真冬の寒さに突入したOKCから、YOKOです!
OKCの天気は、昨日は20℃を超える暖かい日でまだ秋だねーって感じだったのが、今日からは最高気温が5℃前後、最低気温は零下という、わけわからん状態でした。
そんな気温の上下が激しい日々の中、ホーム開幕戦から10日経ってやっと、開幕戦をアリーナで観てきたよ!っていう報告です。
それは11月1日(土)、サンダーにとって第3戦目となるデンバー戦。
既にブレイザーズとクリッパーズにロードで負けていたけれど、KDもラスもレジーもいない、たった8人のメンバーで、想像以上に踏ん張って惜しい試合をしていたので、ホームではなんとか勝ちを!と思っていました。
そして、ホーム開幕戦は絶対に観に行こうと、前々からチケットを購入していた私たちは、アリーナでの応援を心待ちにしていました。
ところが、直前になってダンナが仕事で行けなくなって、急遽友達のMさんと行くことになり、それは同時に、初めて一人でアリーナまでドライブするってことなわけで。運転には慣れたものの、なんでも初めてはムダに緊張するもので、ドキドキしながらアリーナに向かいました。
ちなみに駐車場はアリーナ周辺にたくさんあります。金額は5ドルから10ドルくらいが相場でしょうか。もちろん歩く距離によって変わりますが。
女一人で行って、車を2ブロックから3ブロック手前に停めてアリーナまで向かい、帰りは暗い中一人でそこまで歩くと危ない気がするかもしれませんが、たくさんのサンダーファンが同じような方向にぞろぞろと歩いてるので、ゲームデーだったらそれほどでもない気がします。
緊張しつつも、無事アリーナに到着。
開場は通常試合開始1時間半前なので、7時開始だったこの日は5時半に開場ですが、私が到着した5時15分にはもうたくさんのファンが並んでました。
ん?皆さん、気づきました?
今シーズンの選手の写真がちらっと写ってますね。そしてなんかいつもと違う。。。
これまではこういう感じで、
選手がプレイしてる雰囲気の写真でした。
それが今年は皆腕組みして、シリアスな顔してて、背景の色も、なんか変じゃない?
早速一人一人チェックしてこうじゃありませんか!!
まず左からね。
ミッチ&ロバーソン
コリソン&ラス
KD&イバカ
レジー&ジェレット
パーク&モロー
アダムス&ラム
アダムス、だからヒゲが・・・んでラムは白目がコワいよ・・・
ペリジョン&テルさん
ん?一人足りないぞ。
って今確認したら、ランス・トーマスがいませんね。多分どこかにいるのでしょうが、見かけなかったので今回写真はありません。
それにしても、なんか写真いまひとつじゃありません?背景の色のせいか、合成のせいか、立体感みたいなのがないし。私は正直あまり好きじゃないなあ。
とか思いながら、写真を撮ってると開場時間になりまして、あわてて列に並んで会場入り!
いつもの通り、まずは金属探知器での身体検査がささーっと。次にバッグを持ってる人は中を見せて荷物検査。そして最後にチケットを見せて中に入ります。
入るとすぐ、その日のプログラムが配られます。今回は初戦ということもあって、マグネットのサンダースケジュールも配られました。
その後、ちょこっとオフィシャルショップをのぞきましたが、特に買物はせず、すぐに選手の練習を見に行くことに。
両チームの選手の何人かは試合前に練習していて、その練習を近くで見ることができます。
試合開始30分前までだったら、自分のチケットが3階席だろうが関係なしで、1階席のベンチ裏の席とかに行って、本当に近くで選手を見れるのです。
そしてタイミングが良ければ、選手が通路から出てくる時、またはロッカールームに戻る時に、サインをもらったりハイタッチをしたりしてもらえます。
サンダーの選手を狙うなら、チェサピークアリーナのセクション118とセクション119の通路付近に立っているべし!※相手チームを狙うなら、セクション112とセクション113の通路側
ただし、サンダーの選手はあまり出てこなくて、昨シーズンまではコリソン、タボ、フィッシャーくらいでした。
そのうち2人が去った今、今シーズン出てくるのはコリソンだけかなあと思いながら1階席に降りていくと、サンダーの選手は誰もいない!
それでもホーム開幕戦だからか、いつもよりもたくさんのファンが通路の両側の席でユニフォームやボール、帽子を持って、選手が出てくるのを待っています。
私もなんとなくその場に立っていたところ、一瞬周囲がざわついて、、、
振り返るとなんとパークが出てきました!
パークが出てくるのはかなり珍しい。
何人かの子供たちにサインをして、すぐに一人黙々とシュート練習を開始するパーク。
間近で見るとやっぱり身体絞ったなあと改めて感じました。後ろにはデンバーのタイローソンネイトロビンソン(tkさんご指摘Thanks!)がいますね。
その後、コリソンの登場を期待したのですが出てくる気配なし。
うーん、もう誰も来ないなあと諦めてその場を去ろうとしたその時です!
さっき以上にその場がざわつき、、、
なんと!まさかのKD登場です!!
今までこのタイミングでKDが出てくるのを見たことがない!
それも、ブーツを履いてゆっくり歩いてきたKDは、通路の奥のファンから順番にサインをしているじゃありませんか!!
おおお、素晴らしい!ファンは大喜びです!
私も大喜びです!!
私も何かにサインをしてもらえばいいのに何も考えてなくて(苦笑)、ただとりあえず近くで見たいと思って、柵の一番前に並んでいた兄弟とおぼしき少年二人の後ろに立ってみました。
ちなみにKDは、私たちが立ってる方とは反対側のセクションのファンの対応をしながら、私たちに背中を向けたまま前を通り過ぎていってしまう・・・。
KDの注意を引いて近くに来てもらうために、多くのファンが口々に「KD!」と名前を呼び続ける中、私たちの前に立っているこの少年二人(8〜10歳の男子と5〜7歳の男子って感じ)、目の前にKDの背中があるのに、ただそこに立ってるだけ。
『そんなんじゃKD来てくれないよー』って思った瞬間、Mさんが「Kevin!!」とホームアローンのママくらいの勢いで叫んだ!笑
『やっぱり同じこと思ってたかー。それにしてもさすが同じ年頃の子供がいるMさん、わかってるー!』なんて思いつつ、私もすかさず「KD!!」と数回叫んでみました。
すると、こちら側のファンにもサインを始めてくれ、例の少年二人も、私たちの目の前でサインを無事にゲットし、それだけでなく、KDに何やら話しかけられているじゃありませんか!
丁寧な対応をするKDに感心感心。
そして、KDが少年二人の対応を終えて、その隣のファンへと移ろうとした瞬間、少年の後ろに立っていた私はあわよくばハイタッチなどしてもらえないだろうかと期待して、隙間から思わずKDの方へ手を伸ばしてみたのです。
するとですね!!
その手に気づいたKDが、なんと!!
ハイタッチどころか、
しっかりと私の手を握ったんですーーー!!
ビジネスマンがするような握手じゃなくて、ちょうど腕相撲するみたいな形で、buddy handshakeとかって言うのか、よくわからないけど、そういう形で握り返してくれました!!
さらに、それだけで終わらず、
なぜか手を握った状態で私の顔を見たKD。
うわーーーー!KDと目が合ったーーーー!!
と内心超興奮してる私に向かって、なんとなんと、あろうことか、
”How are you?”
と笑って話しかけてきたーーーー!!
え?今なんて?え?私に何か言った?え?ほんとに何か言った?え?
これが私の頭の中で繰り返されていた言葉。
そして、挨拶程度で別に返事も期待してないだろうこのKDの問いかけに、返事もできないほど舞い上がっていた私。ほんの数秒のことなのに、10日経った今も、はっきりとスローモーションのように覚えている出来事です。
もちろん、その後KDは、私の返事を待つことなく手を放し、次のファンの方へ。
正気に戻った私は、思い出したように目の前のKDを携帯で激写!
近いでしょ?この距離で目を見て話されちゃあ、あなた!大変です!
そして、私は後ろにいるはずのMさんの方を振り返り、「見た?今の見た?」と目で確認。
Mさんが「うん。ちゃんとYOKOさんに話しかけてたね。すごい!」と言ってくれたことで、やっと自分に起きたことを信じたくらい、ほんとにビックリかつ嬉しかった!
KDの手は、「大きい!」というよりも「暖かくて柔らかかった」です。なんか優しさを感じる手でした。
過去にムトンボさんと握手した時は「でかくて分厚い!」って印象だったので、みんなそれぞれ違うんですね。
KDが握ってくれた左手は、その翌日まで洗わずに過ごしたことは言うまでもなく、同時に自分がそういうことをするタイプだと思わなかったので、ああKDってすごいなあと変に感心してしまいました。
ちなみに、KDはその日試合を観に来ていた友達に挨拶をするために出てきたようで、一通りファンサービスをした後は、一人黙々とシュート練習をするパークを見ながら、その友達たちとにこやかに談笑していました。
そしてまた通路へ戻るときも、KDとパークはサインに応じていて、今回はかなり濃いファンサービスをしてましたね。
そんなわけで、ホーム初戦が始まる前にもうかなり気持ちが盛り上がって(舞い上がって)いたわけですが、さらに席(この日は3階席)についてから見慣れない物が天井から吊るされているのを発見!
何だろうと思って、とりあえず写真を撮るだけ撮ってその後忘れていたのですが、会場が暗くなりいよいよ始まるその時に、そこから稲妻のような光が出て来るじゃありませんか!!その映像がこれ!!
なかなかかっこいい!!
選手の登場シーンや紹介シーンも新しくなっていたし、もう何もかもが嬉しくて楽しくて興奮状態覚めやらず(この頃には一瞬KDとの接触のことは忘れていたほど笑)。
さらに嬉しかったのは、とにもかくにも試合に勝ったこと!
試合諸々のことは簡単にだけど別で書いたので、ここでは触れないけれど、とにかくパークですよ!
パークが決める度にアリーナが揺れた!この日は別人パークが大暴れで、観客も大喜び。
最初から最後まで声援が途切れないサンダーのホームでの応援はやっぱりたまらないっ!
スコッティHCも言ってたけれど、怪我人だらけで正直ボロボロの試合になるかなあと思ってたのに、皆の頑張りでリードして終えた1Q、自然と観客全員がスタンディングオベーションでチームに拍手を送ったときの一体感ときたら・・・なかなか味わえるものじゃありません。
“Thank you all!
I’m so proud of you guys!
And I’m so proud of being a part of Thunder Family!
We are Thunder!!”
全員でそう言ってるように感じました。
そして勝ったときも同じように。
出だし不調のサンダーだけど、毎回必ず誰かが活躍してくれて、新しい成長した姿を見せてくれて、それだけで嬉しくなっちゃうのはやっぱり感覚的にFamilyなんだろうなあ。
サンダーのホームでは、負けてチームにブーイングするっていうのは絶対にないと思うし、たとえ万が一負け続けても、私は行ける限りアリーナに行ってFamily一丸となって応援したいと改めて強く思ったホーム開幕戦でした!!