こんばんは。
YOKOです。
このところ、ペリジョンが出てないのが気になったり、ゴームスがスーツなのが気になったり、サビートにいたってはもう出ないんだろうなあと勝手に思ってたりしてましたが(ごめんよ、サビート)、ちょっとだけ動きがありましたね。
Andre Roberson has been assigned to the 66ers.
— Royce Young (@royceyoung) 2013, 12月 3
ああ、そういえば、確かにロバーソンもそんなに出てなかったなあ、と。
彼の場合はDリーグでいっぱいプレイして、経験を積んだ方が確かにいいのだろうと思うので、これまでの若手のようにこれからの成長を期待しましょう。
アダムスがね、ルーキーであそこまでやれてるのがすごいことなんだなと改めて思いますよ。
そんなわけで、リベンジをかけた戦いの結果です!
12月1日 vs. Timberwolves (MIN) @OKC
(日本時間12月2日午前9時~)
Thunder 113 – 103 Timberwolves
ハイライト/スタッツ
サンダー寄りのハイライト
試合後のインタビュー
前回、ほんとうに惨めなくらいやられてしまったウルブズに対しても、しっかりリベンジ成功です!!そして、ホーム6連勝!
ホームで勝てることについてスコッティHCはこう言っています。
「Loud Cityは素晴らしくて大好きだよ。ファンが私たちを盛り上げてくれる。こんなに素晴らしい観客を選手たちはがっかりさせたくないんだ。そのくらいシンプルなことさ。」
※Loud Cityはチェサピークアリーナの通称。どこよりも応援がうるさいから。
そんな素晴らしいアリーナのファンに応えるべく、サンダーはこの試合でも、4Qからの追い上げを見せて勝ちました。
その立役者はKD。
なんといってもそのスタッツが、32得点(14/21)、10リバウンド、12アシスト(キャリアハイ)でトリプルダブルに加え、4ブロック、4スティールという素晴らしさなわけです。
Kevin Durant: 1st player with at least 30 pts, 10 rbds, 10 assists, 4 blocks, 4 steals in game since Michael Jordan vs Pistons, 1988
— ESPN Stats & Info (@ESPNStatsInfo) 2013, 12月 2
さらに、この『最低30得点、10リバウンド、10アシスト、4ブロック、4スティール』という記録は、1988年にマイケル・ジョーダンが出して以来、KDが初めてとのこと!!
そんな快挙を成し遂げた本人は、その記録について
「すごいことだね。」と言いつつも、
「でもあともう少しシュートが決められたら良かったかな。何回かターンオーバーしちゃったし、それで向こうにチャンスをあげちゃったしね。」などと反省してみたり。
まあ、確かにそんなミスをしたりしてたけど、でもこの試合は最初からKDの調子は良かったんだから、そんな反省はいらないのにねえ、と思う私。
そしてもう一人の立役者は、レジー!
この試合では、ラッセルの代わりに出ている時も、ラッセルと一緒に出ている時も、とにかくレジーの方が目立つ程の活躍でした(ラッセルが脇役にまわったというか・・・)。
特に4Qでは、11分の出場で、11得点(5/5!)、2リバウンド、2アシストを記録。
ラッセルのようにゴール下に突っ込んでレイアップを決めてみたり、とにかく強気で攻めていて、本当に随分と成長したなあと思いました。
レジーについてKDは、
「これからの積極的にゴールに向かって行ってほしいし、それが彼の強みでもある。今日がもうひとつのいい例さ。このところ調子がいいし、とにかく今の感じを続けてほしいと思ってるよ。」と言っています。
レジー自身は、シックスマンに値するのでは?という評価について、
「どんな役割だろうと、ただいつでも試合に出て戦えるように準備してるだけさ。(シックスマンのことは)あまり考えないようにしてるし、気を取られ過ぎないようにしてるよ。」と答えつつも、
この試合内容はこれまでで一番ではないかという質問に対しては、
「そう言ってもいいかもしれない。」と自分でも認めているよう。
また、ウルブズのケビン・ラブは、
「デュラントに加えて、ウェストブルックとジャクソンがいいプレイをすると、それはサンダーにとって全く違う原動力になる。」と話していますし、
元チームメイトのK−Martも
「リーグでも成長している若手プレイヤーで、レジーは好きな選手の一人だよ。毎日しっかり練習してるし、ラスのバックアップとしても素晴らしい。でも彼なら確実にスターターとしてもやっていけるよ。」と評価。
いやいや、確かにレジー凄いけど、著しい成長も周りの評価も嬉しいけど、どこかのチームでスターターとかできるかもしれないけど、、、
そんなこと言っちゃダメだって💦!高くなっちゃうから💦!
ちなみにそんな発言をしたK-Martは、サンダーを去って以来、今シーズン発のOKC入り。
アリーナではそれほどのブーイングなく、比較的温かく迎えられたようで(いや、もちろんブーイングしまくったファンもいると思うけど)、試合が始まる前にはラッセルと軽くハグし、試合後にはKDのところに行ってハグ、と、一応元チームメイトらしい感じも見られました。
でも、ミネソタに行ってからの彼は水を得た魚のように、OKCでは見せなかった“超”がつく程の積極性をもって、突っ込むわ、3P決めるわ、いやらしくファウルもらうわ、そのあまりの違いに空いた口が塞がらないどころか、好意的に思ってた私もさすがに嫌いになりそうな勢い。
サンダーでは存在感なくすことが多かったのに、そんなにうちではやりにくかったのか、まさかあの発言は本気だったのか、と思ったほど・・・。でも!4Qになってやっと存在感が薄れ始めました!
その理由は、お魚さんことフィッシャーのナイスディフェンスで、それについてK-Martは、
「彼は経験が長いからね。スコアラーを困らせる方法を知ってるから時々仕掛けてくるんだ。」と話し、
一方のフィッシャーは、
「彼に対してフィジカルに対応していくこと、同時に彼や相手チームにフリースローのチャンスを与えないことが重要だと思ったんだ。うまく彼を押さえられたと実感したよ。」と語っています。
そしてその裏では、スコッティHCがフィッシャーに、
「ダブルチームはダメだ。スイッチもなしだ。お前が彼をガードするんだ。彼がどこへどう動こうが関係ない。お前が彼をガードするんだ。」と指示を出していたそうで。
フィッシャーの経験値が大好物のスコッティHC、絶大な信頼が感じられますね。
まあ、実際、このところのフィッシャーのディフェンスはとても良いと評判で、今回もそれがきちんと機能して4QでK-Martがシュートミスを連発してスローダウンしたので、特に反論はありませんが。
とにもかくにも、嬉しいリベンジ達成と、ホーム連勝!
ほんとに良かったです!
さて最後に、ちょっとしたネタをシェアしておきます。
(ネタ元はこれまたいつもお世話になってるNewsOKのDarnell Mayberryの記事から)
まずはラッセルの話。
モーチークスのいない今、ラッセルのお目付役は誰なのかと色々言われてますが、どうもアシスタントコーチのRobert Packがキーパーソンかもしれない!?
試合後、ロッカールームでラッセルと二人で20分ほど話し込んでいて、それもコーチの方が主にしゃべり、ラッセルは真剣に耳を傾けていたように見えたようです。
その様子から推測して、ラッセルはRobert Packを尊敬し、一目置いているのだろうと、Darnell Mayberryは感じたとのことです。
実際のところどうなのかはわかりませんが、そんな人がいてくれるとちょっと安心だったりしますよね。
そしてもうひとつは、この試合で、ルーキーのアダムスにはまだまだとても押さえられないペコちゃん相手に、なかなかのディフェンスをしていたゴリゴリ系パークの話。
3Qに揃ってダブルテクニカルをもらった時のこと。パークがルビオにしたことが気に入らなかったペコちゃんが、パークを押して何か暴言を吐いた際、それに対していつもだったら押し返したり言い返したり、何かしらやり返すパークが、ただ静かにその場を立ち去ったらしいのですが、、、
実は試合前に、ペコちゃんは『見た目通りの強者』と、Darnell Mayberryがパークから聞いていたようで、つまりそれは、①パークにとってペコちゃんは絡むとヤバい相手であり、②そういう相手の場合は、実はやり返さない大人な対応がパークにはできるということ、なわけです。
ペコちゃんって、個人的にはパークに比べて穏やかそうに見えるんだけど、実際はけっこう強者なのねえ、と変なところで感心しました。
パークはああ見えて可愛らしいから(この試合中も自分が失敗した直後にいつものように手を叩き、さらに『くそっ!何やってんだ!パーク!』みたいな独り言を言っていたそうで)、実はペコちゃん>パークなのかもしれないなあ、と思ったり。
アダムスも、パークから誰が“強者”なのかをきちんと教えてもらって、どんなに絡まれても今のままのポーカーフェイスを保ち、そして将来的にはペコちゃんくらい得点のできるゴリゴリ系になってほしいものです。
ということで、参考記事はこちら↓
・Thunder turn it on against the Wolves, 113-103 by Royce Young
・Nuggets from my notebook from Sunday’s win over the Timberwolves by Darrnell Mayberry
・Kevin Durant’s Monster Night Puts Him in Exclusive Club with Michael Jordan by David Murphy
さあ、ホームでの6連戦を終えて、これからはロードです。
それも火、水と連戦!
1戦目の相手は、、、
12月3日午後9時~ vs. Kings @Sacramento
(日本時間12月4日午後12時~)
これは勝っておきたい試合。
油断は禁物だけど、ウォームアップ的に勝ちに行って、翌日のブレイザーズ戦に備えなければいけないのですよ!
なので、4Qからの逆転なんていうトレンドはなしにして、最初から圧倒的強さで突っ走ってもらいましょう!