々な選手に会って、写真を撮ってたりサインをもらったり知り合いになったりと、何かとその界隈で顔の広い方で、そういう案内もメール等で送られてくるそうです。
別件でやり取りしていた流れで、かる〜くイバカのサイン会情報をいただいて、なぬ?と思った私。
特別イバカのファンではないけれど、アリーナの外でサンダーの選手に会えるチャンスはそんなにあることじゃないし、これは現地在住サンダーブロガーとしても行っておくべきなのか?とふと思ったのです。
某Rさんからいただいた情報はこちら
早速ググってみると、主催者(Icons of OKC)のFacebookのページがありました。
それらの情報によると、
10月18日の3pm-4pm、Biltmore Hotel にてイバカのサイン会
参加費用は40ドル
40ドル…
そこで悩みました。
繰り返しますが、私は特にイバカのファンではありません。
(イバカのファンじゃないわけでもありません。サンダーの選手は皆好きです。ただ、サンダーのBIG3にイバカはまだ入れないと思ってるタイプ。かっこいいと思うし、がんばっているのは認めるのだけど、スターとして何かが足りない。)
そして、これまでサイン会というものに行ったこともないので、そもそもの相場もわからず、40ドルが高いのか安いのか判断もつかないわけです。ただ普通に、オクラホマで生活する身からすると、一般的に40ドルは高いという印象。
サイン会としては、これがKDやラスなら超お得なんでしょうが、そこがイバカだとまた微妙にわからないというね…。
この一ヶ月後には、ラスに会うために100ドル以上のお金をかけるなんて思ってもないし(まあサングラス代だけど)、アリーナに試合見に行けば、結構いろんな選手に遭遇できるなんてこともわかってなかったし。。。
数日悩んだ結果、こういうイベントもOKCにいるから行けるわけだし、どんな感じなのかは行ってみないとわからないってことで、行ってみることにしました。
スクリメジの時と同じで、『やらない後悔よりもやって後悔』を選択!
Facebookを見ていると、当日直接行ってもおそらく大丈夫だけど、時間が1時間に限定されてるので、参加人数によってはどうなるかわからないという情報もあり、前売り券をゲットすることに決めました。
前売り券を売っているのは、Legend of the Game というショップ。2箇所で売られていたのですが、こっちの方が家から近かったので。
外観
この時はまだ、このサイン会がどういうイベントの中で開かれるのか、主催者はどういう関係の人なのかということを全然理解していなかった私。
Legend of the Game に入って初めて、ああ、そういうことね!と気づきました。
そこはスポーツ関係のトレーディングカードやサイングッズを取り扱うショップで、サイン会をするのは、そういうグッズを扱うショップが出展するイベント会場だったんですねー。
ちょうど Twitterでも、NBAクラスタがカードのことで盛り上がるのを見ていたので、カードについて何も知らない私も、興味津々で店内をうろうろ見て回りました。
NBAのカード以外にも、さすが地元大学のOUのカードやら、その他諸々売られていました。
とりあえず、私はサンダーのカードをチェック。
相場も何もわからないので見るだけで。
カードを見つつも、店主とおぼしき黒人男性と時折スモールトークをして様子を伺い、少し馴染んだところで、イバカのサイン会の前売り券について尋ねてみました。すると、チケットには番号が振られていて、その順番でイバカと会うのだと説明をしてくれます。
実はイバカ、同じ主催者のイベントで以前にもサイン会をやっているらしく、店主さんは「前回はツーショット写真を撮ってる人もいたし、遅い番号だと時間が押してダメな場合があるけど、早い番号だったら比較的余裕があるから写真も撮れると思うよ。」と教えてくれました。
それも、このショップはそのイベントの出展者で、主催者とも懇意のため、優先的に早い番号の前売り券をもらっているとのこと。
その日、手元に何番のチケットが残っているか確認すると、押さえていたけど取りに来ないままの人の分をまわしてくれると言ってくれて、その番号は5番。
日本人サンダーファンに向けてブログを書いているので、このお店のことも書いていいかと確認すると、「逆にブログに書いてくれるなら30ドルにまけておくよ!」と言ってくれたんです!
もちろん、商談成立!
その優しい店主、Antoine(アントワン)さん。
後ろにはサンダーの選手のサイン入りTシャツw
彼はお客との距離の取り方もなかなか良くて、強引に話しかけもしないし、話しかけにくい雰囲気も作らない感じの人。
色々な商品が揃っているので、興味のある人は是非行ってみてください。
ただし、ショップがあるのは閉まっている店舗が多い、なんともさみしいストリートモールで、あまりいいエリアとは言い難い感じです。
私たちがお店を出る時も、タンクトップを着たタトゥーだらけのラテン系お兄ちゃんが二人、広い駐車場にポツンと停まった車に歩いて行き、窓越しになにやらやり取りを始めたのを目撃したのです。
なんとなく見ていると、「あれはドラッグの売買だな。あんまり見ないほうがいい。」とダンナが一言。
怪しげではあったけど、留学中も含めて幸運にもアメリカ生活でそういう場面に出くわしたことのない私は、『そうなのねえ。ああいう感じなのねえ。やっぱりねえ。』と変に納得。
危なそうなエリア、危なそうな雰囲気には敏感になっておいた方がいいなと改めて思いました。
その辺全部がそうなわけじゃないですが、そのショップがたまたまそういう寂れた所にあるので、行く場合は明るい間に、できれば複数人で行くか、ショップの目の前に車を停めて、最小限の移動で済むようにすることをオススメします。
そんなわけで、イバカに会うことが決定!
特にファンじゃないと言いつつも、会うことになったらなったで、それはそれはとっても楽しみで。
実物はどんな感じだろう?どのくらいの近さで会えるのかな?サインは何にしてもらおう?話しかけてもいいのかな?写真撮ってもらえるかな?
サイン会当日まで、あれこれと考えてドキドキとワクワクが止まらなかったのを覚えています。
ドキドキの当日の話は次回!