こんばんは。
YOKOです。
今日はメキシコにて、スパーズ対ウルブズ戦が予定されていたのに、アリーナの中でぼや騒ぎがあって中止になったようですね。
そして、このカードを生放送する予定だったWOWOWは、急遽サンダー対ブレイザーズの試合を放送することに決めたようで。
WOWOW とかBSとかで放送される時って、サンダーはけっこうやられることが多くて、それほど熱心にNBAを観てるわけじゃない日本のファンの間では、やっぱりサンダーは今ひとつだよね〜とか、思われてしまう傾向にある気がするのは私だけじゃないはず。
あ、あと、どうもWOWOWの日本人の実況解説は、サンダー寄りの発言をしない傾向にあると思ってるのも私だけじゃないはず。
今日は事情があってWOWOW観れませんが、どんな解説だったんでしょうか。
では、今一番勢いに乗ってると言っても過言ではない、ブレイザーズとの対戦結果です。
12月4日 vs. Trail Blazers (POR) @Portland
(日本時間12月5日午後12時~)
Thunder 104 – 111 Trail Blazers
ハイライト/スタッツ
サンダー寄りのハイライト
いや〜、負けましたね!
っていうか、今季のブレイザーズは強い。
追い上げてくる感じとか、最後の最後で決めてくる感じとか、サンダーも勢いがあると思うけれど、ブレイザーズのほうが乗ってる感じがしました。スパーズを敗り、ペイサーズを敗り、そしてホームでサンダーを迎えれば、そりゃ気合いも入ります。
しばらくプレイオフに出てないチームだから、今年こそ!っていう気持ちも明らかにあって、これでサンダーを敗れば確実に強豪チームの仲間入り。その上、向こうも熱いファンのいるホームでの戦いとくれば、その勢いたるや、ハンパないわけです。
でも本当は、そこでしっかり勝たなきゃいけないのが我らがサンダー。
連勝してるとはいっても、毎試合微妙なバタバタ感があったり、チグハグ感があったりして、正直なところ危ういなあって思うことも多いので、ここでどっしり構えて勝つっていうのは難しいかなと思いましたが。
それでも行けるんじゃないかという、淡い期待を持って応援しましたよ。
でもスターターが、またもやなんだかいや〜な感じにうまくいかず、ラッセルも入らないシュートを乱発し、結局またもやベンチに助けられるという、そんな流れ。
1Q、2Qと、ブレイザーズのオルドリッジのいぬ間にがんばって、なんとかリードを保ったものの、3Qには追いつかれ、追い抜かれ、4Qはシーソーゲームとなり、そうなったら今はブレイザーズの方が勢いがあった、というか。
いや、実際に勝てる試合だったとも思うのですよ。
残り2分ちょっと、オルドリッジに決められて5点差になっても、KDとラッセルがシュートを決めて1点差にまで詰めたのです。
でもそこからがダメでした。
最近のそのサンダーの危うい感じが、最後の最後に出ちゃったんですね。
特に致命的だったのは、思いっきりフリーだったKDが決められなかった3Pと、KDがぼーっとしてる間に決められてしまったバトゥームの3P。
自分のミスをKDは
「俺が最後にへまをした。一瞬わからなくなって、その隙にバトゥームに3Pを打たれてしまった。チームに対してしちゃいけないことだ。」と反省してますが、
確かに、クラッチプレイヤーとしてはちょっと情けないプレイなので、反省して次からよろしくお願いします!
ちなみに、その前後にラッセル、イバカ、パークそれぞれに、『そこでそれはないでしょう』っていうプレイをしてますが、やっぱりKDのこの2つのミスがあっては勝てるものも勝てませんからね。
その辺りのプレイについて、解説付きの映像があるのでご覧ください。
それにしても、ブレイザーズは強かったなあ(そればっかり)。
「ブレイザーズにはいいケミストリーがあって、ベテランと若手がうまくまとまっていいチームになっている」なんてKDは言ってますが、
こらこら、サンダーも似たようなチームだろ!負けてちゃダメだろ!って突っ込みたくなりますよ。
そして今日も大活躍のオルドリッジも、本当に強かった。ちまたではMVPも狙えるんじゃないかともっぱらの噂です。
基本的にイバカは振り回されてましたし(ブロックできても、オルドリッジはインサイドだけじゃないんでね)、パークやコリソンでもなかなか止められないとなると・・・、次回までにどう改善するのか心配でもあり、楽しみでもあり。
※次回のブレイザーズとのリベンジマッチは年末(12月31日)、サンダーのホームで。以前スケジュールが発表された時のブログには、年末年始の観戦はロケッツやネッツのことばかり書いていて、まさかブレイザーズがこんなことになるとはねぇ・・・。
それと、今日はKDのアシストが0!ってのがまたイタい。
チーム全体としても11という少なさで、とにかくラッセルは、リラードとマシュー相手に若干興奮気味だったのか、らしいといえばらしいプレイを連発してましたし、KDも、ラッセルが不調とわかるとオレオレモードに入ってしまって、ボールが回らなかった気がします。
イバカとかは、誰かに乗せてもらってシュートするタイプだから、二人がそんなだと相手チームは守りやすいし、こっちは得点が入らないっていう悪循環。
結果、気負ってないベンチの方がいいプレイになるっていう感じでしたね。
まあ、そんなこんなで負けてはしまいましたが、いいプレイもあったんでご紹介しましょ。
まずは、レジーのナイスローングパスをゴール下でしっかりキャッチした、スティーブン船木アダムスが、相手チームの選手がブロックに来るのを読んで、待ってから決めたナイスシュートをどうぞ!
ちなみに、船木はこれ以外にも、ナイスバウンドパスをラムに出してみたりと、器用なところを見せてました。
一方、いいパスを見せていたレジーは、今日も相変わらずいい仕事してましたね〜。おかげでサンダーファンは先々の金額のことが心配で心配でって感じになってますね〜💦。
※その点についてはRoyce Youngが記事にしてます。
続いて、いかにもサンダーらしい速攻プレイ!
イバカの豪快なブロック(ま、相手がちっちゃいリラードなんで)から、パークがリバウンド→ラッセル→KDのこれまた豪快なダンク(and one)をどうぞ!
というわけで、参考記事↓
・Thunder fail late in Portland, 111-104 by Royce Young
・Portland snaps OKC Thunder’s winning streak in impressive fashion by Anthony Slater
・OKC Thunder notebook: Kevin Durant blames loss on his late defensive lapse by Anthony Slater
・Game Recap Trail Blazers by Nick Gallo
さあ、ロードはもうひとつ!
次は“まゆげ”を怪我で欠いている、ペリカンズとの対戦です。
12月6日午後7時~ vs. Pelicans @New Orleans
(日本時間12月7日午前10時~)
ホーネッツ時代には、2005年のハリケーン・カトリーヌの影響で、OKCでプレイしていたチームなので(当時ニューオリンズ/オクラホマシティ・ホーネッツと呼ばれていた)、OKCのファンにとっては親しみのあるチームでしょうが、今回はアウェイなんで関係ないでしょうね。
まあ、とにかくこの後に東の強豪ペイサーズが待ってますんで、今日の反省を踏まえてここは勝っておきたいところです。
スターター、がんばってくれ〜!!