Daily Thunderもひとつの時代を終える…
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OKCからこんばんは。
YOKOです。

このオフの動きを見ると、まさに『サンダーのひとつの時代が終わった』と言わざるを得ず、そして私は未だに、その肝心のチームの動きについて、このブログで一言も触れていないわけですが…

昨日もまた、そのひとつの時代の終焉を思わせる(私にとっては)大事な発表があったので、今日はそのことについて書きたいと思います。

 

Daily Thunderがロイス・ヤングの手を離れることに

私がブログを始めた2013年当初から、私好みの記事を書き、『彼の記事を読めばサンダーのことは全てカバーできる』と誰よりも信頼してきたのが、今ではESPNの記者でTVにも出ているロイス・ヤング(Royce Young)さん。

当時は英語の情報ですら、サンダー関連の記事で量、質ともに満足できるものがあまりない中で、ロイスが運営するサイト、Daily Thunderは、私のブログの情報源として大きな位置を占めていました。

あまりに頻繁に彼の記事ばかり引用していたので、本人にメールをして、定期的な記事の翻訳許可をもらったほど。

私が本当にお世話になったそのサイト、Daily Thunderが、昨日、9月3日をもって彼の手を離れることになったそうです。

ニック・コリソンの写真を使っているのは、ロイスが大のニックファンだからかなー。

ESPNの方で忙しくなったここ2年は、ロイスがDaily Thunderで記事を書くことはなく、代わりにUp The Thunderのウェストン(Weston Shepherd)が中心となってブログを運営していました。

ロイスはブログの所有者として多少関与していたようですが、ほぼお任せ状態だったと言っています。

 

Royce&Daily Thunderの魅力

ESPNがメインになってからも変わらず彼の記事は好きですが、Daily Thunderでの彼のトーンが私は大好きでした。

個人ブログとして書いていたせいもあるでしょうが、とにかく表現が自由で気さくで正直で、語り口が堅くなかったので、私にはすごく読みやすくて理解しやすかったし、伝わるものがあったんですよね。

堅苦しい難しい言い回しが多いと英語の読解力が必要になるので、私の場合は頭で読んでしまってハートに響かないんですが、そんな中ロイスの記事は、ジョークが入ったり、ちょっと皮肉が入ったりして、とても軽快に読めたところも好きでした。

すっかり出世しちゃったのでしょうがないのだけれど、あのトーンのロイスの記事が読めないのはちょっとさみしいなあといつも感じていたのです。

そしたら、ロイス自身も今回の記事の中でこんな風に言っていました。

Not writing for DT has always made me sad, because I feel like it’s where I’ve done some of my best work. It’s always represented my tone and voice more than anything else and it’s the most fun I’ve ever had writing. It’s where I learned how to be a writer. It’s where I found my passion. It means a lot to me.

【訳】Daily Thunderに記事を書かなくなっていつもさみしく思っていた。僕はここでいくつか最高の仕事をしたと感じているから。他の何よりもここで、いつも自分のトーンや考えを自分らしく表現していて、ここで書くことが一番楽しかった。ライターになる方法を学んだ場所。自分のパッションを見つけた場所。それがDaily Thunderだった。僕にとってとても大事なものなんだ。

 

まさに彼が言う通り、自由に楽しんで書いてるのが伝わって、さらにオクラホマ出身の彼らしいサンダー愛を感じられる、そんなトーンだったのです。

そしてブログを始めた頃は、私もあんな感じを目指そう!と思ったものです。読者に愛情が伝わるトーンで、気楽に読めて、でも役立つ情報を発信しよう!と。

 

私のブログの原点

ちなみにDaily Thunderの記事は、簡単な速報から、真面目な記事まで、シーズン中は試合の結果もありで、さらに他の記者さんが書いた記事紹介をするThunderBoltはとても便利で、私も参考にして良くブログのネタで使わせてもらったし、週末のビデオ紹介も楽しくて、飽きさせない工夫がされていました。

できればそっくり真似したい!と思うくらい好きだったんですが、実際は、英語で情報収集して記事を読んで、私が書きたい内容にあったものを日本語に訳して…っていうのに結構な労力がかかって、流石に無理だなと思いました。

当然、私の想いや経験、オクラホマのことも書きたいわけで、サイトとして参考にはしたけれど、道半ばで今に至っています。

 

過去2年間、Daily Thunderを運営してたウェストンに感謝しつつ、ロイスも言っているけれど、二次的な趣味としてサイトを運営するっていうのは愛あってのこと。好きでなければできないし、かといって、やりがいとか報いよりも苦労の方が全然多い。

私も好きでブログをやってるわけですが、思った以上に続けるのは大変だな〜って思います。

続けてる理由は完全に愛ですよ、愛!

そして私の場合はサンダー愛が強くなり過ぎて冷静さを失い、更新が滞るっていう、例の流れ(苦笑)。

つくづく、番記者さん達やサンダーのブログライターさん達でちゃんとマメに書いている人たちってすごいなと思います。

 

その中でもやっぱり、私の中でロイスは特別な存在です。

トーンが好きだっていうだけではなく、個人ブログからしっかりとキャリアを築き上げて、今はESPNで活躍していることも含めて。

彼がどういうきっかけでブログを始めて、そこからどうやってESPNの記者になっていったかを、彼自身が記事の中で簡単に説明しているので、興味のある人は是非読んでみてください。

A new beginning for Daily Thunder by Royce Young

 

Daily Thunderは大好きなサイトだったのですが、ロイスが記事を書かなくなってからは、実はほとんど見なくなっていました。

他に読みたいと思う番記者さんが増えてきたというのも大きく、私がブログで引用したり翻訳したりする記事も、次第にDaily Thunder以外のものが増えました。

そういう意味では、この出来事で何かが大きく変わるわけではありません。

それでも、Daily Thunderは毎日のように楽しみにして読んでいた、私にとって大事なサイトであり、私が大好きなライター、ロイス・ヤングのサイトだったので、彼の手から完全に離れるというニュースを聞いて、なんかとてもセンチメンタルな気持ちになったのです…。

皆さんの中でどのくらいの人が、ロイスが書いていた頃のDaily Thunderを知っているかわかりませんが、私のブログの昔からの読者さんならきっと色々読んでますよね。そして多分、私の言いたいことは伝わっているんじゃないかなと思います。

 

最後に改めて。

Daily Thunderをスタートしてくれたこと、楽しい素敵な記事をいつも書いてくれていたこと、たくさんの情報を発信してくれていたこと、その全てに感謝します。

私のブログの大事な大事な拠り所でした。

ありがとう、ロイス。
ありがとう、Daily Thunder。

 

 

 

 

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