こんばんは。
YOKOです。
昨日のクリッパーズ戦での乱闘事件、その後バーンズが罰金$25,000を課されたようですね。
Matt Barnes fined $25K for failing to leave court in timely manner and using inappropriate language on Twitter, the league announces.
— Royce Young (@royceyoung) November 14, 2013
ツイッターでの例の“不適切な発言”が問題にもなったようで。
まあサンダーには絶対来ないタイプのプレイヤーだと思うのでいいんですけど、一応コトの顛末を報告です。
で、一方のイバカは、特にそれ以上のおとがめなしで、今日の試合にも出場。
ってことで、サンダーにとっては連戦となった、本日(現地時間11月14日)、アウェイでのウォリアーズとの対戦結果です!
11月14日 vs. Warriors (GSW) @Oakland
(日本時間11月15日午前11時半~)
Thunder 115 – 116 Warriors
ハイライト/スタッツ
サンダー寄りのハイライトはこちら。
サンダー、悲しい2連敗・・・。
でも今日もまた、ドラマのある熱い試合となりました。
ここまでの2試合、ラッセル退場、イバカ退場、と、サンダーにとって凄く大きな試練があり、その試練をどう乗り越えるのかを試されているようなゲーム展開でした。
そして今日も、試練はやってきたのです。
とはいえ、今日はなかなかのスタートを切ったサンダー。
ウォリアーズお得意の3Pに手こずってはいたものの、こっちも負けずにシュートが決まりまくっていて、互いに点を取り合う、観ていて楽しい前半でした。
サンダーの重要課題となっている3Pも、ウォリアーズにつられるかのようにいつも以上に決まり、「ラム!ターボ!イエイ!」と喜んでいた私です。
ただ、2Qの終盤は、競っているとはいっても、サンダーは今ひとつ流れに乗り切れておらず、ウォリアーズは得意の3Pをバンバン決めていて、どうにも相手に勢いがあるなあって感じでした。
そして後半になると、や〜な予感は現実となり、完全にウォリアーズのペースに。
外に振られ、インサイドに入られ、とにかくディフェンスが後手後手で、全然止められないサンダーは、オフェンスでもちっとも自分たちのペースが取り戻せず、パスがまわらなくて、ラッセルがただただ突っ走るという状態。
KDのシュートの調子も後半からガタ落ちしてたせいで、ラッセルが『俺がなんとかしなきゃ』モードになってた可能性は否定できません。
ディフェンスでも、アダムスにはまだスターターは荷が重いようで、前回同様スピーディな展開にはまだまだついていけず、結局コリソンに頼らざるを得ない状況でした(アダムスにできないのにサビートには期待できるわけもなく)。
シュートも決まらない、リバウンドも取れない、カリーに振り回されて見る見る点差が開く・・・
そんなフラストレーションの溜まる展開の中、なんと、KDが3Q終わりに4ファウル目!ファウルトラブル発生です。
困る!4QにKDがいなかったら負けちゃうじゃん!勝ちようがないじゃん!
ラッセルとイバカの次は、まさかのKD!?
そう思った瞬間に私が思わずツイートした言葉。
ここ3試合はサンダーにとって何かのテストのようだ。ラッセルいなくなったら、イバカいなくなったら、KDいなくなったら、さあどうすんの?って試されてるような。若手がステップアップするしかないんだよ。これはテストなんだよ、きっと。この経験を踏まえて強くなるんだよ。
そう、そして続く4Qに、そんな試練に立ち向かうような熱いドラマが待ち受けていました。
ファウルトラブルにも関わらず、スコッティHCがKDをベンチに下げなかったことで、開始早々にKDが5つ目のファウルをもらい、後ひとつでファウルアウトというピンチ。
ってことで一旦下げるも、どうも調子が上がらないのでKDを戻すと、KDが意地の3Pを決めます。
とはいえ、ファウルトラブルのKDが、どうしてもディフェンスが弱くなってしまうところをウォリアーズに利用されてしまい、そう簡単には追いつけない状態。
それでもサンダーは諦めることなく食い下がり、ターボが3Pを決め、イバカがナイスブロックにリバウンド、その上レイアップ(and 1)と続き、さらにレジーがレイアップを決めるなど、とにかくみんなでKDのピンチをサポートし、一気に2点差まで追いつめます。
そして、残り10秒からの、このプレイ!
KDからパスを受けたラッセルは、躊躇することなく3Pを放ち、それがきれいにリングの中へ・・・!!!
もうこの瞬間、私、泣きましたよ。
勝ちを確信して喜んだからじゃありません。
最後まで諦めない、サンダーのその気持ちのこもったプレイに感動して。
今日も正直思ってました。
相手に流れを持ってかれて、どうにもこうにもサンダーのゲームができていないとき、ああ、これはもう手がないのかな、止められないのかな、どうしようもないのかな、と。
それが残り5分から、13点差をひっくり返す、あのサンダーらしい戦い。それもKDに頼ったわけじゃない、どちらかというとKDのピンチを救う、みんなの戦い。
特にイバカは昨日のうっぷんを晴らすかのように、オフェンスとディフェンス両方で大活躍し、27得点はキャリアハイ、13リバウンド、3ブロックのダブルダブル。
途中存在感が薄れた印象だったレジーも最後の最後、こういう場面にほんとうに強くなって貢献度大。
ずっと3Pが入らず密かに悩んでいた(と思われる)ターボも、今日はここぞという時に決めてくれました。
そして、今日も変わらぬ戦闘モードで、逆転の3Pを決めてみせるラッセル(ちなみに31得点、9リバウンド、5アシスト)。
その時のプレイについて、ラッセルは
「勝ちにいくつもりだったよ。引き分けにしようなんて思ってなかったさ。」と言い、
KDは、
「ラスは大勝負に強いんだ。今夜はずっとそうだった。ボールを放した瞬間、入る気がしたよ。」と語ります。
さらにKDは、
「コーチがタイムを取らずに、そのままプレイをさせる判断をしてくれたのが良かったんだ。」と続け、それに関してスコッティHCは、こう話しています。
「ああいった場面で、タイムを取らずに攻撃ができるようなチームになったんだと思う。ケビンに攻撃のチャンスはあったが、しっかりガードされていたから、KDはラッセルにパスをし、ラッセルはあのビッグショットを決めた。あれこそがリーグトップの選手がするプレイだよ。」
まあ結果的には、『うわぁ〜っ!』って感動してる間にタイムアウトになり、残り2秒の最後のウォリアーズのプレイで、イグダーラにブザビを決められて、逆転負けしたんですけどね。
テンションマックスから、ガーンとショックを受けた人も多いかと思いますが、私はそのがっかりの気持ち以上に、そこまでのドラマが感動的過ぎて、本当にいい試合だったなあと、いいもの見せてもらったなあと、なんだかほんわかしておりました(変わり者?)。
だって、毎試合毎試合、各選手の、そしてチームの成長が見れているのが嬉しいのです。
負けていても追いつける、底力をつけてきたのが嬉しいのです。
応援する側の私が諦めかけたときに、諦めない気持ちを熱いプレイで見せてくれた、それがとても嬉しかったのです。
負けはしましたが、素晴らしい試合でしたし、サンダーはまだまだ伸び盛りでこれからだ!って思わせてもらいました。
気持ち的には、”I’m so proud of Thunder.”
サンダーが大好きだ!って心から思えたんで、今日はそれでよしとします。
参考記事はこちら↓
・Andre Iguodala crushes souls as the Warriors top OKC, 116-115 by Royce Young
・OKC Thunder: Golden State sinks Thunder on last-second shot by Darnell Mayberry
・OKC Thunder notebook: Thunder looking to patch up perimeter defense by Darnell Mayberry
・Game Recap: Thunder at Warriors by Nick Gallo
そうは言っても、負け続けてはいられません。
ロード最後の1戦は勝ちましょう。
次の試合は、
11月16日午後7時半~ vs. Bucks@Milwaukee
(日本時間11月17日午後10時半~)
えーっとどんな選手がいるのか、どんなチームなのか、まったく知りませんが、悔しい思いは勝って晴らす!
Let’s Go Thunder!!