OKCからこんにちは。
YOKOです。
オクラホマシティ・サンダーの第7戦は、OKC時間1月6日水曜日の午後7時から、ニューオーリンズのスムージーキングセンターでペリカンズとの今シーズン2度目の対戦。
前回はチェサピークアリーナでのアダムス凱旋試合となり、まさに彼の存在が大きかったわけですが、サンダーとしてはペイント内にどう切り込むか、ゴール下をどう守るかが課題でした。
RESULT:111対110でサンダーの勝利(3-4)
今夜のスタメン
Tonight's starters.
— OKC THUNDER (@okcthunder) January 7, 2021
Presented by @EnableMidstream. pic.twitter.com/gOg8It9AnS
スタメンは変わらず。
ポクはこの試合もまだお休み(コンカッションプロトコル)。
代わりにケンリッチとロビーがローテーション入り。
GAME FLOW
前回のペリカンズ戦のゲームフローと今回のを比べると一目瞭然で、引き離され始めた時にそこで粘れたことが大きかったこの試合。
流れはこんな感じでした。
1Q序盤から連続スリーを決めるスタートでリードはするものの、ペイントに切り込めない時間が続く。
3Pが決まる間はいいけど、決まらなくなったら困るという、前のペリカンズ戦との同じ展開。
アダムスとザイオンの存在が相変わらず大きくて、2人ががいなくなるとペイント内に入れるようになる。つまりサンダーのベンチが引き離されないように粘った。
ベンチが頑張って逆転したところへ、アダムスが戻り、これはつらい…と思った矢先にムスカラさんがスリーを決め、ハミもレイアップを決めて、ほんの少しリードを広げてスタメンへバトンタッチ。
イングラムがアダムスのスクリーンを使ってドートをかわし、ホーフォードが距離を空けているのを利用してプルアップジャンプショットを決める、という同じプレイを3回くらい連続してやられた。
アダムスのスクリーン、ほんと素晴らしい。
Brandon Ingram is special and man Steven Adams is so awesome. I miss him so much 🥺 #ThunderUp pic.twitter.com/aU1J6PK3O3
— Thunder Film Room (@ThunderFilmRoom) January 7, 2021
結果、追いつかれ、逆転されて前半終了。
3Qは、ベイズリー11得点、ペリカンズ0得点で始まるスタート。ベイズリーはザイオンへの守備も良くて熱い!スターターのペイント内の守備も良くなる。みんな積極的に攻め、積極的に守ってた。
ベンチ組になって、ペリカンズがブレッドソーを投入したところで流れが変わる。
4Q、ブレッドソーを中心にペリカンズのディフェンスが良くなる。ターンオーバーからの速攻でどんどん追いつかれて、リードはたった1点差。やばし!
そこでマスキーが魅せる!なんと3連続スリーを決めて再び10点差までリードを広げることに成功!
慌ててイングラムとアダムスとロンゾを戻すペリカンズが8-0のランをかます。
今度はサンダーがヒル、ホーフォード、ドートを戻してスタメンを揃える。そこからはシーソーゲーム。
サンダーが1点リードで迎えた残り12秒、ペリカンズ最後の攻撃では、ドートがしっかりイングラムを守り、オープンだったアレクサンダー・ウォーカーの放った3Pシュートが外れて、試合終了!
Lu Dort shuts off the Pelicans' final possession, sealing a thrilling 111-110 win for OKC in New Orleans. Not to be forgotten: beastly games from Shai Gilgeous-Alexander (21 points), Darius Bazley (20), and yes, Mike MF Muscala (18 courtesy of FIVE 3-bangers). pic.twitter.com/MuAXEPty5Q
— Daily Thunder (@dailythunder) January 7, 2021
サンダーが111対110でペリカンズに勝利して、ペリカンズとの対戦は1対1の引き分け。
これでサンダーは、3勝4敗。現在西の11位です。
THUNDEROUS VIBES from the game
この試合で私が感じたサンダラスなバイブスは…
ベイズリーの自信が素晴らしい!!
20得点、12リバウンド、3アシスト、1スティールのダブルダブルを記録したベイズリーは、最初から最後まで積極的に攻めていて、20本も打ってた。
自信が伝わってくるよね。
Darius Bazley has 11 points in the first two minutes of the 3rd quarter. Tanking is fun! pic.twitter.com/xzxp4H3cCB
— 𝘽𝙤𝙤𝙢𝙩𝙤𝙬𝙣 𝙃𝙤𝙤𝙥𝙨 (@BoomtownHoops) January 7, 2021
ディフェンスでも、ザイオン相手に苦戦もしてたけど、良く守ってたし、何より彼のリバウンドのセンスが光る。
毎試合伸びてるので、見ていてほんとに楽しい。
ベンチの活躍、粘りが素晴らしい!!
ハミ、マスキー、マレドン、ロビー、ケンリッチの5人が粘ってくれたおかげで、引き離されずに済んだこの試合。
最初に言っておきたいのは、特にハミが良くなったこと。
シーズン最初の試合までは、ショットクロックがたっぷり残っているのに、自分で自分で!と無理に突っ込んで外していたのが、ここ数試合で周りをよく見てプレイをしているのがわかる。
無理して打たず、自分の身体能力を活かして周りにパスを出すことも増えて、3アシスト。
どんどん良くなっていると思う。
This pass from Hami was AWESOME!! Right on the money. #ThunderUp pic.twitter.com/SlnshoY1YQ
— Thunder Film Room (@ThunderFilmRoom) January 7, 2021
Thunder take the lead on a nice finish by Diallo in transition.
— FOX Sports Oklahoma (@FOXSportsOK) January 7, 2021
🔗https://t.co/GRevfqP1z9 pic.twitter.com/vpmYpga5Kz
マレドンは相変わらず落ち着いていたし、今回も与えられたチャンスにいい仕事をしたなと思うのはロビー。ディフェンスもオフェンスも悪くなかった。
元ペリカンズのケンリッチは、数字には出ないけど、この試合でもハッスル。現ペリカンズの解説者で、元サンダーのTVでアナリストだったアントニオ・ダニエルズも「彼は最後まで諦めないプレイをする」を連呼していた。
ちなみに、彼のあだ名はケニー・ハッスル。
そのことについてThe Oklahomanのジョーが記事を書いているのでどうぞ。
As Kenrich Williams checks in, a story on how he became "Kenny Hustle." https://t.co/NLUU7W7QUJ
— Joe Mussatto (@joe_mussatto) January 7, 2021
そしてもちろん、忘れちゃいけないマスキーことムスカラさん。
彼については次のコーナーで!
アダムス、キャリア初のトリプルダブル達成!
一応やっぱりアダムスのことにも触れておこうと思う…。
First #NBA triple-double for @RealStevenAdams last night behind a career-high 1️⃣0️⃣ assists 🔥 pic.twitter.com/Qydj7MYKtv
— New Orleans Pelicans (@PelicansNBA) January 7, 2021
サンダー相手じゃなくても良くない?と思ったりもしたけど、記念すべきキャリア初のトリプルダブルが見れて嬉しかった。
アシストが10っていうのも、これでもかってくらい、ペリカンズでアダムスが活かされてる気がするので、喜ばしいことだし。
「私たちチームのプラスマイナスの数字を見ればわかると思うけど、彼がチームを支え、背負ってくれているんだ。スティーブンがコートにいる時はすごくいいチームだけど、彼がいなくなるとそうじゃなくなる。彼はすべてのポゼッションをしっかりプレイするからね」
ペリカンズのヘッドコーチのSVGにそう言われているアダムス。
これからもチームメイトの見本となりつつ、あのままのアダムスでいてほしいです。
MOST THUNDEROUS PLAYER
MVPはベイズ!
これは彼の攻守にわたる積極的なプレイがサンダー全体に影響したと思うから!
隠れMVPはシェイ!
なんだかんだ言って、21得点、9アシスト、5リバウンド、5スティールで、最後にしっかりフリースロー3本決めた!
MTPは大事な場面で連続スリーを決めてみせたマスキー・ムスカラさん!!
あの3連続スリーは叫んだねー!!
Mike Muscala hits three 3️⃣s in less than a minute!
— FOX Sports Oklahoma (@FOXSportsOK) January 7, 2021
🔗https://t.co/GRevfqP1z9 pic.twitter.com/7Tz8xBGKgB
このチームメイトの喜びようで、どれだけこの連続スリーが大きかったかがわかる!
出番があって、役割が明確な状況で、本領発揮している姿を見るのは本当に嬉しい。
スター選手がゴロゴロいるチームでは難しいのかもしれないけど、出番さえあればマスキーはしっかり仕事をするプロ。
ここまでの成績も素晴らしい。
Top 5 in scoring for the Thunder through 7 games
— Andrew Schlecht (@AndrewKSchlecht) January 7, 2021
1. SGA 19.0
2. Dort 13.4
3. Bazley 13.1
4. G. Hill 12.8
5. MIKE MUSCALA 11.0 POINTS PER GAME SHOOTING 44.7% FROM 3 ON 5.4 ATTEMPTS 3.1 REBOUNDS AND 0.4 BLOCKS PER GAME
前も言ったけど、トレードされちゃいそうで心配です…。
HIGHLIGHT
GAME FLOW AND BOX SCORE
OVERVIEW
PLAYER STATS
POSTGAME INTERVIEW
シェイ
Postgame 🎤@shaiglalex | 21 pts, 9 ast, 5 stl (career high)@bazleydarius | 20 pts, 12 reb
— OKC THUNDER (@okcthunder) January 7, 2021
Mike Muscala | 18 pts, 5 3pm (ties career high) pic.twitter.com/jdO9FQKE2h
ARTICLES about this game
サンダー公式から
Contagious Defensive Energy Sparks Thunder Win
— OKC THUNDER (@okcthunder) January 7, 2021
𝐓𝐡𝐮𝐧𝐝𝐞𝐫: 𝟏𝟏𝟏 | 𝐏𝐞𝐥𝐢𝐜𝐚𝐧𝐬: 𝟏𝟏𝟎
The Oklahomanから
Five quick takeaways from the Thunder's 111-110 win over the Pelicans: https://t.co/rBjLyqGJZi
— Joe Mussatto (@joe_mussatto) January 7, 2021
The 48
Ready to take another step forward on Friday.
— OKC THUNDER (@okcthunder) January 7, 2021
The 48 | 𝐓𝐡𝐮𝐧𝐝𝐞𝐫 𝐯. 𝐏𝐞𝐥𝐢𝐜𝐚𝐧𝐬 pic.twitter.com/Wgz171HGdL
NEXT GAME:1月8日ニックス戦
サンダーの第8戦は、2021年1月8日金曜日午後6時半から(日本時間1月9日午前9時半から)、敵地NYでニックスと対戦です。
ニックスはここまで5勝3敗で東の5位。
え?東の5位?
そうなんです。ニックス強いらしいんです。
ニックスファンが既に5勝したニックスに戸惑いを覚えるほどに強いらしい。
金曜日はニックスとなんだ〜ってお気楽に構えていた私も、それを知ってちょっと戸惑っています。
ニックスには元サンダーのナーレンズ・ノエルもいるし、ほんの少しだけサンダーにいたタージ・ギブソンを獲得する方向でいるようなので、対戦自体も楽しみですが、サンダーは一体どこまでやれるのか、それも楽しみになってきました。
強いチームとやって、とにかくどんどん成長してほしい。
そしていろんなサンダーを見せてほしいものです。