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今のオクラホマシティ・サンダーにおけるディフェンスの要と言えば、ルーゲンツ・ドートの名前が挙がるだろうが、一世代前のサンダー、ラッセル・ウェストブルックがいた頃のサンダーにおけるその存在は、間違いなくアンドレ・ロバーソンだった。

2023年2月にGリーグのオクラホマシティ・ブルーでプレイして以来あまり姿を見ることがなく、引退したのか気になっていた人も多いことだろう(何を隠そう、私も気になっていた)。

そのロバーソンが1月3日(日本時間4日)、恋人のレイチェル・デミタのYouTubeチャンネル『Coutrsite Club』に出演し、自身の新たな挑戦について語っている。

今回は、アンドレの新たな挑戦について、これまでの経緯も交えながらまとめていこう。

「引退する前に最後にもう一度挑戦してみようと思った」—アンドレ・ロバーソン

YouTubeのタイトルには、”He’s Leaving Me…”と、過去に一度アンドレがレイチェルと別れる羽目になったことを知っているファンにとってはやや衝撃的な見出しがついているが、実際には挑戦の舞台がアメリカ国内ではなくなるためにそう表現しているだけだ。

ドバイの国際大会でフィリピンのチームに参戦

ロバーソンが挑戦するのは2024年1月19日から28日まで、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催されるドバイ国際バスケットボールチャンピオンシップで、フィリピンのストロンググループ(Strong Group)というチームでプレイする。

今回のドバイ大会に向けてストロング・グループと契約した元NBA選手にはドワイト・ハワードもいる。2023年の大会ではニック・ヤングもプレイしていたようだ。

ロバーソンは、「やっとまたバスケットボールをプレイできるようになったから、引退して次のキャリアに移る前に最後にもう一度挑戦してみようと思ったんだ。納得して終わりたいからね」と、YouTubeでレイチェル・デミタに話している。

「NBA以外の世界で、NBAとは違うスタイルのバスケットボールにトライするチャンスをもらって、ドバイの国際大会でプレイすることになったんだ。思ってもみなかった舞台だけど、今後の自分のキャリアにとっても人性にとっても素晴らしい機会になると思ったんだ」

「ここしばらくで最高の状態に見える」—レイチェル

レイチェルはアンドレの挑戦について、「とてもワクワクしている」と話す。

「長いバスケットボールのキャリアでたくさんの浮き沈みがあって、何年か前に大きなケガをしてから一生懸命リハビリをして回復して健康になったのを見てきた。ほかの選手みたいに、ソーシャルメディアにトレーニングしている様子とかをアップするタイプじゃないから、『どうしてるのかな』『まだバスケやりたいと思ってるのかな』って思ってる人がいたと思う」

「少しだけどブルックリン(ネッツ)でプレイして、昨シーズンはGリーグで少しプレイしていたけど、ここしばらくで最高の状態に見えるの。自信もついて、健康で。だから、プロのレベルでプレイすることへの挑戦はすごくエキサイティングだし、ボールが違ったりプレイスタイルが違ったりするのは新たなチャレンジよね」

アンドレ・ロバーソンのNBA人生 — ケガから復帰まで

ロバーソンのNBA人生は、2017-2018シーズン、2018年1月27日(日本時間28日)のデトロイト・ピストンズ戦で負傷して以来大きく変わった。

そのシーズンのサンダーには、ウェストブルック、ポール・ジョージ、カーメロ・アンソニーという、今となっては幻のような『BIG3』が揃ったが、開幕からなかなか噛み合わずに期待外れな状態が続いていた。

そして、3か月を経てやっと息のあったゲームをし始めた頃、ロバーソンが負傷。ポール・ジョージの負担を減らしていたロバーソンのディフェンスを失ったサンダーがコンテンダーになることはなく、ロバーソンの存在(ディフェンス)の大きさを思い知る結果となった。

ロバーソンの負傷は左ひざ膝蓋腱断裂で、必死にリハビリを続けるも、再手術をしたり練習中にまた負傷したりと、なかなか復帰ができないまま翌2018-19シーズンも全休。

2019-20シーズンは途中で新型コロナウイルスの大流行でNBAが中断する事態に陥り、最終的にNBAのコートにロバーソンが戻ったのは2020年8月1日のオーランドのバブル(隔離施設)でのユタ・ジャズ戦。負傷から2年半ぶりのことだった。

その後、2021年2月にロバーソンはブルックリン・ネッツと契約。2023年2月にはサンダー傘下のGリーグのオクラホマシティ・ブルーと契約し、コートに立っている。

「過去のつらい体験を経てやっと健康になった今、人生そのものを楽しむ良い機会にもなる」—アンドレ・ロバーソン

「ここしばらくで最高の状態に見えるの。自信もついて、健康で。だから、プロのレベルでプレイすることへの挑戦はすごくエキサイティングだし、ボールが違ったりプレイスタイルが違ったりするのは新たなチャレンジよね」

そのレイチェルの言葉に対し、ロバーソンはチームプレイについて少し触れたあとでこう続けている。

「今後の人生にとっても良い機会になるのはもちろん、とにかく人生そのものを楽しむ良い機会になると思うんだ」

「過去のつらい体験を経て、継続的な痛みの伴うリハビリを乗り越えて、痛みと戦った末に今やっとこうして健康になって、精神的にも楽になったって言うのかな」

「だから最後にもう一度、次に何が待ち受けているか挑戦してみたいんだ。良い機会だし、年齢には逆らえないからやるなら今でしょって思ったんだよ」

アンドレ・ロバーソンを支える人たち

繰り返しになるが、YouTubeのタイトルは、”He’s Leaving Me…”となっているが、実際にはレイチェルもドバイに応援には行くらしい。ロバーソンは動画内で「明日出発」と話してるのですでにドバイに着いているだろうが、レイチェルがドバイ入りしたあとには彼女のソーシャルメディアをフォローしておくと様子が見れるかもしれない。

ちなみに、2人が初デートについて語る動画も微笑ましいので要チェック。

このカップルは紆余曲折ありながらも元さやにおさまり、つらいリハビリ期間中にアンドレを支えていたのはレイチェルであることは間違いないので、アンドレの次のキャリアがどうなっても、レイチェルがそばにいてくれれば安心ではある。

そして、2013年ドラフト仲間でアンドレ(全体26位)と元チームメイトのスティーブン・アダムズ(全体12位)の何気ない愛情(ツッコミ)も、アンドレを支えているもののひとつだと思う。

もちろん、私たちファンの(とりあえずここでは私もファンに入れさせて)応援も伝わると思うので、これからもアンドレのことを見守っていきましょう!

いつかサンダーのコーチングスタッフとして戻ってくる可能性もあり?

 

 

 

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