サンダー、トレードデッドラインに動きなし!
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OKCからこんばんは。
YOKOです。

今日、2月6日はトレードデッドラインの日。

OKC時間では午後2時がその期限だったわけですが、私は朝から気が気ではありませんでした。

いや正確に言うと昨日の夜、これを見たときから。

 

ずっと名前が挙がり続けてきたガロことダニーロ・ガリナーリをヒートにトレードという方向で交渉が進んでいるという話。

ガロさんはずっといる選手じゃないとわかってはいるけれど、あっという間に大好きになった選手で、できれば今シーズン最後までこのチームにいてほしいと思っていたから、ウォジさんのツイートで名前を見たら現実味が増してちょっと落ち込みました。

でも実際には昨日のキャブズ戦の最中からそんな話が出ていたようで、普段アリーナ観戦中はほぼTwitterを見なくなる私は全く知らず。

家でTwitterをチェックし始めたら、まだガロはベンチにいるよとかっていうツイートを番記者さん達がしてて、本当にまさに試合中だったんだなと。

試合後には、トレードで自分の名前が出てることについて聞かれて、こんな返事をしています。

「子供の頃に両親からいいことを教わったんだ。新聞は読むな、メディアをフォローするなってね。だからその手の話題は本当にフォローしてないんだ。特に試合の日は。試合に集中してるよ。」

 

10時10分のウォジさんのツイートは、まさにガロさんへのインタビューの直後で、番記者さん達も口々に今そのトレードのことを本人に聞いたばっかりなのにって言ってました。

今日聴いたポッドキャストでも、試合中ベンチでガロさんは何か考え事をしてるみたいだったと言ってる番記者さんがいて、実はフォローしてないとか言っても情報は耳に入ってないわけがないし、それが試合内容に多少影響はしたのかなとも思いました(いつもより調子悪い感じがしたし)。

 

昨夜はその後もTwitterを眺め続けていたら、さらに現実味を増すこれ。

 

「31歳でこの夏FAになるガロはサンダーの今後のタイムラインにフィットしないから、トレード候補に常に上がってきた。今シーズン思いがけない成績を残してたとしてもそこは変わらない。」というRoyceのツイート。

そうなんだけど、その通りなんだけど、ガロさんいなくても勝っちゃったりしちゃうチームなんだけど、私はガロさんがいるサンダーでシーズンを戦い抜いて、プレイオフに行くのが見たいのだよー!

と、心の中で叫んでおりました…。

 

とりあえず夜中ぐらいまでTwitterを眺めていましたが、交渉が長引きそうだと判断して、就寝。

今朝起きた段階で、ヒートとガロさんは契約延長の交渉中だということが判明しました。

 

具体的にどんな話だったかというと…

ただのトレードだとガロさんはこの夏FAになってレンタルで終わってしまうから、ヒートとしては契約を延長したい。そこでヒートは3年契約で3年目をチームオプションにしたいと提示。

ガロさんは契約延長なら3年契約でオプションなしを希望。

 

で、結局ここがまとまらず、結果的にはトレード話は決裂して、ガロさんはサンダーに残ることになった、というわけです。

最終的にはウォジさんのこのツイートでサンダーのデッドライン終了!

 

このTwitterの一連の流れを見てて興味深いなと思ったのは、最終的な決め手が、ガロさんの契約延長の希望が通るか通らないかだったこと。

サンダーよりも優勝を狙える可能性がありそうなヒートに、例えば彼がすごく行きたかったら、サンダーにいるよりもヒートの方が断然良いと思ったら、多分ガロさん問題なく動けたと思うんです。

でも動かなかった。

もちろん31歳っていう年齢を考えたら、3年フル契約の方が安泰だし、そこは譲れん!ってなるのかもしれないけど。

動かなかったってことは、サンダーでいいって思ってるってことでしょ?

 

そしたらそんなことを書いてある記事がありました。

ガロさんはこのサンダーのチームをすごく気に入っていて、ここまでの戦いぶりやまさか驚きの6位という成績にも満足しているらしい!

 

ガロさんって、クリス・ポールやデニスみたいに若手とわちゃわちゃはしゃがないので、チームとの馴染み具合が見えにくいのですが、実は居心地良いのかなあと思うと嬉しかったりもして。

あとはやっぱりプレスティへの信頼とかも大きそう。

それは昨日の試合後デニスも言っていたけど。

 

「トレードでチームがどうなるかわからないけど、ビジネスだから」って発言とともに、「サム・プレスティは自分が見てきた中で一番のGMで、とても誠実」という評価が。

おそらくプレスティは、自分の決断について選手にまっすぐにきちんと説明しているんじゃないかなと思います。

そういう信頼関係ってやっぱりすごく重要だと思うから、きっとガロさんもそんなGMが率いるサンダーという組織を気に入ってくれているんじゃないかと。

 

まあそんなわけで、今シーズンのサンダーのトレードデッドラインは、ヤキモキはしたものの動きなし。

このタイミングで動かなかったなんて、私の知る限りでは初めてじゃないかな。

これまでと違って勝ちにいかなくちゃいけない状況じゃないから、補強の必要がなかったというのもあるけど、当初の予定ではトレードバリューのあるベテラン選手達を切り売りするように放出していくはずだったのが、プレイオフに行けそうないいチームに仕上がっちゃったから、ここで無理に動く必要がなかったというのが大きい気がします。

別に今この時点で動かなくてもいい。今シーズンはこのまま行って、オフに動けばいい。

そういう状況だったら、本当に望ましいオファーがない限り動かなくて当然。

思いがけず、そんなチームを作り上げてしまったプレスティもドノバンも素晴らしいし、簡単に動かなかったプレスティがやっぱりすごいなと改めて思った一日でした。

 

ちなみに、ガロさんは今日の夜、お寿司をデリバリーで頼んで食べたようです。家でガールフレンドと一緒でリラックスしていたのもあると思いますが、いつも以上に表情豊かで笑顔いっぱいの映像だったので、サンダーに残るという結果に満足しているというのはホントなんじゃないかなあと勝手に思っています。

とにもかくにも、めでたしめでたし。

このチーム最高に楽しいし、大好きだから、みんな残って本当に良かった!

この今のサンダーで、どこまで行けるか、これからがまた楽しみです。

 

 

 

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コメント
  1. いつも楽しく拝見させていただいております。サンダーの躍進にさぞオクラホマは盛り上がっててるかと思いますが、ふと質問がありましましてコメントさせていただきました。 
    サンダーが持ってる2020年のドラフト1巡目指名権でトップ20のやつですが、このまま勝ち続けてリーグ全体で9位以上までいっちゃうと(2/8現在で10位)、フィラデルフィアに譲渡されると聞きました。勝つことにこしたことはありませんが、1巡目指名権ともなると、そのことについて現地ではどんな報道されてるかと思いまして。あと、プロテクトのかかってる指名権は、その年に指名できなかった場合、翌年に持ち越されると聞きましたが、その辺はいかがなもんでしょうか?

    • コメントありがとうございます!

       

      質問の件、私はあまり指名権のことに詳しくなくて、正直にいうとちゃんとした答えができないのですが、私がフォローしている番記者さん達の記事や発言で判断する限りでは、まだそこまで来年の1巡目指名権のことで騒ぎ立てている気配はないですね。プレイオフに行くなら当然ホームコートアドバンテージのある上位を狙いたいだろうし、順位をコントロールするのは難しいと思うので、ここまで来たらこのチームがどこまで行けるのか見てみたいという意見が多い気がします。あとは、来年のドラフトはあまりめぼしい選手がいないので、それほど気にすることはないという発言も何度か見聞きした覚えがありますね。もっと上位に行ったらもっと違う報道がされるかもしれないですが。

       

      指名権のプロテクトについてもよく理解していないので、改めてちょっと勉強がてらブログにまとめる機会を作りたいと思いました。

       

      貴重な質問、ありがとうございました。またコメントお待ちしてます!

  2. ご回答ありがとうございます! 
    とあるサイト見てましたら、この指名権は、順位次第では、消滅しそうな感じかと思います。一方、ジェラミのトレードでデンバーからもらった一巡指名権もプロテクトありますが、現状のナゲッツの順位を鑑みれば問題でしょうし、万が一があっても2022年まで持ち越されるみたいです。
    とにかく、そんなこと関係なく勝ち続けて、一つでも順位をあげていただきたいところです。引き継ぎ、更新楽しみにしております!

  3. YOKOさんこんにちは!
    トレードデッドラインで何も起こらなかったのは正直意外でした。
    ただガリナーリやCP3のおかげもありチームは若手も成長しつつとてもいい状態だし、プレーオフの上位シードだって狙える位置につけているから動く必要もなかったとポジティブに捉えています。
    ガリナーリってサンダーに今までいなかったタイプのプレイヤーだし、見ていて安心感もあるし、本人もサンダーを気に入ってくれているのなら少しでも長くOKCでプレイしてほしいですね!!

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