グリズリーズとの対戦〜再びアリーナへ!〜

B!
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もうお昼なのに外は零下のOKCからこんにちは!寒いっ!

 

昨夜はサンダー、アウェイでバックスと対戦でした。

そしてモローがデビュー!

シーズン始まって、初めての10人体制となりました!

喜ぶレベルが昨シーズンとはかなり違うけど、まあそこは仕方ないこと。

とにかくこうやって少しずつ一人ずつ戻ってきてくれて、最後は全員でもうすんごいゲームを展開してくれることを夢見るのみ!

 

10人体制になったものの、残念ながら、78対85で試合には負けてしまいました。

最初は調子が良かったのに、次第にボールは回らなくなり、攻めあぐねた結果強引にシュートしてミスして終わる・・・という展開。結局得点源はレジーに頼るしかない状態でした。

あとはシーズンデビューのモローとパークががんばってた。ラムはシュートが全く決まらないという相変わらずの安定感のなさでした・・・。

なんとなく、それぞれがそれぞれのペースで試合運びをしている感じで、今こそやらねばならない全員バスケにはなってませんでした。

KDやラスのような、もうとにかく自分で切り開いて得点もバンバン取っちゃうよ!っていう選手がいればいいけれど、今のサンダーは個人プレイでは勝てないわけで。

等々、思うところは色々ありますが、今日の試合のことはまあこのくらいにして、私は一貫してホームでの観戦報告に徹しようと思います。

 

ということで、今回は先週金曜日(11月7日)にチェサピークアリーナで行われたグリズリーズ戦についてのお話。

もともとは、この日の試合をアリーナで観るつもりはなかったのですが、ホームでの1勝の後、アウェイでなかなか勝てないどころか、更なる怪我人で苦しむサンダーを見ていたら、いてもたってもいられないというか、アリーナに行って思いっきり応援したくなって、試合当日にチケットを買ったわけです。

悩みに悩んで、今回は初めての1階席をゲット!

日本とOKCを行ったり来たりしてる頃から、毎シーズンそれなりにアリーナ観戦してる割に(回数行ってるからこそか?)、1階席は座ったことなかったのですね〜。

いつも日本から来るサンダーファミリーが、ここぞとばかりにいい席を取るのをうらやましく見ていたけれど、たくさん行きたい私には、なかなか手が出ない金額でもありまして。

でも主力のいない今シーズンは、売りに出ているチケットの量も例年より多いし、いつもよりはお安い気がしてちょっと奮発(サンダーのチケットそのものは今年値上がりしてるけど)。

相手は結構好きなグリズリーズだし、この時点で全勝中で調子いいから、しっかり応援してサンダーの後押ししないとね!

 

そんなわけで今回の席は、101セクション、ゴール裏。

前の方の席もあったけど、それでなくてもやや観にくいエリアだし、背の低い私は運が悪いと前に背の高いアメリカンな男性が座って何も見えない可能性もあったので、敢えて傾斜があって視界が広い後ろのほうを選びました。

4Q終盤の観客総立ちの時の写真(視界良好!)

 

アリーナに着いてすぐ、今回もまた選手の練習を観に1階席へと向かいました。すると今日はサンダーのベンチ側のゴールで熊ちゃんたちが、サンダーは反対側で練習しています。

後にコートの所に立ってるセキュリティのおじさんと雑談しててわかったのは、どっちのゴールで練習するかを決める権利は相手チーム側にあるということ。

普通は大体自分のベンチ側を選ぶけど、数チームはサンダー側を選ぶらしく、熊ちゃんはそのひとつ。何か特別な理由でもあるのかしら?

この時に反対側で練習してたサンダーの選手はモローただ一人。

ってかモロー?もう大丈夫なの?今日はまだ出れないって聞いてたけど・・・。

そんな私の疑問をよそに、モローは黙々とシュート練習。しばらくして練習を終えると通路で待っていたファン一人一人にサインをし始めました。おおお!モローも丁寧なファンサービス!

私も急いでそのファンの中に紛れ込んでみました。今回はとりあえず、プログラムにサインをもらおうと。でも、めくってもめくってもモローのページが見つからん!

もうすぐそこにモローが、、、ええい!時間がないから表紙でいいや!

ということで、もらったモローのサインがこちら。

ちなみにサインをしてくれている時に、疑問だったことを聞いてみました。

“Are you playing tonight?”

返事が来ないのを覚悟してたけれど、

“No, I’m not playing tonight.”

と、顔を上げて答えてくれたモローさん。

それだけで、なんやモロー、ええやつやーん!と思う単純な私。

この後、前回も登場したMさんの娘さん効果で、通路を通ってロッカールームに戻ろうとするモローと握手することもできました!

さらに、モローの後から練習に出てきたニック・コリソン

彼も練習終了後にファンサービスを開始。

私も列に加わって、今度こそ、ニックのページを開いて、ただひたすらに来てくれるのを待ちました。

隣まで来ましたっ!

そしてニックからもサインをもらいましたっ!!!

ピンぼけだけど・・・

証拠写真はMさんが後ろから撮ってくれました(ありがとう!)

さすがに緊張して、ニックには何を言っていいかわからなくて、でもシーズン開始から3Pの調子が良かったので、”Good luck with 3P!”とかなんとか、聞こえたかどうかわからない声で伝えました。

ニックはその後も、これまたすっごい丁寧なファンサービスを続けてました。サインだけじゃなくて、一緒に写真を撮ってもらうファンが本当にたくさん。それにひとつひとつ時間をかけて対応していたのが好印象。

そして一通りのファン対応を終えると、走ってロッカールームに向かったのですが、その時点でまだ一番前に立っていた私はまたもや、ハイタッチとかしてくれないだろうかと、左手をまっすぐ前に出してみたのです。

すると、ほんとに軽くだけど、指先をパン!と触って行ってくれたニック!!嬉しくて超興奮ですよーーー!

もう、モローもニックもサンキュー!!今日も頑張って応援しちゃうよー!

と、またもや試合開始前から盛り上がった私なのでした。

 

そして肝心の試合の方はといえば、89対91で惜しくも負け。

でも、正直この時点で無敗の熊ちゃん相手に、もしかしたらぼろ負けしちゃうんじゃないかと心配もしていたのに、引き離されることなく最後まで粘り強く戦って、最後はちゃんと逆転もして、いやいやいい試合でした!

もちろん、最後のニックの5セカンドバイオレーションがなければ、とか、皆がフリースローをもっとちゃんと決めてれば(30%切ってるのよ、サンダーなのに!)、とか、たらればは色々ある。

プレイオフに行くためには勝利が大事なのはわかってるけれど、アリーナにいて思ったのは、今回もまた、「ありがとう、サンダー!いいゲームだったよ。」という感謝の気持ちだったのですよ。

アリーナってほんとに不思議な空間です。

 

ちょっと写真も。

練習中のザック

ティップオフ!



 

そうそう、もうひとつ書いておきたいエピソードがあるんだった。

私が座っていたのはサンダーベンチに近いゴール裏で、ほぼ100%サンダーファンのサポーター席みたいなものです。

が、そこに少なくとも3人の熊ちゃんファンがいました。一組はカップルで私より前の列に、そしてもう一人は、あろうことか、私の隣に!

カップルも、サンダーファンとは真逆のタイミングで喜び立ち上がり、グリズリーズのタオルを振り回して目立ってましたが、隣に座った彼は、一人でも気にせず臆せず、そのカップル以上に大きな声で熊ちゃんを応援しまくってました。

もちろん、彼の周りはすべてサンダーファン。熊ちゃんの活躍に彼が声を上げる度に、皆が彼の方を向きます。でもあまりに素直に応援してるので、そのうちに皆が彼に話しかけ始め、なぜか和やかな雰囲気になっていきました。

かくゆう私も、試合前も試合中も試合後も、かなり色々話しました。

本当に憎めない熊ちゃんファンの彼↓

彼の名前はジョナサン。アーカンソー州出身でグリズリーズファン。今はオクラホマ州との州境にある街に住んでいて、車で6時間かけてメンフィスに行くよりも、3時間でOKCに来た方が早いということで、サンダーファンの友達と応援に来たそうです。

私もグリズリーズは好きなチームのひとつだし、熊ファンはいい人っていう印象を持ちました。

そして熊ファンの彼がそこにいてくれたおかげで感じたこと。

サンダーファンは温かい。

サンダーの負けが決まった試合終了後、彼の存在に気づいていた彼の周りの多くのサンダーファンが、自然と彼に歩み寄り、握手をしたり、ハグをしたり、”Good game!”と声をかけたり、と、彼を改めて温かく迎えていたのです。

それはそれはすごくステキな光景で、心があったかくなりました。そして私はまた、サンダーファンであることを誇りに思ったのでした。

 

そして最後に・・・

試合も気になるけど、ベンチも気になる今日この頃じゃありません?

毎回立ち上がってウロウロ、足大丈夫?とこっちが心配になるKD

ラスの隣に座って楽しそうな二人

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